五月病とセロリ
五月病は六月に入ったらきれいさっぱり快気して、やる気もモリモリ心もワクワク。
という具合にはいかないから人生はままならない。
年始に立てた目標「家族についての連載をはじめ、書籍化が決まる」ということの賞味期限的なものも切れはじめ、そこに気温差&気圧差というダブルパンチをくらうとなれば、それはもう五月病まっしぐら。なんだかもう、「五月病のテンプレ」みたいな気持ちの落ち込みを経験した直近1ヶ月だった。
けれど暦は六月になったということで、「五月病だからな〜」と言いながら昼間ベッドでyoutubeでお笑いばかり見てもいられない(チョコプラの動画ばかりみている)。そろそろやる気を出さねば、とあせりはじめた。
ちょうど昨日、僕が関わっている、トランジション(転機)について探究し合う「グリーンズジョブ」というコミュニティで、お互いの悩みについて相談し合う「わたしのトランジション」という催しがあったので、そんな「脱五月病」への焦りについて話してみた。
すると、参加者の方からこんなコメントが。
「別にやる気出す必要ないんじゃないですか?
まずは生活をととのえてみるとか。
そういうことが大事だったりするんじゃないかな」
なるほどそうか! 焦る必要ないのだ。
偉い人が唱えたトランジション(転機)についての考え方でも、転機は「終わり」「始まり」のあいだに「ニュートラルゾーン」という、いわばちゅうぶらりんの何者でもない期間があるという。悩み、自分について見つめ直すその期間があるから、次の一歩を力強く踏み出せるのだ。
やる気についても、いきなりないところからあるところへと、バチーンと切り替わるわけじゃない。まずはぐっすり寝て、ご飯を食べ、運動をし、寝る。つまりは生活を整えて、自分の中にゆとりをつくること。その上で、目標を見直したりすればいいのだ。まずは生活だ。うん。
ということで、6月は早寝早起きを頑張ってみることにする。あとは掃除、洗濯。自炊も再開しようかな。7月が始まる頃にはやる気も復活しているかもしれないし、していないかもしれないし。
まぁ、やれるだけ頑張ってみるよ〜(山崎まさよし調で)
サポートがきましたって通知、ドキドキします。