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Profunda bluo 発売記念座談会 前編


北海道白老町にて行われた、evylockのメンバーによるCD発売記念の座談会(COVID-19の脅威にさらされる前)。

その模様をテキストに起こしました。

evylock愛、メンバー愛に溢れる酔っ払いの男たちが語るアルバム制作秘話をどうぞ。


Koki(Vo.):はい、乾杯!

一同:かんぱーい!

Ishida(Gu.):タクヤのドッキドキ!イチオシ!(勝手にコーナー立ち上げ)

Hashizume(Gu.):はい、はじまりました!このコーナー。今日は、札幌市から叙情系ハードコア、いぇい!オルタナティブ・ハードコアバンドのevylockが来てまーす!いぇい!

一同:いぇーーい!

Hashizume:では、まずはメンバー紹介を

Oikawa(Ba.):ベースの笈川と申します。よろしくお願いいたします

Ishida:ギターのタクヤ・フルシアンテです

Hashizume:そして、ギターのですね。わたくし橋詰です

Ace(Dr.):ドラムの髙橋です

Ishida:ジョン・タカハシですw

Koki:同じく、ボーカルの髙橋です

 -アルバムコンセプトは?

Koki:コンセプトは、うーん。エスペラント語で「深青」、深い青ってことで。「プロフゥンダ・ブルーオ」です

 -その間もIshidaは、受話器片手に注文に余念がない。

Ishida:あとねぇ、カラスミを2つ。うん

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 -ここからメンバーによる、全曲解説がはじまる。


 -1曲目、「Start here」

Hashizume:半澤さん(前任のGu.)が考えたフレーズを、時を経て大学の後輩の僕が弾くという・・・運命ですね

 ※evylockは、Ace以外、主要メンバーは常に酪農学園大学の音楽研究会と軽音の出身である。

Oikawa:これ僕が入ったとき(2011年)に作ってた曲ですよね

Hashizume:ギターのリフ、ダイナソーJr.意識したよね?

Ishida:うん、意識した

Hashizume:Start hereは原曲難しすぎて、半澤さんの手首のスナップが早すぎて再現できなかった。あのジュクチュチャーチャチャ・・・

Ishida:刻みって概念が、我々ないんだよねw

Hashizume:半澤さん、学生時代に家の前通り過ぎると、2階の窓から「トゥクトゥッツトゥッツ・・・(ギターの早弾き音が聞こえる)」って、もううわさになってましたもんw

Ishida:俺、半澤さんと同じ大家さん

Ace:知らんがなw

Oikawa:僕入ったとき(Start here)作ってて、最初のスタジオでどんな感じでベース作ったらいいですかってKokiさんに聞いたら、

「深海から這い上がってくるようなベース作って♥」

って言われて、震えあがりましたよ!要求がやばいっ!てw

一同:爆笑

Ace:この曲、平松くん(may silence prevail us)が入ってくれて、すごい良くなったと思う

Hashizume:この曲、ライブでやったらやっぱあがるよね


 -2曲目、「Dis love song」

Hashizume:これ、Ishidaが作ったんだよね。DCハードコア、サンディエゴ・・・

Ishida:ってみんな言うけど、俺音楽聴かないからね!w

Oikawa:一番、evylockっぽくない気がする

Hashizume:REC当日の行きの車で、Drive like Jehu聴きながら、あぁもうこれに決めた!って感じで。サビは、ロックマン Xの風のステージを意識してw

 -この間に、ビールから日本酒へ。酒がどんどん進む。

Hashizume:これ、Dis love songってどういう経緯でついたんですか??

Koki:不条理な世の中に対してのLOVEかな

Hashizume:Aceさん、普通の8ビート叩くと凄い疾走感あって良いですよね(べた褒め)

Hashizume:曲作りに関して、Ishidaは家でじっくり作ってくるタイプ。僕は、その場で全部はっ!!て思いついたら出しちゃうタイプ


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 -3曲目、「Aoi michi」

Hashizume:まずは、イントロのドラムのフィルですよね

Oikawa:この曲は、このメンバーで一番最初にできた曲です

Ishida:だから、意外とまとまってるんだよね

 -イントロのドラムのフィルが始まった瞬間、みんなエアードラムをはじめる。

Hashizume:青いっすよね、音像が

Hashizume:さわやかっすよね、口あたりが(ん?日本酒のこと??)

 -この後、ひたすらみんなでお互いのパートを褒め合う。

Ishida:(ボーカルに合わせて)「天を仰ぐ!」

一同:爆笑

Ishida:俺、evylockの練習2回目でこの曲持って行っちゃって。なんか楽しくなっちゃって。あこがれてたから

Hashizume:(最後のパートに関して)ここがこんなに長く採用されるとは思わなかった

Ace:ここ、みんな一発(録り)だよね!俺、それが良いと思って

Oikawa:これベースのフレーズ、音的にはアイアンメイデンの「The Number Of The Beast」なんですw

Koki:俺これ聴いたときCave inだと思った。ずっとこういうの作ってみたかったんだ

Ishida:これ凝ってるのが、大サビは6/8なの。で、途中で5拍子になってから8ビートに戻るんすよ。

Hashizume:これ実は、2個のディレイを個別に発信させてるんすよ

一同:爆笑

Hashizume:これ、タイトルの由来は、やっぱ曲のイメージからですか??

Koki:うんそうだね、新しいメンバーではじめて作った曲だから、次の道筋だと思ったし。あとは、ローマ字で「Aoi michi」と表記している理由は、前任のGu.のOnomichiの"michi"なんだよね。

一同:おぉーーーー!やべぇ、泣けちゃう

Koki:Onomichiが気仙沼いっちゃったけど(現在、気仙沼市でスタジオプロジェクト運営中)、そのあとをみんなで歩くぞっていう意味かな

Ace:それなんでもっと早く言ってくれなかったんすか!??

Hashizume:これ、青い感じの曲じゃなくて、もっとハードコアの感じの曲だったら「Aoi michi」じゃなくて「己道(おのみち)」とかになってたってことすか??w

Koki:そうだねw

Oikawa:(ちなみに)Onomichiさんって、苗字、小野さんですからね・・・

Hashizume:(ずっとオノミチだと思っていた)・・・えっ!??

Ishida:歌詞の最初に「あおーいっ!」って言ってるじゃないすか

Koki:「青の」だね

Ishida:あ、「青の」か。いや、あれがいつも「Bono!」に聴こえるんすよ!w

Hashizume:U2??

Ishida:「美味しい!(イタリア語)」ってほうw

Ishida:「Bono!オリザ!」って

一同:爆笑


 -4曲目、「星めぐりの歌」

Hashizume:僕はじめて二胡聴いたのが、Do As Infinityの曲で・・・

 -このタイミングで、謎にお腹を出すIshida

Ace:なんで出したの!?なんのタイミング!(怒)

Ishida:なんか手持無沙汰で・・・

一同:爆笑

Ace:(feat.した景山さんの)このアコギの音、すごい良い。心地いい

 -星めぐりの歌にちなんで語りだすIshida

Ishida:俺ね、実はちょっとね。すげぇ、実は星座もちょっとかじってて・・・

おれ、空みて、オリオン座感じる人なんすよ

 -ここからIshidaの星座解説がはじまる。

Koki:(歌詞が2番になり)これ、俺が歌ってるの

Ace:わかんない!

Ishida:これねぇ、(Kokiさん)らしくないっすね

Hashizume:新たな可能性のひとつですよね

Ace:俺もすごい感じた!それ

Ishida:おれ、歌ありだなって

Koki:(歌い方に関して)俺、(力を)抜くっていうこと覚えたんだよね・・・

Ishida:なんすか!?AV!??

一同:爆笑

Hashizume:徳永英明ばりに抜いてますもんね

Ishida:つーことは、次から俺らCafeライブできるってことだ

Koki:(景山さん、凜子さんとコラボして)勉強になったよね、色々

Ace:せっかく音楽やってるんだから、出し切るだけが音楽じゃないよね


酒もまわり、酩酊状態でつづく




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