見出し画像

ワカモンラウンド行ってきました!

湖南市で開催された、ワカモンによるワカモンのためのイベント、ワカモンラウンド(#001センキョ、3月29日)を観覧に行ってまいりました!楽しかったです。

ワカモンじゃないのにお邪魔してすみません。。。

詳しくは谷畑前市長のFacebookの↓の投稿を見てください。(変装して出席者の写真を撮り、その写真を無断で無制限公開なさっていて、それはどうかと思うけれど。。。)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02aXwLgqSCVsx2v87EJWz5Kc4i958mhfA8MR8VXj6uZiAUBKuReHNF1NpWVwP7UGaFl&id=100002694855414

以下、感想など。。

ワカモンしかできなかった

今回は、県議選の湖南市選挙区での立候補予定者を招いて、お話を聞き、ワカモンと立候補予定者が意見を交わす、ということが行われました。これをワカモンが開催してくれて、ワカモン主体の会合であるにもかかわらず年配者にも観覧を許してくれた、ということは特筆すべきことだと思います。

ワカモンのみが発言できる会合で、観覧者には不満もあったかもしれませんが、もしそうなら、同様の場を自分たちで設ければよいのだろうと思います。それがなされなかったことを、自分も年配者として恥じ入ります。

ワカモンの方々、ありがとうございました。

無関心・無知を受容する

今回強く印象に残ったのは、ワカモンの皆さんが「政治に興味が持てない」といったことを率直に述べてくれたことです。「興味が持て、と言われても、それは言われてできることではない。興味を持ってしまうような政治であってほしい」という趣旨のことをおっしゃった方もいました。

立候補予定者にこういう本音が伝わる場があったことは、とても価値があると思います。

年配者の中には、「ワカモンも政治に興味を持ってもらわないと困る」「ワカモンにも政治の知識がないとダメだ」と言ってしまう方もいるかもしれません(自分も反省するところがあります)。

でも、そうやって、無知・無関心に「ダメ出し」をしてしまう場があるなら、そこには、無知・無関心を自覚する人は寄ってこないと思います。政治の場がそうであってよいとは思いません。無知・無関心を責めるような場ならば、どんどん政治が敬遠されてしまいます。

無知・無関心を責めたりせず、素朴な疑問を大事に、話し合う場があるといいなと思いますし、ワカモンラウンドがそういう場になるなら、とてもいいな、とも感じています。

今回のワカモンラウンドのような催しの前に、準備的な催しをして、
 「『恥ずかしい疑問』を出し合おうのコーナー!」
みたいなものを設けて、
 「政治ってなに?」
 「県議ってなに?」
 「投票っていかなあかんの?なんで?」
みたいな疑問を出して、意見交換しておいてもいいかも、などとも思いました。

ラウンドトークで個別に話す

今回の催しでは、第1部では立候補予定者が壇上でいくつかのテーマで話をして、第2部では、4グループにワカモンが分かれ、それぞれに立候補予定者が1人ずつ訪れてお互いに話すラウンドトークが行われました。

ラウンドトークの際は、それぞれのテーブルに着座してワカモンと立候補予定者が話す状態で、観覧者は立ち歩いてその話を聞いてもよい、ということになっていました。

ラウンドトークはとてもよかったです。時間が経つにつれて少しずつ、ワカモンの皆さんも立候補予定者に遠慮なく尋ねたりするようになっていったように見えました。また、立候補予定者の方々が、ワカモンの話を聞こうと身を乗り出すような姿勢も見えました。

観覧していた年配者の中には、その際の話の声が小さく、聞き取りづらくて不満を抱いた方もいたかもしれません。でも、それでよかったと私は思います。特にワカモンの方々が自分のプライベートの話に関して意見を求めるとき、そんなに大きな声で多くの人に聞いてほしいとは思わないこともあるでしょうから。。。

むしろ、ワカモンの皆さんの話を盗み聞きしてすみません、っていう気持ちに私はなりました。。

とにかく、ラウンドトーク、ワカモンと立候補予定者の距離が近くて、とてもよかったと思います。

アイスブレイキング?

会の最後で、ワカモンの何名かがマイクを持って、感想を全体に向かって話してくれました。そこでは率直な感想が出ていたと思います。それに対して、会の最初は少しワカモンの皆さんの(立候補予定者も?)緊張があったのかな、という気がしました。会の最初にアイスブレイキング的に、ワカモンが何かアクションをする時間があってもよかったかもしれない、と思いました。(はい、余計なお世話全開ですすみません。。)

日常会話で使わない言葉

第1部の立候補予定者の皆さんのお話を聞いていて、ちょっと難しいかもしれないな、という内容もありました。もし、私が政治に興味のないワカモンなら、理解できないような言葉が、出てきていた気がします。

例えば
「一般質問」「交通税」「ベースアップ」
「付加価値の高い事業」「まち協」
など。。

こういう言葉は、日常会話で使う言葉ではない気がします。「知らないのはけしからん」などと言うのは簡単ですが、候補者は選挙で選ばれれば公職者となり、全体の奉仕者として、「知らない人」にも説明する責任が生じると思いますから、「知らない人」に説明できるようになっていただきたいな、などと思いました。もちろん、今回、第1部で立候補予定者の話す時間が限られていたという事情もあったので、このあたりは「ワカモンラウンド予習編」みたいなで扱ってもいいのかもしれません。(はい、再度余計なお世話ですみません。。)

出てきた話題が理解できなくて、その説明もなければ、関心は薄れるだろうな、と思います。

主催者は。。。

以上のように、ワカモンラウンド、とてもよかったんです。

他方で個人的にはちょっともやっとするところがありました。それは、主催者が誰なのか、最初よくわからなかったし、今も、どういう経緯で開催に至ったのかがよくわからない、という点です。

谷畑前市長のFacebookによると、中土市議も準備を担っていた、とされているのですが、もしこれが事実なら、主催者側で公表してもらった方が、透明性があってよかったんじゃないかな、と思いました。中土市議が関わることで公平性について批判があったので関わるのはやめた、ということなら、それも含めて公表してもらえたらよかったのかも、と思います。

人間(の集団)は誰も偏りから逃れられないので、公平性を確保する努力として、せめて、どういう偏りがありうるかを誠実に説明することが望ましいんじゃないか、などと思います。

あと、運営側のワカモンは、主催者の代表者とはされなかったのですが、これがもし、「ワカモンを矢面に立たせたくない」という考えの結果ならば、そう考えざるをえないこの社会はどうなのか、、、と思ってしまいます。例えば、政治家を招くイベントを主催したワカモンは、その後痛い目を見るんでしょうか。。もしそうなら、それは許容されるんでしょうか。。

そんなことを考えて、もやっとした、ということも書いておきたいと思います。

とにかく、ワカモンラウンド、よかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?