なぜダイエット地獄から逃れ、幸せになれないのか④ 心地よい食生活のことを真剣に考えることは、自分の人生と真剣に向き合うこと(2022.4.18)
自分自身にとってのほどよい体型(体組成)とは?
ついつい誰かと比べて落ち込んでみたり、あるいは、あの人よりは自分はマシかもしれないって思ってみたり。誰かと比較しては一喜一憂する毎日にうんざり、なんてことはないだろうか。
雑誌やテレビに出てくるモデルさんのような体型になりたい!と憧れて、過度な減量方法を取り入れてリバウンドして自己嫌悪に陥ったり。
あるいは、他人にとやかく言われたりして深く傷ついた経験もあったり。
だけど、言いたい奴には言わせておけばいい!!
だって、人それぞれ、ベストな体重や体型は異なるんだから。
余計なお世話な訳で。
「骨格」が違うわけだから。
何にも分かってないくせに、
適当なこと言ってくる奴はスルーしといたら良い訳で。
まずは、スルーする力を身につけておくこと。
他者との違いを受け止めること。
自分を否定する必要なんてないことを知ること。
心とからだが健やかでいられるほど良い体型とは?
ふつうの女性がダイエット地獄から逃れられない最大の理由は、「他の誰でもなく、自分にとっての心地よい食生活を大切なものとして真剣にとらえていない」ことなんじゃないか、と思う。
「とにかく糖質を減らせばいい」とか、「カロリーを制限すればいい」とか、「たんぱく質をたっぷり食べればいい」とか、とりあえず流行のダイエット法にのっかていればいい、と思っているようにみえる。
右から左へ流れていく情報に惑わされて右往左往しているようでは、いつまで経っても自分の人生を生きることはできない。
心地よい食生活のことを真剣に考えることは、自分の人生と真剣に向き合うこと
自分にとって心地よい食生活のことを真剣に考えることは、自分の人生を生きる最初の一歩だと思う。なぜ、ふつう体型の自分を受け入れて幸せを感じることができないのか。ほとんどの人が、この作業をしないまま「ダイエット」に逃げている。
暇さえあれば、ネットやSNSなどから大量の情報を仕入れ、気づけばダイエットのことばかり頭に浮かぶようになり、「あとちょっとやせれば、幸せになれるのになぁ。自分のことを好きになれるのになぁ。」と思っている。
そうこうしている内に、
いつのまにか「ダイエット」から逃れられなくなっている。
もしかすると、
ダイエット沼にハマり続けることを自分で選んでいる可能性もある。
「あと少しやせたら、幸せになれるのになぁ」
「やせることができたら、私は自分を好きになれるのになぁ」
そう思い続けることにも、メリットがあるから。
「本当に大切なこと」から目を逸らすことができるというメリット
「本当に大切なこと」って、何だったんだろう。
それは、心の奥底では分かっていること。
見ないようにしている内に、感じられなくなってしまっていること。
ふつうの人が、ダイエット地獄から逃れて幸せを感じられないのは、本当に大切なことから目を逸らし続けるために、「とりあえずダイエット」に逃げているということなんじゃないか。
「本当に大切なこと」にチャレンジすること、向き合うことを怖れている。
「もうやせなくていい」
「もうダイエットしなくていい」
このことを、心の深いところで受け止められるようになったとき、
人生が輝きを増す。
わたしは、そう信じている。