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【社労士勉強記録】短期集中型の私の勉強のしかた、忘却との戦いの記録

前回の記事は、試験が終わった後の1つ目の記事としてさっさと何か書いておきたく、時間とお金という数字だけに着目して書きました。

(さっさとと言いながら、実は推敲に時間をかけたのはナイショの話。)

(もともと言語化するのが大の苦手で、苦手克服のためnoteを始めたのもあり…そんなに読まれないよと思いつつ公開するたびドッキドキなのです…。)

今回は、じゃあ実際何をどう勉強したの?ということを書きたいと思います。

前提として①(この記事について)

あくまで私個人の人生の中でもわりと頑張ったんじゃないかなーと思える経験を記録に残しておきたくて書いているものです。
もしかしたら部分的に参考になるやり方はあるかもしれません(あったら嬉しいです)が、このやり方が合格法だ!みたいなことを言うつもりは一切ありません。
どういう勉強のしかたが合ってるかは人それぞれなので…。
結果的に受かってよかったねというだけだと思ってます。

前提として②(私はこんな人)

試験勉強にまつわる「私ってこんな人」

試験勉強は嫌いじゃない

▶︎ゴールさえ決まれば、それに向かって計画立てて走り抜くのは嫌いじゃない。
▶︎特に合格や資格取得という明確なゴールがあると「受かりたい」一方で「落ちたくない」という気持ちで燃える。
▶︎何ができて何ができてないかを把握して、できることが増えていく過程が楽しい。

直前期短期集中型

▶︎中学時代の勉強方法は「進研ゼミを溜めに溜めて試験直前にまとめてやる」
▶︎公務員試験も3年の冬から予備校通い始め猛追。(周りは遅くとも3年の春から)
▶︎「詰め込み教育の弊害」的なトピックに敏感。(詰め込み教育の申し子の自覚。)

ちなみに、ストレングスファインダーでも、自分の特質の説明に「あなたは切羽詰まってからの方が仕事がはかどるとわかっています」とありましたw

実務経験少々あり

▶︎小規模な事務所で総務を担当していたことがあり、基本的な社保の手続きは知っていた。

いつ何をどう勉強したか

やっと本題です。

11月〜5月 インプット期

*本当は2月まで(出産前)にインプットを終わらせる予定でしたが、産休中、思いの外妊娠後期の体調不良があり後ろ倒しになってしまいました。。。

■テキストの章ごと
講義動画→テキストを理解する
→WEB一問一答を解く

*ユーキャンの講義動画は試験対策上重要なポイントだけを拾っていくごく短いものだったため、講義動画をきっかけに自分でテキストを読み進めていく、という感じでした。

■科目ごと
過去問(6年分)を一通り解く→科目ごとのテストを受験

*過去問を解くのに時間がかかりました。この時点では難しいに決まってるんだから、もっとさっさと解説読むとかサクサクやればよかったです。

■全科目終了後
ここは工夫したところ。
ユーキャンでは全科目学習後に「総合課題」という本試験と似た構成の試験があり、ここで7割をとることで修了=教育訓練給付金がもらえる、という仕組みでした。
忘却しすぎて普通に受験したら再提出が不可避だったのと、この課題でやった問題は全部本試験でも解けるものにしたいと思い、以下のように取り組みました。

①実力で解く(ボロボロ)→全問テキストで答え合わせをして、自分で見つけた解答とわからなかった問題をノートにまとめる

②再度解く→①で作ったノートで答え合わせ、全部叩き込むつもりで復習

③全問正解するつもりで解く→提出

①は理解するところからのやり直しが多くとても時間がかかりました。
この試験、とにかく忘却との戦いだということを初めて思い知ったときでした。
①、②で理解に時間をかけた結果、③では9割超えで課題クリアができました。
これがその後の自信にもなりましたし、この時解いた問題は最後まで自分の得意分野になった…ものも、ありました。

ノートこんな感じ

6月〜7月 アウトプット期

6〜7月はユーキャン模試全3回をマイルストーンと考えて、各回の目標を決めて取り組みました。
ユーキャン教材で「テーマ別問題集」というテキストの各章に対応した問題集があり、まずは6月中にこれを3回転、7月中に過去問(6年分)を3回転することを大きな目標に。(その後下方修正。)
「3回転」は、忘却曲線を意識して、
1回目解く→翌日2回目解く→1週間以内に3回目解く
というリズムでやりました。
自分としてはこれが短期で記憶定着させるための最重要ポイントでした。

■模試①まで(6月上旬)
目標→各科目の最重要分野を3回転して、その範囲だけは模試で確実に正解できるようにする。

■模試②まで(6月下旬)
目標→引き続き重要度の高い分野から3回転を終わらせる。曖昧な知識を減らす。

模試①,②までこんな感じ①
模試①,②までこんな感じ②

■模試③まで(7月下旬)
目標→過去問を3回転する。(2回転→1回転と下方修正。)社保科目に重点を置いて、模試で社保科目7割得点する。(初めて点数を目標に。)

3回目までこんな感じ

*3回転なんて無理でしたw模試までできたのは7年分1回転。言い訳くさいですが、目標を高めに設定して追い込むのが大事で、過去問は最低限試験までに3回転できればと思ってました。

*息つく間もなく追い込んでいて、家族でののほほんとした時間がなかったので途中で熱海旅行をはさみましたw

■模試の結果
1回目
時間を測って解き終えることが目標。
手応えは「選択肢の9割くらいが曖昧で解くのが苦痛すぎた!」
点数は思いの外とれてたけど曖昧な解答が多かったのでまぐれかな…。

模試①選択

択一の記録はないですが合格ラインには全く届かず。

2回目
1回目よりは根拠をもって解答できた問題が増えたもののまだまだ曖昧な知識が多いことを痛感。
点数は気にしないと決めてたのに、全く合格ラインに届かず内心とても焦りました。数日間動悸がしてた。

模試②選択
模試②択一

3回目
根拠をもって解答できた問題が増えたもののまだ曖昧な知識が多いことも痛感。
点数は目標だった社保科目7割を達成できて一安心。
全体的にも合格ラインにのってこの2ヶ月の追い込みが実を結んでることを感じられた。
初めて選択式の基準点割れの怖さを思い知る。

模試③選択
模試③択一

8月 総仕上げ期

試験まで残り4週間。
避けられないお盆イベントも込みで1週間単位で何をするかを計画し、こなしていきました。
やることは、過去問と模試の繰り返し、科目テストの見直し、ユーキャン教材の法改正、白書、数字要件対策、YouTubeで目的条文聞き流しでした。

ラスト4週間こんな感じ

前述のように目標を高めに設定してたので、最後はテキスト読みをあきらめ、過去問も2or1回転に下方修正しました。
その代わり、模試で出たものは落としたくないと思っていたので、模試当日も含め3or4回転やりました。
他の予備校の模試が難しすぎるなどのクチコミを目にする中、個人的にはユーキャンの模試はよくできてるなと思いました。

忘却との戦い記録

基本はユーキャンの教材をやり込んだだけなのですが、忘却との戦いとしてやったことを挙げてみます。

自作まとめノート

なかなか覚えられないものや整理が必要なものをノートにまとめていきました。
ここに書いたものは絶対覚える!という気持ちで。
図で覚えるものの一覧や語呂合わせの一覧も作り、記憶の点検に使いました。

図で覚えるものの一覧
語呂合わせの一覧
ノートはこんなのとか
こんなのとか

いろんな方法でアウトプット

▶︎家族にレクチャー
年金や雇用保険の給付といった身近なテーマについて家族にレクチャーさせてもらいました。
人に説明しようとすると、自分がいかに理解できてなかったかを思い知ります。
時間はとりますが、理解が一気に深まるので効率は悪くないと思いました。

▶︎Twitterのアンケート機能で問題を出す
とある受験生仲間の方がやってるのに便乗させてもらい、これがとってもよかった!
自分が間違えた問題やなかなか覚えられないことをどんどん出題しました。
レクチャーと同じで、出題しようとすると適当なことを書けないので、正確に覚えられます。
ツイートを見かけた方が気軽に回答してくれるし、中にはコメントをくれる方もいて、そういった反応も励みになりました。
良問を出そうと思わないのがミソ。

最後は壁貼り大作戦

何度やっても覚えられない!!!というものは、テキストをコピーして家中の壁に貼りました。
覚える気が失せていた安衛の暗記ものも最後はこの方法でねじ込みました。

試験の結果

選択式、労一で基準点割れしたかもーと試験直後は落ち込んでましたが、なんとかひっかかり合格できました。

最後に

この記事を書いてみての気づき。
▶︎私は1から10まで納得いくまで仕上げてからでないと、自分を見せられないんだなぁ。

特にまとめとかはないです…。

ここまで読んでくださった方がいたら、すごい!!!
心から敬意を表します!笑

私の自己満にお付き合いいただきありがとうございました!

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