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#3 宇宙で活躍するプレーヤーたち~前編~

■はじめに

これまでは実証実験等の「サイエンス」が目的だった宇宙のフィールドが徐々に「ビジネス」の場として注目され始めています。

それはなぜでしょうか?

その理由は、宇宙にはビジネス、社会、地球全体の課題解決の答えがあるからです。

【拡大可能性のある既存産業】
・インターネット
・ビッグデータ
・資源エネルギー
・創薬
・農林水産
・災害対策
・旅行

そして、世界の宇宙産業市場規模は40兆円、2040年には100兆円にのぼると言われています。20世紀はグローバル時代でしたが、21世紀はユニバーサル時代に突入すると本には書かれていました。今後20年間は、誰も予想できないような人類の発展を目にすることになるでしょう。

「私には関係ない」ではなく、人類全員が今後生きていくうえで避けては通れない宇宙ビジネスの発展について学ぶ必要があると思っています。このブログがそのきっかけになれば幸いです。本記事では宇宙産業のレガシープレーヤーとニュープレーヤーを紹介します。前編ではレガシープレーヤーの未紹介します!

■宇宙産業の基本プレーヤー

■レガシープレーヤー

世界

  1. Lockheed Martin
    旅客機や戦闘機、輸送機などアメリカ政府から発注を製品の製造に田主割っている製造開発会社。

  2. Boeing
    B777やB787など多くの航空会社で利用されている旅客機を製造している代表的な航空機メーカー。宇宙船「スターライナー」を開発し2019年2月に無人飛行に成功した。

  3. Airbus
    フランス・トゥールーズに本社があり、Boeingとライバル関係にある代表的な航空機メーカー。代表的な機体はA320やA350。

  4. Arianspace
    ArianeGroupで開発・実用化したアリアンロケットの打上げを実施するために共同で設立したロケット打ち上げ専門の企業。

日本

  1. 三菱重工
    ISS希望の建設、宇宙ステーション補給機こうのとりの開発・製造・運用に携わった日本を代表するレガシープレーヤー。代表ロケットはH-IIシリーズ。

  2. 川崎重工
    H-IIAロケットのフェアリングを担当した。また、きぼうのエアロック部分、船外曝露実験装置(ExHAM)を開発した。

  3. IHIエアロスペース
    ISSの代表ロケットは世界一コンパクトな打上を目指すイプシロンロケットを開発している。2022年10月の打上は残念ながら失敗に終わってしまった。こちらのサイトに三菱重工とのわかりやすい比較表が書いてあった。

  4. 三菱電機
    気象観測衛星「ひまわり」や通信衛星など大型で実用目的の衛星開発が得意な企業。

  5. NEC
    三菱電機に対して「はやぶさ」や「かぐや」など比較的小型で研究目的の衛星の機体設計・製造を手掛けた。

■宇宙ベンチャーで働くエンジニアなのに

今回のブログで書くまで、体系的に理解したことが無かったので恥ずかしかったです。。もっと目の前のタスクだけではなく全体感をもって働く必要があると改めて感じました。次回は後編です!!

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