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私がばあちゃんから教わったこと。




なんと!
2月26日は私の大好きなばあちゃんの誕生日でした!!
(ダレトク情報…笑)

なので、
今回は祖母に関連したことを書いていこうと思います🌿


「他人のおばあちゃんなんて興味ないわ〜😌」
って方も多いと思います。
そんな方はそっと閉じてください。


今回は、私にとっての祖母の存在や、
大好きなところ、教えてもらったことなど…
愛と感謝を込めて振り返りながら、
ただただ綴っていく回です。

需要はあまりないことを覚悟の上で
書いていこうとしています…💦

そんな内容に付き合ってくださる方は、
どうぞこの先も読み進めていってください💡

今回も少し長めです。
多分15分あったら読めると思います…🥺
少しずつ読んだり、
気になる項目だけ読んでいってもらっても大丈夫です🙆🏻‍♀️



1.私にとってばあちゃんの存在とは


色々書き綴っていく前に1点だけ。


私は日頃祖母のことを「ばあちゃん」と読んでいます。
いつも読んでる呼び方の方が親しみもあって、
伝わりやすいかな〜と思うので、
「ばあちゃん」と時々出てくると思いますが、
あまり気にしないでください❕


それでは、いきます。


本日の主役であるばあちゃんは、
母の母です👵


両親が共働きだったため、
私はばあちゃんといる時間がとても長かったです。
生まれてから中学生になるまでは、
ほぼ毎日一緒に過ごしていました。


一緒に住んでいるわけではなかったので、
毎朝母が仕事に行く前に祖母の家に私を連れて行き、
私は祖母の家で朝ご飯を食べ、用意をして、
学校へ行って帰ってくる、という生活をしていました。


なので、私の人格形成や考え方、好みの根本には
ばあちゃんがとても大きく影響しています。


ばあちゃんの趣味はカラオケで、
いつも学校から帰ってくると、
カセットテープで演歌を流してることが多く、
鼻歌を歌いながら洗濯物を畳むばあちゃんを見ることが
とても好きでした。

私が帰ってきたことに気付くと
テレビを私に見せようと遠慮して
カセットテープを消しちゃうので、
それが嫌でひっそりと帰ったことが何度もあります。笑


カラオケ喫茶に行ってばあちゃんのお友達に
優しくしてもらったり、一緒に歌ったり、
高齢の方に混じってちびっ子が歌うという
あんまりノーマルの小中学生が経験することが少ないような経験もさせてもらいました。

私が歌うことが好きな原点と
高齢の方と接することが好きな原点は
ここにあるのかもしれません。


テストの点数を褒めてくれたり、
ちょっと悪かった時も、


「そんな時もあるさ〜。
いつも頑張っとるんやで、そんなに気にすることないよ☺️」

と言葉をかけてくれて。


カップラーメンを作るのにも、
単にお湯を入れるだけじゃなくて、
わざわざ煮干しの出汁をとったもので作ってくれたり。

少しでも健康に過ごせるようにと、
洗濯物は日光に当てて毎日干してくれたり。


手間を惜しまず、
私のために、と優しさと愛を注いでくれました。


どんな時も味方でいてくれて、大切にしてくれて。


私にとってはかけがえのない存在です。




今の高齢の方って、
量より質の時代を生きてきていたこともあって、
結構良い質のものを持ってる方が多いと思います。


私のばあちゃんもその1人で、
着ていた服の質が良い。


オシャレさんだったので
色んな服を持ってて、
少し前にそれをいっぱい貰いました。


しかも綺麗な状態で保存してくれてたおかげで
今でも全く問題なく着れる。


デザインも少し凝ってるものが多くて、
サラッと着てもいい感じになるので、
お気に入りのものが多いです。


ばあちゃんが着てたって思うと、
何か心強くて、
最近はちょっと勇気が欲しかったり、
元気が欲しかったりする時に
着るようにしています。
あと、ほっこりしたい時とか。


そんな感じで私のお守りみたいな存在でもあります。



高校生で私が引っ越しをしたので、
同じ市内には住んでいますが、少し離れた場所にいます。


接する機会も、時間も、
昔に比べたら、とっても減ってしまいましたが、
今でも気持ちに変わりはありません。



むしろ、昔よりも
もっと、もっと、
ばあちゃんの存在の大きさを実感しています。




今でも少し辛いなと思うことがあると、
ばあちゃんの家に行き、おしゃべりするようにしています。

内容はたわいもない話なんですが、
何故かばあちゃんと話すと気持ちが落ち着くというか、
何でもできるような気がして。

辛いこともリセットして、
悩んでたこともちっぽけに思えて、
もう1度、頑張ろう、と思わせてくれる、
そんな魔法使いのような存在でもあります。🧙‍♀️






2.ばあちゃんの好きなところ



これに関しては挙げたらキリがないので、
5点に絞ってお話しします✳︎


まず、優しい。


孫である私にだけ優しいという意味ではなく、
どんな人にでも手を差し伸べることができる優しさ、
という意味です。


日頃からばあちゃんが
その姿勢を保っていることもあってか、
ばあちゃんが困っている時には
自然と周りの人が助けてくれています。


幼いながら、人を助けることで
自分も優しい気持ちになれて、
それが返ってくるんだということを学ぶことが
できました。



2つ目:謙虚。

本来なら、自慢していいことなのに、
威張らない。

人に感謝して、
自分の力だけできることじゃないと言って、
いつも謙虚な姿勢でいる部分。

謙虚になるって口で言うのは簡単ですが、
いざというと、話の節々から
自慢ったらしい部分が垣間見えたり
(自分も含めて)
何か、うーんってなる時が多いと思うんですが、
それがない。

凄いなぁと思います。



3つ目:努力家。


今年で79歳になったのですが、
ばあちゃんは高卒です。

この年齢で、かつ女性で高卒なのは
なかなかいないんじゃないのかなと思います。


しかも、経緯がすごい。

ばあちゃんの実家は駄菓子屋さんをしており、
家の手伝いをしてほしかったばあちゃんの母は、
「勉強なんてしやんで良い。家の手伝いして。」
といつも言っていたそうです。

ばあちゃんにはひと回り上の兄がいたそうですが、
幼少期に病気で亡くなっており、
実質ひとりっ子だったので、
多分家業を継いで欲しい気持ちもあったんだと思います。

でも、勉強がしたかったばあちゃんは
学校へ行き、帰ってきてから店番をして、
家の手伝いをして、全てやり終えてから、
毎日薄っすらと電気を付けて夜な夜な勉強して。

電気付けて勉強してるのが見つかると怒られるから、
最低限の明かりで。

高校にも行きたい気持ちは山々だったけど、
家のこともあるし、
なかなか言い出せず…

進学しようとしてる人たちは
塾へ通わせてもらったりして勉強してたけど、
ばあちゃんはそれができなかった。


でも、諦めずに地道に勉強してたら、
友達の塾の先生が
「お金はいらない。一緒に見てあげるからおいで。」
と声をかけてくれて、
その上、ばあちゃんの母を説得してくれて
勉強できる環境を整えてくれて、
合格を掴み取ったという経緯があります。

ばあちゃんと私の母校は同じなのですが、
値打ちが違うな、と
この話を思い出す度に思います。

私の母校は伝統校ではあるのですが、
圧倒的に今よりも親世代以前の方が
レベルが高く、入学するのも難しかった。


私がその年齢で、その環境だった時に
妥協せずに頑張り抜けたか?
そこまでの信念を持って、
努力できたのか?


何度自分に問いかけても「YES」は返ってきません。

本当に尊敬します。

ちなみに運動もできちゃうので結構スーパーマンです。


4つ目:上品。

こればかりは多分会ってもらわないと伝わらないんじゃないかと思うんですが、すごく上品です。

気取ってるわけではないんですけど、
溢れ出る気品さがあるなぁと思います。

ばあちゃんとじいちゃんは
昔では珍しい恋愛結婚でした。

ばあちゃんが店番してる時に
じいちゃんがお店に来て一目惚れをして
猛アプローチをかけるという
何とも少女漫画チックな出会いだったらしいんですが、
多分それもばあちゃんの上品さある故に
そうなったのでは〜と思ってます。

私とばあちゃんは
顔とかの雰囲気が似てるって言われますが、
違う部分を挙げるとしたらここですね。(笑)

私は結構ガサガサしてるんですけど、
そういう部分がなくて、
サラッとしてます。

私も今から落ち着いたらそんな風になれるのかな〜
(無理だろって声が聞こえてくる気が…)


最後に、素直。

努力家な部分と共通する部分がありますが、
コツコツと努力できる人で、
人から言われたことも真摯に受け止めます。

何事に対しても、全力だし、
見ててかっこいいなって思います。


あと、嘘はつかないという意味でも素直です。

でも人を傷つけたいわけではない。

これは私のモットーでもあるのですが、
嘘はつきたくないけど、人にダメージを与えたいわけでもない。

それを実現させるための言葉選びや
雰囲気作り、行動が素晴らしくて、
サラッとそれをやってたけど、
それって凄いことなんだなって、
この年齢になって切実に思います。


私も素直だねって言ってもらうことが多々ありますが、
そうなれたのは祖母を見てたからかもしれません。



ありがとね、ばあちゃん!




3.ばあちゃんに教えてもらったこと

私の人格形成をしたと言っても過言ではないほど、
私にとって影響力のあるばあちゃん。

そんなばあちゃんに教えてもらったことは
とてつもない量です。
数えきれません。

その中で私が大切にしていることを
選りすぐり、いくつかご紹介していきたいと思います。



「ありがとうは百遍(ひゃっぺん)だら言ってもいいんやに。感謝して嫌がる人はおらんでなあ。」


まず何語話してるんだって思った方いらっしゃると思うので、解説から入りたいと思います…(笑)

高齢の方は1回、2回のことを1遍、2遍とおっしゃることが多々あります。
意味は回数と同じです。
ということで、百遍=100回です。

要するに、
感謝はしてもし過ぎることはない、ということです。

私の中で結構座右の銘に近いポジションにいます。

感謝する、それを言葉に出す。

簡単そうで意外と難しくて。

念頭に置いておかないとすぐに忘れちゃうので、
いつも頭の中で繰り返し、繰り返し、
この言葉を思い出すようにしています。


ここで1つエピソード。

前のアルバイト先でこれを実行していると、
「そんな何回もありがとうって言わんで良いから!!!」
って怒られてしまって…( ;  ; )

人生で初めてだったので衝撃でした。

ばあちゃん、言ってたこと違うぞ…?

でも、後日。

それを言ってきた人は
その職場では浮いてるんだと聞かされ、
ちょっと納得。

その方以外からは良くしていただいたので、
やっぱり間違いじゃなかったんだな〜って思いました。



2つ目です。


「自分が人にして欲しいと思うことを、人にしやないかんよ。そしたら、いつかそれが自分に返ってくるからね。」



これも私が常に肝に銘じている言葉です。

人に嫌なことを言わない。言ったら自分に返ってくる。
人に嫌なことをしない。したら自分に返ってくる。


この場合、軸が自分にあるので、
自分は嫌だと感じないことでも
相手は嫌だと感じることがあると思います。

それで失敗してしまった場合は、
素直に「ごめんなさい」と認めて、
次に活かしていく。


最低限、自分がされて嫌だと思うことはしないように。

これも口で言うのは簡単なんですけど、
意外と実行するのが難しい。

無意識にやってしまってることも多分ある。
それを意識するところから始める必要があるから、
意外と労力がかかるし、大変だけど、
やってみると気持ちが良い。


私、悪口言われるのが怖いんです。
多分大概の人そうだと思うんですけど…💦
自分が悪口言われるのが嫌なので、
人のことも言わないようにしてます。

気になることはなるべく直接本人に伝えるように…
角が立たないようにやんわりと…


完璧ではないです。
実際、言ってしまうこともあります。
それでも意識するのとしないのとでは
雲泥の差があると思います。

あとは、困っている人がいたら助ける。
自分が何かあった時に人から助けてほしいから。

こういうのに見返りを求めるのは違うと思うんですけど、
徳は積んでおくべきだと思ってるので…

人を助けるためには自分に余裕がないとできないから、
そのために自分も努力をする。


心に余裕を持つこと、何かの技術力に長けてるとか、
色んな経験があってそれを生かして話すだったり、
時間に余裕を持つことなど。

余裕の作り方、捉え方は人それぞれで
向き不向きもあると思うので一概には言えないですが、
何か自分の特徴や強みがあったら誰かに手を差し伸べやすくなるのかなって思ってます。




3つ目。

「◎ちゃん、笑顔は大事にしやないかんよ。
楽しそうなところに人は寄ってきてくれるから、笑顔やと自然と人に恵まれるで。」


これは私が1番意識してることです。

昔から笑ってることが多く、
それを褒められたのがきっかけで
この言葉を言われるようになりました。

呪文のように頻繁に言われて、
一時は、もう耳にタコだよ?って思ってましたが、
それぐらい言ってくれたおかげで、
忘れずに今でも実践できています。


辛いことがあっても
口角を上げたら少しは気持ちが軽くなる。

そう言われた時もありました。

なので、辛い時こそ
この言葉を思い出して、笑顔でいるようにしてます。
笑顔ができないほどしんどい時は
口角をちょっと上げるだけ、とか
あくまでも無理しすぎない程度で。


私は歯が少し出てるせいで、
口が閉じにくくて…
笑ってる方が楽なので、
そうなってるところもあるんですが、
笑顔なだけで相手からの印象も良くなるんだったら
一石二鳥ですよね🕊



正直、笑ってる人が苦手だという人もいると思います。

「いつもヘラヘラしてる。」だったり、
「愛想振りまいてる。八方美人だ。」
なんて、そんな感情を抱く人も多々いるのでは、
と思ってます。


それでも私にとって笑顔でいることは
自分にとって大切なことで、
祖母との思い出も詰まっていることなので、
これからもこのスタンスは崩さずに
やっていきたいと思っています。

私のネガティブな部分をポジティブに捉えられるように
教えてくれたことに対しても感謝です。




4つ目。

「常に謙虚な姿勢じゃないといかんよ。」



何よりもばあちゃんはこれを体現する人です。

生きてきた時代も影響しているのだとは思いますが、
本当に常に謙虚です。

「ありがとう」「みんなのおかげで」
が口癖で、話していて嫌になることがない。

すごいなぁ、と感服です。


親しき仲にも礼儀あり

これも常にばあちゃんが言ってる言葉です。

どんなに仲がよくても、
何でも言っていいわけではない。
何をしてもいいわけではない。

むしろ仲がいい人こそ、
相手を敬って、大切にしないといけない。

これを孫の私にも表現してくれます。

昔からそうだったので、
私も人と接する時はこれを意識しているつもりです。


でも、傲慢になったり
結構色々言ってしまったな〜って時がやっぱりあって。

そんな時には、この言葉を思い出して、
また明日から切り替えて頑張ろう、
といつも勇気をもらっています。







今回は溢れ出る祖母への愛を語りました🌿


これを書きながら、
昔を思い出し、温かい気持ちになることができました。


めちゃめちゃ方言が出てて読みにくい部分が多かったと思います…(笑)
これで住んでる場所が分かった方がいたらすごいです…!



親や親戚から結婚観について
色々言われたり、
子どものこととか、
「結婚=幸せ」
みたいに言われるのが好きじゃないのですが、

(自分の幸せは自分で決めるので、
他者にとやかくに言われたくない(笑)
あと、まだ自分は子育てできるほどの力はない😅)

「◎ちゃんの子ども見るまでは死ねやんでなあ☺️」

だけは許せちゃいます。(笑)


まだ親に孫の顔を見せたいとは思えないのですが、
ばあちゃんにはひ孫の顔を見せてあげたいなぁ、
と思います…✊(笑)

これに共感してくれる方いたら、
良ければコメントください…!



本当は先週投稿したくて書いてたんですけど、
書ききれなくて、でも中途半端にしたくなくて。


週に1回のペースを守れなかったですが、
それ以上に大切なことがあるので、
今回はこれで良かったかなと思ってます。


単なる自慢みたいに聞こえちゃったかもしれないですが、
これを読んでちょっと心温まったり、
日々の心がけが変わったり、
何かちょっとしたきっかけになれば良いなぁ、
と思っています🕊


ここまで読んでくれてありがとうございました!


最後に。


本当、私のばあちゃんでいてくれてありがとう!

元気で長生きしてね!

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