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郡道美玲がもう復帰しない可能性について/にじさんじ

知っている方も多いと思いますが先日にじさんじの郡道美玲さんが炎上後に期間指定なしの謹慎処分になりました。僕も過去記事で郡道さんについて記事にしていたので改めて今回の件について書いてみます。

過去に書いたものはこちらです。


先に結論を書いておくと、今回の件をきっかけに郡道美玲さんはそのまま復帰しない、又は引退の可能性が高いと思います。仮に復帰したとしてもそれは運よく免れたという事になるかと。
現在のANYCOLOR社にとっては彼女を所属ライバーにしておくメリットよりもリスクとデメリットの方が余りに大きいからです。

■今回の炎上

まず今回の炎上、謹慎の流れですが下記記事がわかりやすいのでリンクします。

不適切な投稿があったのは22日。「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBC)の決勝戦の実況ツイートをしていた際「これ玉投げる人、強い人が立った時に頭か身体に投げちゃえば出場停止にできるんじゃないの?」と投稿。これを見たユーザーからは「冗談でも言うべきではない」などと指摘する声が上がっていた。試合終了後、郡道さんは「初めて野球の試合フルで見たけど楽しかった~!世界一になれたらしい!嬉しいね! 徹夜してみて良かった! 一部私の無知が行き過ぎてて不適切な発言がありましたが、元リプツリーにも繋げているように悪意は一切無いことだけ改めてもう一度ここでお伝えさせてください~! ごめんなさい!」(原文ママ)と投稿。悪意はなかったと謝罪ツイートをしていた。

この郡道さんの投稿に対し、ANYCOLORは「野球ファンの皆さまをはじめとした多くの方々に、 大変ご不快な思いを抱かせてしまいましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪。郡道さんはこれまでも、複数回に渡る不適切な言動があり、同社が注意していたにもかかわらず、今回の投稿があったという。同社は「当該ライバーが本件ツイートを行ったことは、配信者としての自覚を欠く由々しき問題である」と指摘。これまでの不適切な言動も鑑み、23日から当面の間、活動を休止させるとしている。すでに公開予定の案件やコンテンツの内容は関係各所と調整を行うという。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/23/news198.html

僕のTWITTERをフォローしている人はツイートを見たかもしれませんが、本件が恐ら郡道さんが思うより重い事態になったのは以下の点が考えられます。

①国民の多くが関心を持っている事での炎上になった点。
WBC、大谷翔平という国民の多くが非常に大きな好意を持っている事柄での炎上は普段の炎上とは大きく異なってきます。
普段の炎上と言うのはあくまでもVTUBER界隈という小さな括りの中での出来事です。対して今回の炎上は日本全体が関心を寄せるWBC、大谷翔平という普段の炎上の規模の数百倍はある中での炎上でした。

日経新聞より

平日の日中で視聴率42%という事は推測ですがこのWBCについては8000万人程が関心を持っていたのかなというレベルです。加えて世界大会ですので海外からの関心も高いのでその規模は更に大きくなります。

時事通信より

更に今回は歴史的な勝利を獲得しました。日本の総理大臣から上図の様な賞賛を公に行われる、言ってみれば国を挙げての行事としての大成功を収めました。

この事から普段郡道さんが起こしている炎上とは規模も重大度も全くレベルが異なる事が明確にわかります。

② 大谷翔平を軽視してしまった

火に油を注いでしまったと思われるのがこのツイートです。
WBCによって大谷翔平さんのファンになった女性の数は非常に多くなりました。イケメンで清潔感があり、強くて健康で、どこか子供っぽさがあり、世界で活躍する成功者で、まさに理想の男性像を体現したかの様な彼の姿と活躍はかなりの女性を虜にして憧れの存在となりました。
この憧れの存在に対して
炎上で注目を浴びた
その直後にそれに乗じて
「大谷翔平結婚してくれ」と
さん付けではなく呼び捨てで
一般人より有名である事を利用したかの様なアピール、
これが女性の反感を大きく買った様に思われます。

炎上後のTWITTERでの反応を見てもそれは感じ取れますし

週刊女性PRIMEの今日の記事の熱量を見てもこの発言が火に油を注いだのは明らかですし、所属するにじさんじはホロライブと比較して女性ファン層の多いプロダクションでもあります。
恐らくになりますが、相当数の抗議がANYCOLOR社に入った事が予想されます。

③ 過去からの問題で郡道美鈴を敵視する人が多い点
僕も記事にするほど郡道さんは炎上が多く、性格やキャラ含めて、彼女を普段から嫌悪している層というのが潜在的に多く居る事がわかります。この辺は冒頭にリンクした僕の2つの記事を参照していただくとよくわかるかと思います。
つまり、彼女が燃えるネタがあれば一生懸命それを拡散したり、何とかこの機に引退に追い込まれればと思う人の数が通常のVTUBERと比較すると余りにも多く存在します。
この潜在的に敵が多い状態というのは非常に厄介な状態で、平時であれば問題はありませんが炎上などのトラブル時にはちょっとした火種でも他の人よりも大きく燃え上がります。特に今回の様な国民全体が注目する様なものであれば千載一遇のチャンスとばかりに炎上が拡散されていきます。


今回の件は内容だけ見ればぶっちゃけた話、Twitterでの感想ツイートなのでそこまで大事になるものではなくて、他のVTUBERが同じ事をツイートしてたとしても大事にはならなかったように思います。ですが上記③の影響が余りに大きい感じです。

また、そうして燃え上がると炎上に人は集まります。これは過去に書いた記事ですが

人の持つ特性や攻撃性が炎上という事象と悪い意味で相性が良すぎます。


■ ANYCOLOR社社の対応

今回ANYCOLOR社社の対応は僕が予想していたよりもずっと早く、内容も重たいものでした。これは郡道さんも同じ様に感じたかもしれません。というのは炎上後の軽めの謝罪ツイートやその後のツイートの内容からそう受け取れます。

ですが前述した①②③のリスクをANYCOLOR社はある程度理解していた様で、スピード対応と重めの期限指定なしの謹慎という重めの発表を行いました。

これはANYCOLOR社が東証プライム上場に切り替え申請した事や、タイミング的に株価が動いていた事もあったと思います。特に東証への移行は海外へのブランディング的な要素も強いです。同じ東証上場を発表したホロライブのカバー株式会社も多分に意識している状態だと思われます。

その中で今回の郡道美玲さんの炎上はあまりに企業として見た時に痛い出来事として捉えられたでしょう。


これは僕の憶測になりますが、ANYCOLOR社社の中にはキャリアの長い郡道さんに好意的な立場の人と、上場もあり好意的ではない立場の人という、異なる考えの人が居ると思われます。郡道さんの立ち回りを考えるとある程度経営の意思決定などに関わる人にも気に入られている可能性も考えられます。

今回のスピード対応と重めの処分は僕の印象では、郡道さんを引退まではさせない為の敢えての重たい処分とした可能性が高いと考えています。即対応でこの処分ならこれ以上は燃えない可能性があると踏んでの対応です。

更に郡道さんのファンクラブでもこういった発表が行われました。

「にじFANTalk Vol.3」2023年4月22日(土)におきまして、「郡道美玲」は不参加となり、ご応募いただいたチケットは全て申込み取消しとさせていただきます。お申込みいただいた皆さまに対しまして、残念な結果となってしまい誠に申し訳ございません。 また、謹慎期間中のファンクラブ利用料金につきましては、返金させていただく方針で調整しております。



■終わらない炎上と引退の可能性

ですが、今回は問題になった要因と過去の積み重ねもあり、復帰ではなく引退の可能性もあるかもしれません。

こちらは郡道さんの過去の炎上や問題発言をまとめたものです。
TWITTER上では25日の今日時点でも分単位でこういった今回の件に関するツイートや過去の問題が上がり続けています。

また、上記でリンクした週刊女性PRIMEの記事などは数日経った後の今日のタイミングであの記事ですからまだまだ尾を引きそうな印象があります。

そして冒頭に書いたように、ANYCOLOR社社に於いて郡道美玲さんを所属させておくメリットよりもリスクの方があまりに大きくなっている事が懸念されます。

こちらが郡道さんの本人垢と言われている「逆噴射」さんのツイートです。

こちらがにじさんじから謹慎の公式発表の後のツイートです。
他にもこちらのアカウントの直近のツイートを見てみると

上場企業が抱える所属タレントのツイートとしてはリスキーな内容が多い感じになっています。
こういった中の人アカウントのツイートも今回の件でより多くの人に拡散されていっている状況です。

こうした状況の中では郡道美玲を所属させる事に反対の意思を持つ人の影響が大きくなっていく事が予測されます。そうすると擁護側も庇いきれなくなってきます。

また、一般的に上場企業のリスク管理の観点から見れば普通にモラルの欠けたタレントが主要タレントとして所属させる事は中々ありえません。

・無知とモラルの違い

これが大きいです。
「これ玉投げる人、強い人が立った時に頭か身体に投げちゃえば出場停止にできるんじゃないの?」
この発言ですが、本人は無知からの発言でしたとしていますが、実はこれは論点のすり替えが行われています。

ルールを知らなくても、普通は対戦者の頭にボールを投げて怪我をさせれば良いという発想にはなりません。また、ルールを熟知しているプレイヤーが勝つ為に悪意を持ってこうした行為を行う事もある事から、この発想はモラルの部分に起因する事がわかります。

つまり、郡道さんの持つ特性、性格の中に圧倒的なモラルの欠如が見て取れるのです。

こうしたモラルが欠けている人というのは企業的に見ればリスク度合いはかなり高いです。また、過去にも多くの問題を起こしつつ、反省の言葉を見せても改善がされない、今回の中の人のアカウントの発言でも同様の様子です。敢えてドチャクソという言葉を選ぶのは私はノーダメですアピールで、過去の僕の記事で書いたカースト上位を維持する為の振る舞いが見て取れます。

これは最近話題になっていた、スシローのバイトテロに近い部類のもので、「ダメだとわかっていてもやってしまう」という特徴と一致します。

こうした人物を所属させておく事のリスクは今のANYCOLOR社の状態と、今後の展望を考えた際に、郡道美玲というタレントがにじさんじ、ANYCOLOR社に所属している状態は一つとしてプラスに働かなくなる可能性が高いです。
売れずに人気の無いライバーよりも、下手に注目度がある分余計にです。


こうした点から今回の件をきっかけとしてそのままにじさんじとしては活動再開せずに引退となる可能性もあるのでは、という記事になります。


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