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契約する前に見てほしいEPARKの特徴



まえがき



リラクゼーションの会社で働いてたが馴染めず独立。田舎で自身のサロンを持つもWEB集客で失敗。その失敗談を共有して同じ失敗する人を減らすためにブログを初める。
大手2社(ホットペッパーとEPARK)、Instagram、HP(ホームページ)の使い方や営業との交渉術を記載していくのでこれから独立する人や今集客に悩んでる人は一度読むことを強く勧める。

EPARKとは


EPARKとは予約サイト予約システムを売りにしている会社。
EPARKの営業担当曰く、システムに強い会社で飲食店から歯医者まで予約システムを提供している会社だそうだ。
私の場合はリラクゼーションで使っているのでEPARKリラク&エステのことをこのブログではEPARKと呼称する。契約の内容によるが個人店専用のアプリ制作をしてくれるのでHPB(ホットペッパービューティー)とはこの点で大きく違う。

ターゲット層


まずはターゲット層について。EPARKの主なターゲット層は30代〜60代がメインターゲットとなる。
10代 ほぼ0%
20代 5%
30代 30%
40代 30%
50代 20%
60代以上 15%
10代(18〜19才)が使うことはほぼない。限りなく0に近いので今回は0%にした。
30代40代が大半を占めていて50代60代が続いて多い傾向。
この理由について個人的な意見であるがHPBよりも物事を長い目で見る人が多いように感じられる。客層に関しては後述するのでそちらを見て欲しい。

私のサロンの割合は以下の通りだ。
10代 5%
20代 10%
30代 30%
40代 30%
50代 20%
60代以上 5%

前回書いたHPBの割合よりもマッチしているのがわかるだろう。
田舎ということもあり30代以上の利用率が多いのは地域特性、それに見合ったEPARKのターゲット層なので個人的にはHPBのような若年層を集める媒体よりはEPARKの方が店に合っているように感じる。
しかし、一見するとHPB〈〈〈 EPARKのように見えるが落とし穴もあるので注意。

利用客層


EPARKの問題は客層の二極化だ。
実は私が今回一番書きたかった内容でもある。

まずは一般的な客層について、こちらは二極化の良い方だ。
HPBは一見客が多いことは前回の記事に書いたとおりだがEPARKは先を見る利用客が多いように感じる。というのもHPBの利用客はファッション感覚、気分で新しい店を探す人が多いのに対して、EPARKの客層は『近場で通える店』を探している人が多いからだ。HPBにも近場で検索する機能はあるが掲載店舗数が多いので有名店に埋もれてしまうし大半はランキングトップから選ぶ傾向が強いのに対して、EPARKはそもそも掲載店舗数が少ないので近場で探すと田舎の場合2ページ以内に収まる場合が多い。そのため近場で検索した時に競合店と重ならないから店が選びやすいのだ。

反面、悪い方だとクーポン利用客の質がとにかく悪い。
これに関してはそもそもEPARK自体がHPBに利用客数で圧倒的に負けているのでクーポン(値段)で勝負しないと閲覧すらしてくれないというのが現状だ。
そしてクーポン利用客の質が悪いと書いたがそれは
『クーポン回遊客』だ。
この客層はとにかく安いクーポンを発行している店にしか行かないので店の利益にならないのだ(利益にならない理由は他にもある)、もちろんその行為自体が悪いわけではないが個人店にとってリピーターになる気がない客を相手にすることは本当に辛い。常に安い店を探しているハイエナだと思って構わない。
困ったことにEPARKがクーポン利用を率先して促しているせいでそういった客層が一向に減らないのも問題だ。
接客経験が豊富なら入店から受付をしている段階でその人となりがある程度わかると思うが、さっさと利用して帰りたい空気が見え見えでやる気が削がれる。しかしここでやる気を振り絞らないと口コミで悪評をつけられるので要注意。値段しか見てない客層にはそういうタチの悪い客層も多いので特に注意をしてほしい。

勘違いしないで欲しいのは、安いクーポンを利用することを否定はしていない。私もよくクーポンを利用する。私が言いたいのはお店の内容ではなくとにかく安いクーポン(サービスではなく値段)しか見ていない客層が悪いと言っているのだ。この違いははっきりさせておきたい。

EPARKの契約方法



これはHPBの契約と同じで先に契約するか連絡を待つかの二択。
個人的な意見となるが利用客層とマッチしているとは言えEPARKを先に契約するのはお勧めしない。
その理由は後述しよう。

EPARKの契約期間に気をつけろ



これは特に気をつけて欲しい内容だ。
EPARKは、契約期間が7年とものすごく長い。お試し期間を選べるので必ずそれを利用して自分のお店に来る客層をチェックして欲しい。その客層を今後7年間相手にできるのか?とよく考えてから契約するべきだ。
私の場合、営業担当の話がとても上手くまた魅力的な契約内容、実績、未来予想(半分嘘だったが…)だったのでその場で契約したが7年は流石に長すぎるといまだに後悔している。
別の会社で話した営業担当曰く、「実績を出せる自信があってそれを売るのであれば契約更新は1ヶ月〜3ヶ月で十分」と言っていた。この人にもっと早く会っていればこんなに後悔する毎日を送っていないだろう。
しかしEPARKの営業担当はお試し期間を利用すると今提示している割引は使えないと長期契約するように交渉してくるのだ。営業も利益を出す為交渉してくるのだがこれに引っかかってしまった自分が悪いと言えば悪い。

結果として言えば最初に契約したプランは悪くはない。
その後契約した最低最悪のリッチプランのせいでこの長期契約が不当な契約だと思い同じ轍を踏んで欲しくない為、記事にしている。

因みに掲載サイト、予約サイトの契約には必ず「客が0でも文句言うな」という内容が書いてあるので例えば極端な話1年間予約0でも文句は言えない。
が、EPARKは本当に酷い営業担当がいるので気をつけて欲しい
これについては別の機会に書くのでぜひ読んで欲しい。

EPARKの利用料



EPARKを手始めに使う人はほとんどおらず、まずは他で契約する人が9割だろう。
そのため二つ目の契約で金銭面が厳しいことはEPARKもわかっているので割引や無料期間で契約を迫ってくる。この時割引率や無料期間に釣られて契約してはいけない。7年という長い年月搾り取られるので最初の一年程度割引てもEPARKは痛くないのだ。

そしてEPARKの落とし穴は新規手数料だ
HPBは毎月ほぼ定額で利用できるがEPARKは違う。毎月の利用料に加えて新規手数料がかかってくる。この手数料がかなり痛いのでじっくり計算して採算が取れるかよく考えてから契約しよう。
毎月の利用料は大体一般的なサラリーマンのお小遣い程度(HPBよりは安い)だが新規手数料は1人につき高いステーキぐらい掛かる。

ここで仮に利用料を計算してみよう

HPB
月額4万円×12ヶ月=48万円が年間利用料
ポイント付与(お客へのポイント付与は店舗負担)で1000円ほど毎月前後するが大体こんなものだと仮定しよう。

EPARK
月額3万円×12ヶ月=36万円 ここまでなら良いが…
+
月平均5人×2,500円=12,500円×12ヶ月=15万円
=51万円
と上回ってくるのだ。

ここで一つポイントとなるのはHPBは1年経った後は無料で掲載できて予約も取れるがEPARKは7年間支払わないといけないことだ。
しかもHPBは無料にしてからも毎月2〜3人程度新規客を呼び込んでくれるEPARKは1年経った状態でいまだに0〜3人とHPBよりも幅が大きい。
(上の試算と異なるのは私の店がど田舎なので新規客がそもそも少ないから。首都圏や駅前に店舗を構えればそれなりに人は来る。)

私が特に問題だと思っているのは有料で使っているEPARKの新規がHPBと同じ、もしくは少ないということだ。
EPARKの営業担当曰くホームページの代わりになってSEO対策(検索エンジン対策、主にGoogleの検索順位)になります!と豪語するが掲載中特にSEO対策でアップデートし続けるわけでもなく。掲載した後は何もしないので無料のHPBに常に検索順位で負け続けているのだ。そして、

過去1年半で一度もEPARKが検索順位で上に来たことはない。


確かにHPBは国内最大級の予約サイトだが無料のSEO対策に一切勝てない有料のSEO対策とはいかがなものか?と正直思う。

今回は仮に計算してみたが地域によって値段は変わるし掲載店舗が増えればブランド力が増すのでベースの値段も上がってくる。仮に出してはいるがこれから契約する人はこれよりも少し上がると予想して良いだろう。

あとがき



今回はこの辺にしておこう。
はっきり言って私はEPARKが嫌いだ。
それはここまで読んでくれた人なら「あ、この人EPARKが嫌いなのかな?」と勘づいていただろう。
最初の契約だけなら私は十分満足してEPARKを利用していたのだが別の機会で書くリッチプランでEPARKに対する憎悪が増してしまったのだ。(なのでEPARKに対してはかなり否定的である)
EPARKの用意するアプリはそこそこ使えるし掲載ページも値段の割にいいものだと思っていたが、リッチプランの実績とそれを売り込んできた営業担当の嘘が本当に憎い。私は詐欺だと言い続けている。
EPARKの粗悪な部分は他にもあるのでそこら辺も記事にしようと考えてる。
ぜひ楽しみにして欲しい。

追伸
文章を考えるのはとても苦手だが今回の記事は3500文字も書いていたようだ。
自分でもこのサイズの記事を書けることに驚いているがおそらく最近始めた読書が要因だろう。
Kindle Unlimitedに契約して3日に1冊ほど読んでいるので語彙力が少しついたようだ。
まだまだ読みにくい点も多いと思うが今後も記事にしていこうと思う。

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