悪いやつがちょっと良いことするだけでやたら高印象になる~鉄男、ごめん~
普段から良いやつが、かなり良いことしていてもそんなに驚きません。
なぜなら普段から良いやつだから。
普段悪いやつが、ほんの少しだけ良いことするとかなり株が上がります。
なぜなら普段は悪いやつだから。
不良が犬にエサを与えているところを見るだけで、「こいつ実はけっこう良いやつだな」と思うことってありますよね。
スラムダンクの鉄男は、まさにこの例に当てはまる男だなと思います。
鉄男とは
漫画「スラムダンク」に登場する不良。
百戦錬磨、喧嘩上等。
ぴちぴちのタンクトップ姿で己の肉体を誇示しながら、三井とともに湘北高校バスケットボール部に乗り込んできた男。
その実力は並のバスケ部では歯が立たず、桜木にボコられるまで思うがままにその場に君臨していたほどである。
最終的には桜木にボコられ、三井の改心とともにその場を去った鉄男。
コートはむちゃくちゃにするわ、みんなのことをタコ殴りにするわで、読者からもなかなかの嫌われっぷりを誇っていたと予想します。
そんな鉄男ですが、たった1シーンでこれまでのイメージを払しょくする活躍を見せるのです。
「スポーツマンみてーだな」
バスケ部に復帰して髪型もさっぱりして、すっかり不良の面影が無くなった三井が、ある日ふとしたタイミングで鉄男を出会うのです。
そのときの一連の流れがこちら。
もともとの不良仲間がすっかりスポーツマンみたいになってたら、「お前なにそんな髪型してんだよ!」と殴り掛かっていてもおかしくはありません。
ですが鉄男は違います。
本当にやりたいことに向かっていく仲間の姿を見て、鉄男なりに応援していることが伝わります。
鉄男、ごめん!
どうやら僕は鉄男のことを勘違いしていたみたいです。
いいやつじゃん。
鉄男、意外といいやつじゃん!
これが冒頭話した、不良がちょっと良いことするだけですごい良いやつに見える効果の典型例ですね。
鉄男を見習って!と思っても僕は不良ではないのでそのままパクることはできません。
もし自分にこういったギャップを応用するとしたら、どんなことをすればいいかを考えてみました。
周りから見た印象と、実際の行動に良いギャップがあれば、相対的にかなり評価が高くなるというのが今回の例です。
つまり、苦手なこと・得意じゃないことなど、自他ともに認める欠点みたいなものを少し努力して改善することが今の自分にできることではないでしょうか。
本を読むことが嫌いと思っていたとしたら、少し読み進めるだけで「あんなに読まなかったあいつが!」となります。
運動嫌いだとしたら、ちょっとした運動習慣をつけるだけで「すごい運動するやつ」に印象が変わります。
得意分野を伸ばすのも大事だとは思いますが、こういった観点で自分の伸びしろを改善するというのもアリよりのアリですね。
鉄男、学びをありがとう!
それでは!!
画像引用:
漫画「スラムダンク」
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