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センバツ高校野球出場校から学ぶ②

「センバツ高校野球出場校から学ぶ」第2回は、逆転の発想から工夫をすることについてお伝えしたいと思います。

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鳥取一の進学校・米子東をセンバツに導いた「超合理的思考法」とは
ー部員16人の公立校はなぜ躍進できたのかー
http://bunshun.jp/articles/-/10511
(文春オンライン19.1.25)
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下記の部分から引用いたします。

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でも、野球はまだまだ科学的に突き詰める要素がいくらでもある。
だからこそ、ウチの様な地方の公立校でもいくらでもやりようはあると思います。

例えばいま、ウチの部員は16名です。でも、その少なさこそが1番のウチのストロングポイントだと思います。
短時間でたくさん練習できますし、中には中学校でレギュラーじゃなかった子だっているわけです。
でも、そいつが本気でセンバツのレギュラーになろうと思っている。だって、16人ですから。
誰1人としてぶら下がっている選手がいないんです。これはチームとしてデカいですよ。みんなが本気なんです」
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ここからは、「逆転の発想」を学ぶことができます。
多くの選手がいるから強いわけじゃない。

これは社会でも同じですね。
ブランド力があるとか、大きい工場を持っているとか、営業マンが多いとか・・・
弱点に目を向ければ、いくらでも見つけることができます。
(雪でグランドでの練習が制限される北海道の高校もそうですね)


そこに指導者が目を向けることから、生徒の進化、チームの進化は始まります。


この記事のようにプラスに考えたらどうでしょうか?
その考え方が、選手の人生に与える影響は計り知れないものになるはずです。例えば、指導者は、この倍選手がいた場合よりも、その倍の時間、目の前の選手を観ることができます。

また、フリーバッティングなら、練習できる回数も増え、練習試合なら試合に出る機会も増え、実践経験を積みやすくなります。何かが足りなければ、頭を使って工夫をするようになります。
そして、そのことを実践したことで「甲子園出場」という結果を選手に示すことが出来ています。

これが、子供たちの将来に必ずプラスの影響を与えるのは間違いありません。
指導者・リーダーの心掛け次第で、どのようにでも子ども達は変わるという典型例ではないでしょうか。


参考になれば幸いです。

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