蝉的人生の過ごし方　〜もの思い編〜

皆さんの人生で最も輝いていた時期は何時頃ですか？思い切り泣いたり笑ったたり悲しんだり、「思い切り」何かができたこと。それが、最も輝いていた時期ではないかなと思います。その時はそんな輝いていたなんてわからないだけどね。
年齢を重ねていくと、思い切りというのがなくなって来た感じがします。

今日は時間があったので、自分の人生を改めて振り返っていました。私の場合はやっぱり、高校や大学の時だったかな。いまさら戻りたいとは思っていないけど、何かに、仲間達と本気で打ち込んで、喜怒哀楽を全開にして生きている瞬間。本当に尊いものです。

それで、今日のテーマは「蝉的人生の過ごし方」です。セミは七年くらい土の中で過ごして、１、２週間でこの世を去ります。すごくないですか？七年もの歳月をかけて、たった１週間の地球の地上を体験する。切なくそして心温まる蝉の人生。カゲロウなんて、もっと短くて一日です。それぞれセミもカゲロウもその短い地上人生で、思いっきり遊び、恋をして、子供を授かって、そしてこの世を去る。相当なアップテンポ。でも、もしかすると、無駄に長い人生を続けるよりも、その短い一生で１００％１２０％人生を謳歌する。そんなのは、なんか憧れすら抱きます。

青春はもう今世では、来ない。でもいつも全力で、その時々の年齢や出来事や仲間達と本気で向き合って、１秒１秒を無駄なく生きていきたいな。今まで、ずっとパッとしなかったなって思っている読者の方がいれば、セミを思い出してください。今はまだ土の中。人生１００年時代。もう定年で・・・とかいう人でも、定年になる前は、土の中にいたんだって思えばいい。そして、その年齢でしかできない自分の一番やりたいことを思い切ってする。子育てや介護で大変な人もいるかもしれません。でもね、「止まない雨はない、明けない夜はない」人生は必ず天寿を全うするならば、必ずそうなっている。それが真理ではないでしょうか。

わたしたちを取り巻く環境も、以前とは比べ物にならないほど、高速で変化しています。世界情勢などやテレビやマスコミのせいにしたり、一喜一憂している時間があるなら、自分のいつ終わるかもしれない人生の今を本気で生きてみる。

今日はお休みの日。そんなことをベットの上でボーッと考えていました。

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