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旅の楽しみ

久しぶりの記事になります。
今回は、旅情報やテクニックの話ではなく、概念の話。

昨今日本含む世界各国では、渡航制限はおろか外出すら慎重にせざるを得ない状況が続いています。
私も4月はイギリスに旅行する予定でしたが、早々とキャンセル。代わりにと思った国内旅行もキャンセルしました。読者の方で、同じような状況に陥った方も多いでしょう。
この外出期間、旅好きの方は、おそらく旅のYouTubeを見たり、地球の歩き方(kindle unlimitedで5月31日まで無料です!)を読んだり、はたまたGoogle  earthやストリートビューを使って、擬似旅行を味わっている方もいるかと思います。私もその1人ですので(笑)


そんな中、ふと旅ってなんでこんなに私を楽しくさせてくれるのだろうかと、考えてみました。
2つの理由がある。そう自分の中で結論づけました。

1つ目。綺麗な風景、地球の畏怖を感じさせる絶景を見て感動するから。
今から5年ほど前だったでしょうか、世間では“絶景”がブームとなり、大きな写真がこれでもかと載った写真集的本が人気を博しました。加えてSNSの台頭。Instagramを代表とする媒体でインスタグラマーと呼ばれる方々がこぞって“映える”写真を投稿。もちろん国内海外の絶景も掲載され、今まで旅行にあまり興味の無かった方々にも絶景の存在が知るところとなりました。
私がこんなに旅行するようになったのも、この影響が強いです。
エアーズロックの巨大さに驚嘆し、セブ島周辺の綺麗な海に感動する。そんな心の動く瞬間は中毒性があるのかもしれません。
写真で見るのと、実際目の前で見るのとでは、大きな違いがあるのは間違いありません。自分を感動させる風景を見たい。それが、旅、旅行、観光の原動力だと思います。

2つ目。文化、歴史の深みを感じることができるから。
私は両親の影響で、幼いころから毎週テレビで世界ふしぎ発見を見ていました。ふしぎ発見はただの旅番組ではなく、毎週のテーマに沿った文化、歴史が学べる番組です。今の流行りで言うと、“教養のつく”番組でしょうか。この1時間を毎週繰り返すだけで、それぞれの国に相当な知識がつくはずです。私は、旅行をする前に相当な量の予習をしていきます。これは単に、スリに合わない、効率よく時間をつかうため、だけではありません。行くであろう観光地の歴史を知ることもその目的の一つです。例えばパリのルーブル美術館も、絵画をただ鑑賞するだけでなく、その背景や画家の一生を知ることで、より深みが出て作品を楽しめることでしょう。そういう意味では、地球の歩き方を“読み込む”ことがおすすめです。私は理系でしたが、大学受験では世界史を選択しそれなりに勉強しました。地球の歩き方ほどの知識は身につきませんが、世界史を勉強するのもさらに旅が好きになる秘訣かもしれません、高校生の時世界史の資料集で見た絵画や、地理の地図帳で見た特徴的な風景を自分の目で見るのはよいものです。もう受験とかないやーって方は、山川出版が出している『もういちど読む世界史』という本がおすすめです。
旅先で、この名前知ってる!とか、これはこういう歴史があるんだよなーとか感じながら観光するとより楽しくなるかもしれません。
私は、やっぱりまだ知識が足りないなと思って美術史の本とか買いたいなと思ってますが、実行に移せてません(笑)

そんなこんな大層なこと言ってますが、早く旅行に気持ちよく行けるといいですね。皆さま健康には気をつけて。

ありがとうございました。

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