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お仕事定点観測【2020年1月】

1月、足はやくないですか。

ビビります。この前年明けたばかりじゃないですか。それがもう31日。この調子だとあっちゅうまに桜が咲き、海開きし、葉が赤らみはじめ、また次の年越しがくるんじゃないか、という気がします。

「光陰矢のごとし」という言葉があるけど、矢どころじゃない。ピストルの玉くらいの速度はあるんじゃないかな。

「光陰ピストルのごとし」

なんか俄然あせる気持ちをかきたてられます。

そんな調子なので、やった仕事もやったそばから忘れてしまうわけです。せっかく一定期間、それなりに根を詰めてやった仕事を忘れてしまうのはしのびないので、取り組んだ仕事のなかで代表的なものを簡単にまとめてみることにしました。

生き方編集者がなにしてるのか気になる、っていう酔狂な方がいたら、ちょっと眺めてみるのもおやつのお供くらいにはなるかもしれません。


2020年1月のお仕事

まずは、ざっくり概要です。1月はこんな感じでした。

プロジェクトマネジメント:1案件
編集:3本
執筆:3本
ワークショップデザイン:1回
イベント企画・運営:2回
キャリアカウンセリング回数:5回

土日も基本作業してないし、平日も散歩してたし、自分のペースでできた気がします。

そのペースでできると、一つひとつの案件にガッと労力をさけるので、クオリティもあがる。自分のなかでいい塩梅がつかめてきてる気がします。


では、もうちょっと具体的に仕事のふりかえりを。


僕は生き方編集者としての活動を、ひとの人生の物語を、次のようにわけています。

(1)伝える
執筆・編集など、メディアまわりの仕事。さまざまな人生の物語を聴き、コンテンツにして届けることで、人生の物語の選択肢をふやす。

(2)語り合う場をつくる
イベント・ワークショプ・コミュニティデザインなど、場づくりの仕事。誰かの人生の物語に耳を傾け、自分の人生の物語を語る場をつくることで、人生の物語の共鳴をうむ。

(3)ともにつくる
キャリアカウンセリング。1対1で話を聴くことで、その方の人生の物語をともに編集する。


基本的には、どの活動も“ 人生の物語をふやす”という想いに貫かれています。


ここではその分け方に沿って、取り組んだ仕事をご紹介させてください。


(1)伝える:執筆・編集など、メディアまわりの仕事

▽「NEWS」はフリーランスの理想郷? ギルド型組織が拓く、未来のチーム像(インタビュー・執筆を担当

”憧れの人に自分から会いに行ってはいけない”

スタートアップ企業に対してクリエイティブを「投資」するクリエイティブスタジオ「NEWS」の梅田哲矢さん、最所あさみさん、カツセマサヒコさんに「フリーランスの進路相談」として話を聞きました。

ギルドの話でありつつ「フリーランスであるフェーズまで到達した後のキャリアをどう描くか」というキャリアの話でもあります。”憧れの…”あたり、まじ刺さる。


世界に体温を取り戻す革命は、1冊のスケッチブックから始まった。Googleを辞めた青年が「人の美しさを照らす、時をかける本」を生み出すまで(インタビュー・執筆を担当

「人の美しいところ」が書かれた本が世界を旅する『# The Beauty I see in You(邦題:あなたの美しいところ)』プロジェクトにとりくむ、大ちゃんこと三好 大助 くんをインタビューしました。

取材はもちろんのこと、編集の段階でもだいちゃんと「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」というやりとりを重ねながら1本の記事にまとめていって。それにすごく手応えを感じたんです。

「あなたの人生を物語に」をコンセプトに活動している自分にとって、「これからつくっていくべきなのは、こういうライフヒストリーを、取材対象者と一緒に共構成していく記事なんじゃないか」。そんなことを思うきっかけになりました。

そのあたりのことは、以前noteでもまとめています。

こういう人の人生の物語に寄り添う記事、今年はたくさんつくっていこう。


(2)語り合う場をつくる:イベント・ワークショプ・コミュニティデザインなど、場づくりの仕事

green drinks Tokyo「アウトドアライフをつくる働き方とは?」(企画・ディレクション・モデレーションを担当)

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記事の取材・執筆をさせていただいた、福岡県赤村の地域おこし協力隊の募集に関して、関係人口を増やすためのイベントを都内で開催。その企画やディレクション、当日のモデレーションを担当しました。

平日夜にも関わらず30名近い方にお越しいただき、90%以上の方に満足いただけたイベントに。

Twitterでも書きましたが、最近ではイベント参加者のニーズも変わってきている気がします。

このイベントでも一方通行ではなく、参加者とゲストをつないで、一体感のある場づくりができた手応えがある。「一体感のある場づくり」は、けっこう得意かもしれない。


▽ほめるBar:ほめる人を担当

これはまぁ、ほとんど趣味ですね。

「ほめる人」に話を聞いてもらい、あなたの素敵なところをほめてもらうことで、自分のことをちょっと好きになることができる月一回のバー「ほめるBar」。1月は23日に代々木のバー「アガベリア」をお借りして開催しました。(写真撮り忘れた…)

今回は、1on1で15分間みっちり話を聞いてほめてもらえるのを実現するための「ほめ部屋」を用意。

「1on1ほめタイム」はお金を対価としていただく代わりに、ほめられたぶんだけ他の誰かをほめてもらうという、「ほめをギフトにする」というシステムを導入しました。

来てくださった12人の中には、わざわざ山梨から足を運んでくれた方もいて。もう、感謝感謝です。

ほめるBarからほめの連鎖が広まっていくといいな。


(3)ともにつくる:キャリアカウンセリング

キャリアカウンセリングについては、5回実施。

基本知り合いか、知り合いの紹介で受けているのですが、単発ではなく継続的に伴走させていただける方も増えてきて嬉しいです。

僕が個人の目標管理をOKRの考え方をもとに取り組んでいることもあって、最近ではOKRを用いた目標達成の伴走なんてこともやるようになりました。

キャリアカウンセリングについては、ご一緒できる人数を月10人までにして、一人ひとりに丁寧に向き合っていきたいと思っています。


今後やりたいこと

代表的なものをピックアップして紹介しましたが、もちろん他にもいろいろやっています。

で、「忙しそうだよね」とよく言われるんですけど(なんでだろ?)、平日やたら散歩してるし、休日は基本的には仕事しないスタイルで、マイペースにやっております。

マイペースなりに向上心は持っており、特に今は「クリエイターとして提供価値を上げたい」と思っていたりして。

具体的には、撮影のスキルを上げたい。特にポートレイトは取材で撮ることも多いので、今は素人に産毛が生えたくらいな腕前を上げていきたい所存です。

昨年末にFUJIFILM X-H1(勝手に読んでる愛称はフジコちゃん)を買ったので、フジコちゃんとともにとにかく撮りたい。ポートレイトを撮らせてくれる方、募集中です!

撮影のスキルを上げて、「撮影×文章」の組み合わせでインスタマガジンの運用とかやってみたいなーなんて妄想したり。そうやって、自分のクリエイターとしての能力を拡張していきたいな、と。


1月の仕事定点観測はそんな感じです。ふはー、意外と疲れた。来月も続くかな、これ。頑張ろう。

2月も、なにとぞなにとぞ、よろしくお願いします。





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