お仕事定点観測【2020年3月】
最近はコロナウイルスの影響もあり、世の中もフワフワしている感じがあります。
先月の「お仕事定点観測」ではそんなことを書いてました。
その時は、まあそのうち落ち着くんだろうな、なんてかるく考えていたんですが、甘かった。
今はフワフワというか、“非日常が日常化”してきてる感じすらあります。僕にかんしていえば、たとえば会議はオンラインでやるのが当たり前になってきてたりとか、電車を使わない生活が当たり前になってきてたりとか。飲み会もオンラインでやったりとかね。
何でもかんでもネガティブなことばかりじゃなくて、こんな状況の中で些細な楽しみをつくることもできるようになってきた。
昨日やったオンライン飲み会では、さとなおさんのnoteを読んで、「snap camera」を使って遊んでみました。
…だれ?
はい、僕です。「snap camera」ほんと楽しいので、zoomを使う機会がある方はぜひインストールして遊んでみてください。30分くらい遊べます。
そんなところで、3月の僕のお仕事をまとめてみます。ほとんど個人的なまとめですが、生き方編集者の仕事に興味がある方は読んでみてくださいませ〜。
2020年3月のお仕事概要
まずは、ざっくり概要です。3月はこんな感じでした。
プロジェクトマネジメント:1案件
編集:1本
執筆:4本
イベント企画・運営:1回
キャリアカウンセリング回数:8回
その他:note12本、ラジオ2本
…あんま働いてないな自分(笑)。「山中さん、忙しそうですよね」ってよく言われるんですけど、超マイペースにやってます。これくらいがストレスなくて、ちょうどいい。
では今月も、もうちょっと具体的に仕事のふりかえりを。
ちなみに前提として。
僕は生き方編集者としての活動を、「人生の物語」ということをテーマにしながら次のようにわけています。
(1)伝える
執筆・編集など、メディアまわりの仕事。さまざまな人生の物語を聴き、コンテンツにして届けることで、人生の物語の選択肢をふやす。
(2)語り合う場をつくる
イベント・ワークショプ・コミュニティデザインなど、場づくりの仕事。誰かの人生の物語に耳を傾け、自分の人生の物語を語る場をつくることで、人生の物語の共鳴をうむ。
(3)ともにつくる
キャリアのメンテナンス(キャリアカウンセリング)。1対1で話を聴くことで、その方の人生の物語をともに編集する。
基本的には、どの活動も“ 人生の物語をふやす”という想いに貫かれています。
ここではその分け方に沿って、取り組んだ仕事をご紹介させてください。
(1)伝える:執筆・編集など、メディアまわりの仕事
▽尊重しあえる関係性を、世の中にふやす。/コミュニティフリーランス 長田涼(インタビュー、執筆、撮影を担当)
「“誰か”の人生を通じて、あなたの生き方を再発見しよう。」をコンセプトにしたウェブマガジン「Proff Magazine」で、コミュニティフリーランス 長田涼さんのインタビュー記事を執筆・撮影しました。
「聴く」ことを通して取材対象者の深いところにある、生き方の“核”をすくいとって、届ける。生き方編集者としてもてる力を結集したような記事なので、ぜひ読んでほしいです。(写真も好き。)
ちなみに「Proff」はクラウド上に作成できる「スマート履歴書」のサービス。自由に項目を作成できるのですが、中西さんや井上さんのProff、既存の履歴書に対するアンチテーゼのようでイケてるので、こちらも必見です。
▽できないことは捨ててよし!会社が苦手なダメ人間へ贈る、フリーランスの生存戦略(撮影・編集を担当)
デジタル×フリーランスを知るウェブマガジン「Workship magazine」のインタビュー連載「2025まで働けますか? フリーランスの進路相談室」で、編集を担当しました。
「会社員ができなかった」フリーランスが、どう生き残っていくのか、僕とライターの中西須瑞化さん、Huuuuのだんごさんとで、竹熊さんに相談(インタビュー)してきました。
・診断などを通じて、自分の得手不得手を知る
・相棒を見つける
などなど、ヒント満載の記事になりました。なにより、会社員になれなかったフリーんすである僕らはひとりじゃないと思えたのは希望だ。
実は、この記事を企画した時に念頭にあった裏テーマが「フリーランスと発達障害」で。ターゲットとの兼ね合いからタイトルでは明言はしなかったけど、「発達障害の傾向を持ちながらフリーランスとして働く方に役立つ記事になったら」と思ってつくりました。
1本の記事に、そういった社会的な意味を仕込むのはいつも意識してやっています。
(2)語り合う場をつくる:イベント・ワークショプ・コミュニティデザインなど、場づくりの仕事
▽ほめるBar:ファシリテーター、ほめる人を担当
「ほめる人」に話を聞いてもらい、あなたの素敵なところをほめてもらうことで、自分のことをちょっと好きになることができる月一回のバー「ほめるBar」。
2月に引き続き、コロナウイルス の影響で、店舗ではなくzoomを使ってオンラインで開催しました。今回は6名の方にご参加いただいて。なかには尼崎や名古屋の方もいたりして、こうやって遠方の方とも話せるのはオンラインの利点だなあと。
コロナの影響もあって、オンラインでの対話の場づくりが求められる機会が増えてきそうですね。今後はもっとノウハウを蓄積していきたいなあ、と思っています。
そして、シェアードワークプレイス「co-ba ebisu」のコミュニティ・グローサーに任命されたこともあるので、4月からはこの「語り合う場をつくる」をモリッと注力していくつもりです。
具体的には、「co-ba ebisu」では「キャリアのオープンダイアローグ」「キャリアの当事者研究」のような対話の場をつくっていきたいなと。
(3)ともにつくる:キャリアのメンテナンス
キャリアのメンテナンス(キャリアカウンセリング)は、8回実施。
キャリアカウンセリングというと敷居が高い感じがするので、ヘアサロンに髪の毛のメンテナンスに行くくらいの気持ちでお気軽に相談して欲しいな、という意味で「キャリアのメンテナンス」と言っています。
基本知り合いか、知り合いの紹介で受けおり、キャリアの棚卸しからOKRを用いた個人の目標達成の伴走など、いろんなニーズにそってやらせていただいているので、興味ある方はこちらを読んでみてください。
カウンセリングを受けた方の声として、「モヤモヤしていたけど、話して元気がでた!」という声が多くて嬉しい。
キャリアカウンセリングについては、今後もご一緒できる人数を月10人までにして、また、コロナのこともあるので基本的にはオンラインで、一人ひとりに丁寧に向き合っていきたいと思っています。
4月の枠はまだ空いてるので、興味あればTwitterやFacebookでご連絡を〜!
(4)その他
▽noteマガジン「人生の物語をつむぐ。」
自分の学びの整理のために、noteを書いて、「人生の物語をつむぐ。」というマガジンをせっせと更新しています。
3月は12本更新したのですが、とくに、1〜3月に考えていた「自分を疎外しない働き方ってどんなもの?」という問いについて、月末に4本記事をまとめました。
▽記事はこちら
「自分を疎外しない働き方」ってどんなもの?(1)「現在が未来の手段になる」ことについて
「自分を疎外しない働き方」ってどんなもの?(2)自分が他者の手段になることについて
「自分を疎外しない働き方」ってどんなもの?(3)「今ここの自分」を立ち上げる。
「自分を疎外しない働き方」ってどんなもの?(4)ナラティブの可能性
これは何かお金になるわけじゃないですが、この「問いを立てて、学んで、アウトプットする」という習慣が自分にとって超超超超超重要!だと考えていて。
というのも、いずれは田舎で暮らしながら、晴耕雨読みたいな生活をしたいんですよね。おうちから出ないで、「学ぶ・書く」だけで対価をいただけるようになったら最高。
そのためには、深い知恵を蓄える必要があるなと。って考えると、ただ日々の仕事をこなしているだけでは足りない。「問いを立てて、学んで、アウトプットする」が欠かせないんですよね。
っていう割には本を読む時間も、noteの本数も足りないので、がんばります。
▽ほめるラジオ
ラジオもはじめてみました。もともとやってみたかったんですよねーラジオ!
ほめるBarが今なかなかリアルで開催できないこともあり、いただいたお便りをもとにほめる、っていう番組をやってます。
ありがたいことに計100回以上再生されているようで。これも趣味みたいなもんですが、今は自宅作業ばっかりなので暇を見つけて更新してこうと思います。
ほめて欲しい方はこちらからお便りをどうぞ!
▽ポートレイト
ポートレイトのクオリティあげねば!って、練習中。フォトグラファーコハラタケルさんのポートレイト教室に行って、だいぶいい感じの空気感を出せるようになった気がします。
ポートレイト撮って欲しいよ〜という方、引き続き募集中です! (外出もなかなか気軽にできる感じでもないので、いつ撮れるかははわからないけど……)
3月の仕事定点観測はそんな感じです。4月も、なにとぞなにとぞ、よろしくお願いします。(コロナ、はやく落ち着いたらいいなあ)
サポートがきましたって通知、ドキドキします。