「やる気を下げてくる人」への対処法
皆さんの会社や関係者に、「無意識に他者のやる気を下げてくる人」はいませんか? やる気のない態度やネガティブな発言によって、仕事におけるチームのモチベーションが奪われ、結果として生産性が下がってしまった…ということもあるでしょう。 今回は3パターンの「困った人々」の行動と心理に焦点を当て、やる気を「下げない」「奪われない」ための対処法を考えます。
仕事などの打ち合わせの際、話がまとまりかけると反対の意見を発言してやる気をいつも下げる人がいます。例えば、自分の提案に大多数が賛成したタイミングで「そもそもなんでやるんだっけ」「別の視点で考えてみたらどうだろうか?」とまとまりを乱して先送りにする、別の意見を尊重する方向にもっていく人。大抵の場合に一貫した信念をもっているというよりは、まとまりそうな状況を揺るがす発言に終始するタイプです。
終盤で話をひっくり返す人の心理
こういう人は、会議に出て人の話を聞くなかで、自分なりに気づいたことや、思ったことがあると、それを言わずにはいられません。聞き流せず発言した結果、微妙な責任感が周囲を迷わせ、やる気を下げることにつながりかねないのです。
終盤で話をひっくり返す人への対応
このような事態を防ぐには、どうしたらいいのでしょうか? その際は、貴重なマイナー意見にしてしまいましょう。大事なことは、自分に関係ないのに反対してくる人に対して、それに真っ向から戦いを挑んで、「何でそういうことを言うんですか」と言うのではなく、「貴重な意見、ありがとうございます」「いただいた意見も参考にしつつ、このまま頑張らせていただきます」というように言ってしまうことです。そして、マイナー意見のままで終わらせて、周りを同調させないようにすることも大事です。
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