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神子畑選鉱場跡

2022年4月22日(金)

初見で読めたら偉い。
前から一度行ってみたかったところへ車を走らせてきた。行程はこんな感じ。

暇か。

神子畑選鉱場跡みこばたせんこうじょうあと。6キロほど離れた明延鉱山あけのべこうざんから掘り出される鉱石から錫、銅、亜鉛などの金属を選鉱するために作られた施設で1987年に操業を停止。まあいわゆる廃墟であり、また産業遺産でもある。詳しくは公式サイトを見た方がいいだろう。

その規模はかつて東洋一と呼ばれるほどであり、最盛期には従業員1,600人以上(うろ覚え)が働き、周辺には従業員用の住居、学校、売店や娯楽会館などが揃っていたらしい。長崎の軍艦島みたいな感じかな。

上屋が解体されてコンクリートの基礎だけが残されている。左側にあるのは急勾配のインクライン。
一円電車。元々は6キロ離れた鉱山から鉱石を運ぶための電車だったが、客車を連結して従業員やその家族らも乗せて運ぶようになったとか。


シックナー。すり鉢状になっており、微細な固体が入った液体を回転させながら水分を除いて固体物を取り出す非ろ過分離装置。
直径15㎝くらいの鉱石が傾斜を下りながらだんだん細かく破砕されてくる。


明治16年、鋳鉄で作られた橋としては日本一古い橋。


来る途中でお昼に食べた播但柚子ラーメン。
帰り道の途中に寄った道の駅で食べた柚子ソフト。暖かかったのでサッパリ柑橘系でうまし。


普段、海に近いエリアに暮らしているからかのどかな山奥に非日常を求めがち。


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