見出し画像

大阪酒万博2023in扇町公園 無事に終わりまして

さて皆様先日は大阪酒万博にご協力ご来場頂き誠にありがとうございました。
おかげ様で無事に?開催にこぎつけ、無事に閉会することができました。
関係者各位にはこの場をお借りして改めてお礼申し上げます。

色々反省はあります。


開催時期が絶妙だったこと

日本酒、ワインの酒造期真っ只中での開催ということで、各協会に協力のご負担をかけてしまったこと。
これは前回も同様でしたが、人的リソースが不足する時期にするのはやはり大変。
その影響もあって、1日開催となってしまったことも少し勿体ない点でした。
まぁでもこれ2日ってなると、それはそれで大変だったかも。屋外イベントなので天気のリスクは確率論みたいなもんですが、1日に集中してできたから盛り上がったのかなとも思います。

告知の時間が圧倒的に短い

もっと前もって準備しておけば、というただこの一点に尽きますが、大阪市の公園を使う許可が降りるのがギリギリとなってしまってもろもろのスタートがギリギリまで遅れてしまいました。
許可が降りる前提で準備は進めていたものの、実際に降りるまで発注も制作もやはりできないものだなぁと。
もっと早くから告知など進めていればもっと認知につながったかもしれません。
ただ、大阪メトロの全駅にポスター掲示してもらえたのは大きかったと思います。

当日の開催時間の設定が難しかった

前日に雨が降って、当日はかなり寒かったんですね。
天気予報に反して小雨が降ったり終日晴れ間がなかったりしたのですが、それでも多くのお客様に楽しんでもらったかなと思います。
お酒飲んだらあったかくなるしな。笑
1日開催ということで、会場の設営が早朝、解体が夜中で短時間で完了しなないといけない。
これはこれでコストアップの原因となりました。
11~20時って割と適当に決めたのですが、経験不足で考えが足りませんでしたね。
公園の照明が弱いので、テントや会場の照明を設置しましたが、たかだか2、3時間の日暮れ以降の運営のために発電機やらなんやらで、えらくコストがかかってしまった。
なるべくコストのかからないようにしようと思ってましたが、会場設営費用でずいぶん掛かってしまったのが今回の一番の反省点。

ワイン、日本酒が売り切れてしまった

これは思ったより来場があったのでうれしい悲鳴ではあったんですが、前売り券が前日に多く売れたこともあって販売予測が出来ず、在庫の確保が間に合わなかったためです。
当日に追加で在庫確保してくださったり対応してくれましたが、それでも終盤に売り切れとなってしまいました。
ビールはまぁまぁありましたが、20社分のビールの各液種の在庫には差があるので、少ないブルワリーは早々に売り切れてしまったんですね。
これは次回に活かして対応方法を考えようと思います。

ゴミ処分

まぁまぁけっこうなゴミが出るだろうなぁと思ってましたが、プラカップ提供はネックだなと思いました。
エコでもないし、処理に費用が掛かります。
出来れば次回は専用グラスでの洗浄運用を考えないとなと。
給排水がネックになりそうです。
ゴミステーションにスタッフ常駐してもらって、カップや容器などはまとめて重ねてもらってカサ減らすよう頑張ってもらっても大量のゴミが出るのは仕方ないなと。
結局、普段取引のある産廃業者さんに緊急依頼して回収してもらったわけです。
事前に準備しておけばご迷惑もおかけせず済んだなと反省。

細かい反省はまだまだいっぱいありますが、
やっぱり保冷車あったほうが搬入も撤収も楽やったな、とか、
パスマーケットの管理権限をスタッフに持たせておけばよかった、とか、
グランドの砂対策で養生シートでもすれば少しはましだったかも、とか。

やってよかったなぁという点

第一回開催で終わらずに第二回も出来たというのは、日本酒、ワイン、ビールの垣根を超えた協力関係をもっと強くするのに必要だったと思います。
乾杯条例という一つの目標に対しても、酒類製造事業者として一丸となって取り組む必要がありますし、単純に文化的技術的な交流が産業振興につながると思っています。
来場者も、日本酒、ワイン、ビールのそれぞれのファンの方たちが集まって、普段飲まないお酒を飲むというシーンがあり、クラフトビールだけのイベントでは見られないような雰囲気だったと思います。
大阪の酒の認知拡大にも役に立てたかなと。

「万博」というキーワードも、なんやかんや言ってアピールしやすく、大阪万博を盛り上げる機運醸成にもつながっていくのではと感じています。
共創チャレンジへのエントリーもして、ミャクミャクも呼びたいなぁ。

扇町公園の賑やかしができたのも個人的には嬉しいポイントでした。
前々から扇町公園でなんかイベントやりたいなと思っていたところに、お話頂いて開催できたイベント。
自分たちの事業エリアでイベント主催ができたのはいい経験になりました。
次回は自治体とかも絡めるならそうしようかな。
スタッフにとっても、普段の業務とは違った経験を出来たのでよかったなと。

個人としてもとても学びの多い1カ月でした。
そもそもイベント主催もほとんどしないですし、出店もあまりしないのですが、大阪酒万博に関してはやってよかったなと思います。

今回重要だったのは「他力」を頼るということ。
今までの自社イベントはあくまで「自力」だったのに対して、
今回の大阪酒万博の規模では自分のキャパオーバーが分かっていたので、イベント企画段階で専門の企画会社の方に参画してもらって、大阪ブルワーズ協会としても会員メンバーに動いてもらったり、ボランティアに来てもらったり。
師匠にも酒造りセミナーに登壇頂いたり。
販促に関しても色んな人を紹介してもらって、皆さんに宣伝を手伝ってもらったりしました。
ビールだけじゃなく、日本酒、ワインの皆さんも宣伝してくださったので多くの人に来てもらえたんだなと。
大阪ブルワーズ協会の会長という立場を最大限使わせてもらってできたイベントでした。

とまぁ、これだけやってもやっぱり赤字っぽいので、来年取り返したいと思います。
とりあえず2025年までは続けたいなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?