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お塩が大切。それも単なるNaClじゃだめよ❣️
皆さん、今年の夏は、どこへお出かけしますか?私は、ちょっと地球の裏側へ行く予定です。キルギスって知ってますか?ドラマ「VIVANT」の舞台となった国ですね。中央アジアに位置するこの国にも行ってみたいな。でも、結構飛行機乗り継ぎで、ヨーロッパやアメリカへ行くより遠い。。。
さて、今日のテーマは「お塩は大切」っていうお話です。
なんだ、今更💢って?
いいんです。月並みのお塩の話なので、塩オタクの方には不向きな記事かも😆
ちなみに、皆さんはアズキって、作ったことがありますか?アンパンしか食べネ〜っていう方もいらっしゃることでしょう。そのアズキは、お豆をじっくり煮込んだ後に、お砂糖と「お塩」を加えるんです。なぜ塩かというと、甘味が増すから。
でね、ちょっと下の本の抜粋を読んでみてね。実は、お塩は、体の状態によって味が変わる。甘いと感じたら、それは塩不足になっている。逆に、「ショっぱ!」とか「オエ〜っ」となったなら、塩は適正か過剰。分かりやすい。
マラリアには熱帯熱と三日熱がある。前者は毎日一回、後者は三日に一回、四十度くらいの熱が出て一時間ぐらいつづく。いわゆる「おこり」が起るわけで、前身が寒くなり、ガタガタと震えが起って歯の根が合わない。
それが終わると今度は全身が火のように熱くなる。喉はからからに乾き、たいてい水筒一本か二本をあけてしまう。
全身から滝のように汗が流れ、風呂からあがったようになるが、これが発熱の消耗以上に恐ろしいことであった。体中の塩分が出てしまう。しかし補給すべき塩がない。ああ塩、塩、塩! 塩の必要はだれもが知っていた。
ジャングルに入る前、全員に塩が分配され、各自それを竹筒につめて腰に下げていた。だれかが倒れれば、次の瞬間、だれかの手が倒れた者の腰の塩筒にのびた。
だがその塩がもう残り少ない。塩の結晶を一粒二粒、舌の先にのせる。「あの時は塩が甘かったよなあ。本当に甘かった」。収容所の中でも、今でも、ジャングルのことを語り合えば、必ず出てくる言葉である。本当に塩が「あまい」のである。
しかしそう感ずるようになったときには、前身から流れ出る汗には、もう全然塩味はない。
私もロードバイクに乗ります。100キロを超えてくると、水分補給やカロリー補給をしないと、乗れません。若〜い男子諸君は、いや、おばさんもか、、バイクを乗り終えた後は、レースパンツやジャケットが白いシマ模様になっている。そう、塩が、汗とともに流れて乾いたからですね。実際、ロードバイクを乗ってしばらくして、腕の辺りをペロってすると、塩辛い。。。(すみません、汚いお話で💦)
だから、すぐに吸収するお水と、スポーツドリンクを2本、ロードバイクに入れて乗るんです。スポーツドリンクには、塩が入っているので。
1945年、日本の敗戦。当時GHQが行った政策の中の大きな実行ポイントがあった。それは、塩。今でいうJT(旧:日本専売公社)で、精製塩を作らせて、日本古来の塩田での塩の生産を禁止したんです。日本人が世界へ行っても元気だった源である「塩」を取り上げた。塩は塩ですが、ミネラルが入っていない。ミネラルが本当に体には重要なんです。それを当時のGHQはよーく分かっていたということ。
他国では、塩抜きにして支配した国もありますし、犯罪者には、塩をあまり与えずに弱らせるといったこともやっています。いや、現代でも刑務所では、行われているはずです。
それくらい大切なお塩。今では、スーパーに行けば、色々なお塩が手に入るし、食卓でも、あって当然というのが塩。でもね、それは、普通なことじゃないんですよ。もう一度、ご自宅の塩を見直してみてね。
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