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時代に左右されない最強のスキル!?マネジメント能力とは!

どうも大学生個人事業主のkokiです!

今回のテーマは”教育”、”ビジネス”、”恋愛”など人間社会におけるすべてのフェーズに関わってくるであろう

マネジメント

についてのお話をしていきます!


みなさんは生きている中で

マネジメント

という言葉は必ず聞いたことがあるでしょう。

しかし多くの人はマネジメントは上司や上のクラスの人が後輩や目下の人に教えることをマネジメントだと勘違いしがちです。

それはマネジメントとは言いません。


平社員だからマネジメントなんて関係ない。

なんて思っている勘違い野郎はこの記事を是非読んでいただきたいです!


ここで断言しておきますが

マネジメント能力は老若男女立場問わず全ての人間が必要な力です!!!


前置きが長すぎると読むのも憂鬱になると思うので最初に結論を言っておきます。

マネジメントとは人を活かすこと


人を活かす能力はどんな人であれ人間社会に生きる私たちにとって持っておかなければならない力です


これは単に「教える」というような一方通行な事象とは異なり

自分と相手の双方がwin-winな関係になるなこと

を指します

上司にだって弱みと強みがあり、それらを部下とお互いに補い合い、組織として最大の成果をあげることがマネジメントなのです

これを聞くと会社の上司や部下、取引先、恋人や友達などなど様々な対人関係のなかで重要な能力だと思いませんか?


でもマネジメント能力が必要なのはわかったけれど、今新入社員の方や部活のマネージャーなどが実際どのように活かしていけばいいのか気になりますよね?

それでは2009年岩崎夏海さんにより出版された”もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら”通称「もしドラ」の本の内容も踏まえてマネジメントについて考えていきましょう!!


最初に言っておきます

以下がお伝えしたいことの全てなんですが

大前提は”マネジメントとは人の強みを活かすこと

そして組織をマネジメントするために、人を活かすために

絶対に言ってはいけないNGワードがあります!それは

「いいから、やれ」

「なんとなくうまくいかないと思う」

の2つです



まず大前提の”マネジメントとは人の強みを活かすこと”についてですが

みなさんが知らないor気づかないふりをしていた衝撃の事実からお伝えしますと

よく経営者の方達に

「人は宝、組織にとって人材こそが最も重要な資産」

なんて言われてると思いますがこれは半分本当で半分嘘なんです!


というのも人材というのは大事な資源ではあるんですが

同時に”厄介な費用”にもなります

ドラッカーの「マネジメント」という本の一説では

人は弱い

悲しいほどに弱い。

問題を起こす。

手続きや雑事を必要とする。

人は費用であり、脅威である。

と記されています

たしかにこれは紛れもない事実ではあります

だからこそドラッカーは

マネジメントがめちゃくちゃ大事

だと言っているのです


”マネジメントの本質はあらゆる人間の弱みを中和させて強みを発揮させること”

なのです


「多くの人が集まっている会社でもダメダメで悲惨な結果になってしまう」or「想像もつかないくらいの成果を残せる」

かは全てマネジメントにかかっているというわけです!


ここで理解しておいていただきたいことは、

費用にしかならないダメダメな人間

資産側決定の上級国民

は生まれた時からすでに決まっているわけではないということです

そうではなくて

”目の前にいる人間が費用側の人間になるか資産側の人間になるかはあなたのマネジメントにかかっている”

ということなんです!

これが正しい認識です


それではここからもっと具体的なマネジメントでやってはいけないこと

あるいは積極的にやるべきことの具体的な話に移りましょう!

絶対に言ってはいけないNGワード

「いいから、やれ」

「なんとなくうまくいかないと思う」

の2つについてそれぞれ詳しく解説していきます


①「いいから、やれ」

なぜこの言葉を言ってはいけないのかというと

人に仕事や頼み事を依頼する時は必ず

”その仕事がどれだけ重要なものか、どんな意義のあるものかを心から理解してもらう必要がある”

のですが、「いいから、やれ」の一言はその基礎中の基礎の相手に理解してもらうという工程が一切ないまま押し付けてしまう言動だからです。

そんなんでは任された方は生産的な仕事ができるわけがありませんよね。

では逆にどうしたらよいかというと


言語化”です!


相手に、この仕事はとても重要なんだと思わせるために本質的にどんな価値があるのかを言語化してから仕事を依頼すればいいんです!

もっと具体的に言えば

今から依頼する仕事の”お客様は誰”でそのお客様に”どんな価値を与える”のかを説明すると、依頼された側も重要性に気が付くということです


例えば高級車の代名詞「ベンツ」を具体例にすると

ベンツを購入するお客様は

「高級車に乗っていると思われたい」

「お金持ちだとアピールしたい」

という方が真のお客様になります!

そしてベンツが生み出している本質的な価値はお金持ちであるという

ステータス

になります

だって車という単なる輸送手段を手に入れるだけであればベンツより安くて乗り心地が良くて壊れにくい車なんて他にもっとありますよね

それなのに異様に高いベンツの車を購入する行為はお金持ちであるステータスがお客様が求める真の価値なんです

ベンツが生み出している価値は輸送手段ではなくステータスなのでベンツのライバルはトヨタや日産ではなくダイヤの指輪や毛皮のコートやタワーマンションのようなステータスの象徴であるということなんです


これを本書に書いてある高校野球に置き換えると

真の”お客様”は

選手たちのプレーを見にきてくれる”観客”で

その方達に”提供できる価値”は

”上手なプレーによる感激や甲子園に出場する感動”です


そこで部員に

「僕たちは観客、親、周りの人たちに大きな感動を与える仕事をしている!」

という認識を与えて

「自分たちはどこまで勝ち進まなかればいけないのか」

「そこのレベルにいくための練習メニューは何をしたらよいのか」

を部員自身で考えてもらいます

「どんな戦術や戦略が必要なのか」

を監督に考えてもらいます

すると部員も監督も自分たちがやっている仕事は非常に価値があるものだと理解してくれるので

強制なんてしなくても自発的にそれぞれの仕事に取り組むようになっていくんです


したがって少し具体例が長くなってしまいましたが結論、大事なのは

言語化

なのです


マネジメントを意識するなら

「単純な資料のコピー」や「エクセルにデータを入力する」

などの仕事にだって上司から指示された業務という以上の価値があるということを理解させてあげてください

”この仕事が最終的に、どんなお客様に対して、どんな価値を生むことになるのか”

を明確にしてあげることがマネジメントの出発地点なのです



それでは次に2つ目のNGワードについてです

「なんとなくうまくいかないと思う」

なぜこの言葉を言ってはいけないのかというと

主観的、短期的、ネガティブなフィードバック

だからです!

ただのその人の独断と偏見の中で、何を失敗とするか明確になってもいないのでネガティブな発言となってしまい相手の意欲を削ぎ落としてしまいます


ただ”大前提フィードバックしないのが1番最悪です”

良い内容であれ、厳しい内容であれ、必ずフィードバックはしましょう!

その中で”良いフィードバック”というのは

仕事の本質的価値に沿っていて、長期的視点を持ちながら行われるもの

です


これに関しては具体的に説明するのが困難なので本書のエピソードをお借りすると

万年補欠の正義(まさよし)という人物がいます

この正義は

”野球はめちゃくちゃ下手なんですが練習メニューを考えるのが非常に得意な選手”

です

その強みを活かして野球のプレイヤーから練習メニューを考える男子マネージャーとして活動をはじめます

正義は自分たちが提供する価値は甲子園にでて多くの人を感動させることだとしっかり理解してます

そのために自分が1番貢献できるのは練習メニューをつくることなんだと心から理解して自分の仕事に積極的に取り組みます


ただ積極的にたくさん考えてたくさんアイデアを提案するので、中には微妙なアイデアもあってんですよ

そんななか、ドラッカーの「マネジメント」を読んだ主人公の女子マネージャーは微妙なアイデアに対して

”主観で否定することはなく”

”ポジティブに考えて”

できるだけ正義のアイデアを実現できるようにお手伝いをするような行動でもってフィードバックをしました

なぜ女子マネージャーは全てのアイデアに対してポジティブなフィードバックをしたのかというと

彼女は急に野球部のマネージャーをやりはじめたので

正義のアイデアが

”良いのか悪いのか感覚的にしかわからなかったから”

です

ただ彼女は野球のことは全然わからなかったのですが

正義が「野球部が提供すべき価値や自分がどんな仕事をするべきか心から理解していること」だけはわかってたんです


なので細かいことは気にしないでポジティブに正義の背中を押すことだけに注力しました

もしかしたら失敗するかもしれないと思いながらも

正義が野球部が提供すべき価値や自分がどんな仕事をするべきか心から理解しているので

短期的な失敗も長期的にはこの部活の財産になると考えて背中を押し続けたのです


その結果どうなったかは本書を読んで確認していただけると嬉しいので今回は省略しますが

ドラッカー本人も本のなかで


成果が百発百中であがることなんてありえない

間違いや失敗をしない者はありえない

そんな奴はくだらない仕事しかしてない奴である


と語っています

つまり正義が甲子園にいってお客様を感動させるという

明確な目的と意欲

があり、大きな目でみてその成果に近づいているならば

細かい失敗なんかでチャンスを取り上げるのはナンセンス

であり、失敗は生まれる前提でサポートしてあげることがマネジメントなんです


ここで間違ってはいけないことはなんでもかんでもポジティブなフィードバックをしてはいけないということです

”大事なことは成果を重視してフィードバックする”

ということであります

提供する価値、ゴールに近づいているならばポジティブなフィードバックをすればいいのですが

ゴールや成果に近づいていない場合は厳しいフィードバックをしてあげなければいけません


部活でも会社でもプロセスをちゃんと見てあげるのは大変良いことですが、

”評価は成果を見て行うべき”なのです


”努力、技術の習得自体が目的になっている仕事は組織において害悪”

でしかありません

例えば会社で

「結果は出なかったけど残業して頑張っていた」

「成果に繋がったかはわからないけどテクニックは一流だからボーナスをあげる」

みたいなフィードバックをしていると組織は光の速さで崩壊していきます

フィードバックする時には

”自分の好みや偏見を徹底的に排除して長期的な視点と成果の2点を徹底しないといけない”


以上の2つの内容をまとめると

”マネジメントは相手に仕事の本質的な価値を言語化して伝え

仕事の本質的価値に沿っていて

長期的視点を持ちながら成果を重視してフィードバックすること”

となります


それではこの記事を読んで自分たちの日々の言動を思い出してみてください!

ずっと自分はマネジメントをしているのだと思って接してきたつもりでも

相手にとっては全くマネジメントになっておらず

成果に結びついていないことはありませんでしたか?


もしかしたら

知らぬうちに自分が他人をダメな人間にしてしまっていたかもしれません。


ただ今回何か一つでもみなさまの生活に活かせるようなものがございましたら今後実践してみてください!!


それではこれでみなさんもマネジメントに関してのご理解が十分深まったかと思うのですがもっとマネジメントを深ぼって

”そもそも自分自身をマネジメントしましょう!!”

今までの内容は、組織に所属する人にとってマネジメントは不可欠だというお話をしてきましたが、もっと言えば

”組織に所属していなくてもマネジメントは重要”

なんです!

「なんか今日はやる気でないな〜」

なんてほざいてる人は他人は愚か、自分自身すらマネジメントできていないのです

自分の仕事がどんな本質的な価値を提供しているのかをわかってなかったり

長期的に見れば自分にとってプラスになることがわかっているにもかかわらず

「失敗するかもな〜」

と踏みとどまってしまったり


成果なんて関係なくとりあえず

「今日は深夜の12時まで頑張ったしいいや!」

なんて自分に対して悪いフィードバックをしてしまっていたり


こんなんでは一緒に働く同僚や部下は愚か、自分もマネジメントできていませんよね?

しかも生産的な活動ができるはずもありません!


なので最初は自分自身をマネジメントすることからはじめてください!

自分をマネジメントして自分の強みを最大限に発揮することができたら次は組織をマネジメントし成果を上げ最強のマネジメントマスターになってください

人を輝かせる能力さえあればそれ自体がその人の成功であり

人に輝いてもらったら自分がその恩恵を受けることができますし

可能性無限大の力なんです!


マネジメント力は時代に左右されない最強のビジネススキルだと僕は思っています!


少し余談ですが、僕は「失敗」という言葉が大嫌いなので

部分的成功

と言っています!

みなさんもマイナスなイメージの言葉からプラスの言葉に変換する力をもつだけで見える世界が格段にかわりますよ!

そしてなによりも自分自身への鼓舞にもなります!

それではみなさん今回もご静聴ありがとうございました!

See you again!!!

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