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茶道とiPhoneの似てるとこ

仕事で知り合った人から、もしかしてapple信者ですか。
なんて言われてしまいました。
まぁ確かにね、見渡してみるとMacにipad、iphone、airpods、appletv。
はい、信者というほどではありませんが、apple大好きです。
それにしても、apple信者っていうカテゴライズするような言い方、どういう意図での発言なんでしょう。
まぁどうでもいいですけど。
さて、その件とは無関係に話はいきなり本筋に。
なによりも似ていると思うのは茶道的発想とiPhoneの生みの親スティーブ・ジョブズの考え方ですかね。この両者?見れば見るほど似てるんですよ。
やっかいなところも含めてね。

茶道とジョブズさんに共通するワードは「見立て」


ヒントは見立てです。
見立てとは光景や状況を別のものになぞらえて表現すること。
お茶の世界感では活けられた生花は野に咲く花、
茶碗のひび割れや釉薬の流れも自然現象の再現。
小宇宙に見立てた空間でお茶を通して人と人がひ
とときを共有し楽しむための仕掛けなんだそうです。
価値の再構築、今の言い方だとリデザインですかね。
これってジョブズさんのお得意じゃないですか。

点と点を結ぶと新しい価値や便利が見えてくる


ジョブズさんは以前からある知識や経験をつなげて新しいものを作るスタイルをConnecting dotsと表現しています。
文字通り点と点とを繋げる発想。これって価値の再構築、茶道の見立てと同じリデザインじゃないですか。
グラフィカルユーザーインターフェースと呼ばれるマウスで操作するパソコンもiPhoneやiPadもみんな再構築の産物。
同じような技術、価値は以前からあったものばかりです。
それをわかりやすく新しいカタチで見せてくれたのがジョブズさん。
まさにアップル流の見立てなのです。

面倒でやっかいだけどとっても魅力的な


好奇心、面白がる気持ち、わがまま、子供の頑固さ、
好きなものは好き、嫌なものはイヤといえる遊び心だと思うのです。
でもね、茶道とジョブズさん流プロダクトの似てるところって、なかなか真似のできない部分でもあるんです。
茶道はお作法がハードルだし、ジョブズさんもそうとうに面倒そうな人だったみたいですからね。
でもそんな自分の価値観を押し通すところに進歩や美。
未来につながる夢があるのだと想うのです。
あぁそれにしても難しいなぁ自分に素直に生きるのって。

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