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留学生活自己学習編「大連遼寧師範大学4年生の郭さん周さんからの今日の質問は、【勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負けなし】と言われましたが、私達、余り良く理解できなかったので教えて欲しいとの事だったのです。 86番

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気を取り直し中国語の宿題を済ませて、16時05分前になったので私は、今日は相互学習(中国語で互相学习フーシャンシェシーと言います。)の日だから1階のロビーへ降りていきました。

そして、窓際の真ん中の長椅子に腰掛けて待っていると、玄関ドアーから、キャメルの色のダッフルコートを着た郭さんと、黒い色の帽子の付いた暖かそうなハーフコートを着た、遼寧師範大学日本語学科の4年生の女学生2人が入って来ました。

早々に2人と挨拶を交わして私が居る窓際の長椅子に、私の左側に郭さんが座り、其の郭さんのまた左側に周さんが座り相互学習を始めました。

私のいつもの宿題を教えてもらいながら済ませて、彼女たちの今日の質問は何だろうかと思っていると、周さんが今日は私が質問しますと言われ、今日の日本語学科の授業中に、担当の日本人の吉川という名前の年輩の男性の先生がこう言われました。「勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負けなし」と言われましたが、私達、余り良く理解できなかったので教えて欲しいとの事だったのです。

私は、彼女たちに、この言葉を言った人は、日本のプロ野球界において昨年まで楽天イーグルスという球団で、監督をしていた70歳すぎた現役の時にキャチャーで有名な選手で、監督になってプロ野球の試合の時に、終了後に新聞記者等から、今日の試合内容はどうでしたかと言う質問を受けた時に、答えた中の1つの言われた言葉で、野球の試合で勝つ時は、時々女神様が居るかのように応援してくれて、其の選手の実力以上のものを出させてくれる幸運をもらえたり、また監督の采配が仮に間違えていても勝ってしまう事が起きたりするが、負ける時は必ず其の原因がある。

つまり、ある場面での監督の采配間違いとか選手のエラーとか、ピッチャーが投げてはいけないコースへ投げた投げ間違いとか、選手が走る所で忘れて走らなかったりとか、外野手がボールを追いかけて捕球する場所を行き過ぎたり前過ぎたりとか、必ず負けた時には祖に原因があって負けると言う事を言われた事ですと答えました。

また、自分でも例えば、中国語検定を受けた時に合格しない時は、必ず、あの箇所のあの問題もう少し練習問題しておけばよかったとか、あの問題解っていたのに時間無くて、見直し出来ずに間違えてしまったとか、反省ばかりですが、今日も余り出来なかったから、合格していないだろうと思っていたら、合格書が届いてそういえばあの答え1か2か迷ったけど、2に丸つけて合っていたのか、ラッキーという合格の仕方もあると言う事を付け加えて話しました。

すると、郭さんと周さんは、いつものようににっこりと笑ってよくわかりましたと笑顔で帰って行かれました。

今日の食事は、朝食5元 昼食6元 夕食5.5元合計16.5元(日本円で245円位です。)

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