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転職活動を最適化する4ステップ

48歳の転職おじさんです。おはようございます。
日曜朝にnoteを書くってちょっと気分いいですね。

今日は転職活動をスタートする上で、おっさんが実際に行った『求職者の4ステップ』を書いてみようと思います。

「なんとなく」が「いま」に変わった

前職時代、仕事や仲間に恵まれていたおっさんは、正直「転職」を意識することはほとんどありませんでした。

半年前の2021年秋。一大プロジェクトが完遂したこと。準備万全で臨んだ新規提案で「デジタル施策に魅力を感じない」と酷評を受けたこと。年イチの査定評価がハラオチしなかったこと。この3つが重なったとき「うっすらぼんやり」の存在だった転職が「いまのタイミング」に変わりました。

「転職」を意識しはじめたおっさんは、4つのステップを踏みました。これは教え子たちから寄せられる転職相談に向き合ううちに、結構最適な方程式じゃね? と思えるくらいに仕上がってきたおっさんオリジナルメソッドです。汎用性も高いと思うので思考の整理にもオススメです! 今日はおっさん秘伝のタレを特別に公開しちゃいます。

最初にやることは、マジこれ一択

転職を考えはじめたあなた!まずはこれ!ここ超大事です。

・現実逃避型(環境を変えたい)
・現状打破型(年収や待遇をUPしたい)
転職の動機はこの2択のどちらですか?
きちんと自分で認識しましょう。

転職活動で迷走しちゃうほとんどの原因は、2兎を追いかけてしまうから。例えば『現実逃避型』なのに、年収や待遇UPを求めて転職活動しちゃう系です。今の環境(職場)から離れたい、だけど年収や待遇は維持か向上したいという2兎追いタイプは、まれにラッキーパンチが当たることもありますが、大抵はノックアウトを喰らいます。これは n=100 近くあるゼミ生たちのリアルな転職活動から弾き出した傾向なので、そこそこ本質を突いていると思います。

おっさんも今回「現実逃避型」か「現状打破型」か、ガチで向き合いました。ここはすごーく丁寧に時間を掛けて自問した方がよいです。

で、おっさんの答えは「 現実逃避5:現状打破5 」でした。前職にはない環境で就労したい(その気持ちが強い)から、年収UPは諦める(こだわらない)、だから現職にステイもあり、という感じで優先順位がロジカルに整理できて、ハラオチもします。

ここでポイントですが、現実逃避型を選ぶのはカッコ悪い……という思い込みや、ご自分のプライドが邪魔をすることもあると思います。でも、そんなのかんけーねー!です。ここは納得できるまできちんと自分と向き合ってハラオチしましょう。

次はSWOTと棚おろし

次のステップは前職(現職)のSWOTです。あなたの職場をSWOT分析してみましょう。
おっさんの場合は、ある特定カテゴリの企業群からの圧倒的な信頼や実績がある環境や強みと、デジタルトレンドに遅れている決定的な弱点や焦燥感をバランスしました。結果おっさんは前職の環境を打破したい! なんなら年齢的にも転職は最後のチャンスかも? だったら未来に向かって転職したい!という解に至りました。

ステップ1:現職にない環境を求めたい(そのかわり年収や待遇はさほどこだわらない)
ステップ2:強い未来を想像できる職場に転職したい

こんな感じでステップを踏んでいくと、少しずつ与件の整理が進んでいきます。ね、いいでしょ、これ。

ステップ3は自分自身の棚おろしです。48歳のおっさんは20代30代のような伸びしろポテンシャル採用ではないので、「何がしたいか(やりたいか)」ではなく「何ができるのか」=「転職をする上での軸」を明確にしました。

おっさんの場合、オレには何ができて、転職先でどんな貢献ができるのか? の視点で軸を考えたとき、英語軸、スポーツ軸、マーケティングコミュニケーション軸(PR軸)の3軸が思いつきました。ここは自己分析なので正解も不正解もありません。だって自分の棚おろしですから。

この3軸であれば、ある程度は即戦力で貢献できるだろうと思えたおっさんは、残りのキャリア(MAXで15年くらい?)を想像しながらベストな未来に繋がる軸はどの軸か? を想像しました。

おっさんは今回、大きなチャレンジをしました。それは自分のキャリアで最も強い軸だった「スポーツ軸」を消したことです。

スポーツ軸を消した(消せた)理由は、25年のキャリアでそれなりに実績を重ねてきた自信、平準的な仕事なら今後も回ってくるだろうという予測、スポーツ軸でこれ以上のキャリアアップはなさそうという判断、からです。

こうして48歳のおっさんは、転職軸を「英語」か「マーコムPR」に絞って転職活動をはじめました。さらっと書いてきましたがここまで大体1週間くらいは掛けたと思います。振り返ると、結果的にスポーツ軸を消したことが、春から就業する会社との出会いに繋がったので良い判断だったと思っています。

最後は「転職活動なう」を知らせる

軸が定まったら最後のステップ4です。エージェント登録をしたり、近しい知人友人に『転職モードなう』を伝えます。ただし現職と繋がりある人たちに伝えるのは、このタイミングではまだ控えた方が賢明かもしれません。

前職の採用(求人)活動で感じの良かったエージェンシー数社にこんどは自分が求職者の立場で登録をしたり、英語圏のヘッドハント会社の面接を受けたり、元ゼミ生LINEグループに近況報告をしたり。こうして11月上旬、転職活動がリアルにはじまりました。

前職は充実感ある職場だったので、日によっては、このまま残るのもありだよな、など感情が揺れることもありました。そんなある日、エージェントからのメールで春からお世話になる会社のことを知りました。

はじめて聞いたその社名をググってみると、ポジティブで陽気なHPが飛び込んできました。社長さんは業界の先駆者としてマーケットを牽引されてきた方らしく、WEBやnoteには読み物コンテンツが溢れていました。

ここから先は、今回、自分が希望する給与レンジと採用側の思考を想像して、仮にご縁があって転職となった場合、エージェントを介さず直接申し込んだ方が(手数料が不要となり)企業側はうれしいだろう(かつ、コストをセーブできたら採用の確度が高くなるんじゃないか?)と勝手に妄想を膨らませて、WEB上にあったリクルートコーナーからポチっとダイレクトにエントリーしました。

ダイレクト申込のメリ・デメ

ダイレクト申込にはメリット・デメリットがあります。求人側(企業)にも求職側(オレ)にも両方あります。

求職側の立場からすると、メリットは自分の直感でいいなと思った企業(人事や採用の担当者)とダイレクトでコミュニケーションが取れること。肌感がわかるという意味ではすごく良いと思います。

デメリットは、企業が想定している求人ペルソナに当てはまっていないのに申し込んでしまう可能性を回避できないこと。期待しながら待っている裏側で、もしかすると「おいおい、こんなおっさん要らねーし」と書類にさえ目を通してもらえず落とされてしまうこともあると思います。

では企業が人材エージェントを置くメリットは、何でしょう?

大手企業や人気ポジションの求人の場合、一次スクリーニングは結構な手間がかかります。そこにコストを払って業務として委託するのは理にかなっています。

またその会社が信頼を寄せ、かつ実績も豊富なエージェントの場合、そのエージェントの信用担保力は、採用する際の手数料(コスト)を上回る価値がある、と判断する場合もあるでしょう。

おっさんは今回、自分が想定ペルソナ外だろうと想定して、自力で書類選考を通過できるか、もしくはエージェントの信用担保力が必要か、を天秤にかけました。

自力で書類選考さえ突破できないようなら、そもそも転職は難しいだろうと判断し、おっさんはダイレクトでHPからポチっと申し込みました。書類選考さえ通過できれば、その先の過程はエージェントの有無はあまり影響ない、という自分なりの読みです。

エージェント経由で申し込んだ企業もありました。結果、おっさんは今回4社にアプライして、3内定1不採用、の結果となりました。

数百万社もある日本企業の中からなぜ、9社目となる企業を選んだのか? については次のnoteで振り返ってみようと思います。

みなとみらいの催事場に着いたので今日はこのへんで!今日もご愛読ありがとうございまーす😊

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