見出し画像

ごっこ遊び

5歳と2歳(明日で3歳)の子を持つ親です。

最近、むすめたちが「ごっこ遊び」をせがんできます。

一緒にお風呂に入っているのですが、そのときに決まって

「ねぇ、ぱぱ、レオナルドね」

画像1

これが、私、レオナルド・ダ・タカハシでございます。

そうです、我が家ではなぜか「ミュータント・タートルズ」のごっこ遊びが大流行りしています。

プリキュアではなく、タートルズです。

このごっこ遊び、困ったことにタートルズ(亀のキャラクター)が4匹います。

レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロ、といずれもルネサンスの巨匠の名を冠した亀たちなのですが、私はその全キャラクターを演じさせられます。

「どれか、一匹でいいじゃん」

とお願いしても、

「ダメ!パパはぜんぶやるの!」

と言われ、声色を変えないと怒られますw

ちなみに長女は、きまってエイプリル・オニール(タートルズのマドンナ的存在、映画では美女ミーガン・フォックスが演じており、完全にその影響だと思われ)。

次女は、アナ(と雪の女王の)、ポムポムプリン(サンリオ)、マリーちゃん(Disneyの猫)、そしてなぜかベビーヨーダ(STARWARSマンダロリアン)と気分でキャラが変わるようです。


子どもたちにとって、ごっこ遊びとは「想像力」を育む大事な場です。

自分がそのキャラクターになりきって、目の前の世界とは違う世界を見て、その世界の住人になる。

私も子どもの頃、ごっこ遊びが大好きでした。

ちょうど、聖闘士星矢やドラゴンボールが流行っていた時代だったので、

近所の空き地(今はあまりないですよね)や原っぱで、友だちとキャラクターになりきって演じていました。

本気で、

「かぁめぇはぁめぇーーーーーー派ぁぁぁぁ!」

「ダイアモンドォォォーーーーーダストォォォォ!!」

とか叫んでました。

技を受ける時も全力でしたね。

「ヴォォォォ・・・・・」・・・・ばたっ、

みたいな。


だから今、私は風呂場で、もしくはむすめを寝かしつけるまで

タートルズになりきらなければいけないのです。

でも、悲しいことに、齢40歳になると、想像力の貧困化が顕著であります。

風呂場が、風呂場にしか見えません。

ちなみにむすめには、海に見えたり、タートルズの住んでいるNYの下水道の基地に見えたりしているようです。


今は、私の好きなタートルズのおかげで、ギリギリ助かっていますが、女の子全開のキャラでのごっこ遊びとなると、いよいよ自信がありません。


世のお父さん、お母さんは、どうやってこの難局を乗り越えているのでしょうか。

父として、子育ての悩みは尽きません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?