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留学生活自己学習編「家庭教師郭老師(グオラオシー郭先生)の授業始まる」72番

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私は、遼寧師範大学5号楼宿舎の寮の501号室へ戻りまだ時間があったので、授業の教科書の宿題の箇所をやりながら腕時計をみながら5時25分になったので、部屋を出てエレベーターで1階のロビーへ行きました。

すると、もう郭先生は私が立っているエレベーター降りた其の位置から真っ直ぐ線を10メートル位引いた先のロビーの窓際に置いてある一番右端の長椅子にハンドバックを置いて何やら身形を気にして見えましたが、私が近づいて行き声を掛けると気がつかれにっこりとしてちょっとお手洗いへ行ってきますと言われたので、私は、エレベーターの前で郭先生を待っていました。

郭先生が帰って見えて一緒にエレベーターに乗り5階の501号室の私の部屋へご案内しました。そして部屋の中へ先生に入ってもらい先生の黒色のロングコートと如何にも暖かそうな黒い丸い帽子とハンドバックを、急いでやった事が解る如何にもきちんと整理整頓された白いベットシーツカバーの上へ置いてもらい、私は机の直ぐ横に置いてある先生用のこの椅子に先生この椅子に座って下さいと言いました。

すると郭先生は、私の方を見て其の聡明な顔に笑みを浮かべ優しく微笑んで中国語で「谢谢后藤先生シエシエホウテンシエンシェンと言われました。」日本語で有り難う後藤さん、そして、5時30分少々過ぎて第一回目の家庭教師学習(中国語で辅导学习フーダオシュエシーと言います。)が開始されました。

私は、郭先生にお願いが有りますと話し始め、自分は中国語の発音がまだ確りと覚えていないから中国留学中に完全にマスターしたいので教えて欲しいと要望すると、郭先生は良いですよ、単語も読んだりしながら、発音中心に授業を組み立てて行きましょうと言う事で合意しました。

そして、次回からの日程を木曜日午後5時30から6時30分まで・土曜日午後5時30分から7時30分まで・日曜日午後3時40分から5時40分までの予定としましょう。しかし、先生のご都合で変化する事も有りますと言う事に決まりました。

早々に、第一回目の記念すべき中国に来て始めての家庭教師学習を交通大学の女性の綺麗な背の高い黒色の服装が良く似合う細い華奢な体付きの聡明な優しそうな押っ取りとした雰囲気のする、笑うと前歯の一本が無いのがわかる気品の漂う郭先生と発音からスタートしました。

最初に単母音6個の発音と二重母音9個(前の音を強く発音する)と三重母音4個(真ん中の音を強く発音する)と鼻母音16個(最後にnを伴う鼻母音8個)と(最後にngを伴う鼻母音8個)と巻き舌母音1個(舌の先を上にそらせる)の発音と子音21個(唇音4個・舌尖音4個・舌根音3個・舌面音3個・巻舌音4個・舌歯音3個の発音と声調(第一声・第二声・第三声・第四声・軽声)の組み合わせの発音練習開始です。

唇や舌の使い方が全く日本ではやれなかった事が今現実中国人の本場の方について習っている現実の嬉しさを隠せれないまま1時間と言う短い時間が無常にも通り過ぎてしまい先生とのお別れの時間が来てしまいました。

発音練習だけ1時間したのですが、本当に時間は早く過ぎ、口のだるさと言うものが残り、当たり前なのですがまだまだ練習しないと通じないと痛感した初回の授業でした。

1時間家庭教師学習代金30元(日本円で450円位になります。)本当に日本と比べてはいけないのでしょうが安いので驚くばかりですが、これを活かさなければと強く思うばかりでした。

今日は、風邪気味のため午後9時に寝てしまいました。おやすみなさい。

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