推しがいる生活はキ○いか？健全か？

はい、どーも、りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとにパパが本音を話すブログとなっております。

最近、6歳の娘が『推しの子』にハマっています。

推しの子は、週刊ヤングジャンプ、少年ジャンプ＋で現在も連載中のようで芸能界を舞台にしたアイドル漫画です。

そんな説明でいいのだろうか…

と言うのも、僕自身は推しの子を読んだことがなく、朝から晩までではないですが、朝も晩も、ディズニープラスで娘がアニメ・推しの子を観ているので、それを横目でチラ見をしているレベルでしか知りません。

娘がリビングの大型TVを独占し観ていたとき、ふと横目で見ると、気になったシーンがありました。アイドルのライブ会場にいた頭にタオルを巻いたオジサンが「あんなものはB小町じゃない！」的な感じで、アイドルグループを関係者のごとく偉そうにうんちくを垂れてディスっているのです。

その後、そのオジサンは、アイドルグループの生のパフォーマンスを観て、ぽっとほほを赤らめアイドルを応援していました。

人は自分が理解できないものに対して、嫌いとかキモいとか無意識に否定してしまうと思うので、そんなシーンを見た自分は、瞬間的にキ○い！と失礼ながら思ってしまいました。

でも、その感情は間違いだったと気付きます。

先日、あるアイドルグループの最終オーディションに進出したアイドル候補生のお披露目会があり

そのイベントを見学させていただきました。

最終オーディションに進出したアイドル候補生が一人ずつ紹介され、会場中央で挨拶をし、舞台までランウェイを歩きます。まだアイドル候補生なので、緊張している子もたくさんいましたが、そんな中、既に完ぺきに挨拶をこなし、ランウェイの両脇で見守る30代～50代のオジサンたちに、全力で手を振り最高の笑顔でランウェイを歩く子もいました。

見守るのは、おそらく30～50代であろうオジサンたちで、20代はいなかったと思います。

そんなオジサンたちに全力で手を振る彼女たち。

娘がいる父親としては、それを見て複雑な気持ちにもなりましたが、いや待てよと冷静になると、手を振る彼女たち、これはプロ意識の高さと覚悟なのでは、と思い直しました。

もし、自分が10代のとき、オバサマたちに「かわいい！」とか「かっこいい！」なんて言われたら、それはそれで嬉しいかもしれないし。少なからず自己肯定感だって高まると思います。炎上すれば、それらのファンから誹謗中傷を受けることもあるかもしれませんが。

そう思うと健全なことであり、これからプロのアイドルになるのであれば、それだけの覚悟だってあるのだと思いました。

じゃあ、オジサンたちはキ○いのか？

最近もと言うか、最近は特に、ジャニーズの性被害が大きな問題になったり、芸能界の裏側を暴露するガーシー砲が話題になるなど、芸能界なんてそんな汚い世界なんだろうなと薄々気付いていた部分が、続々と表に出てきました。

アイドルの世界でも様々な噂は聞くわけで、地下アイドルの世界など、勝手にかなり危ないイメージがあります。かなり勝手なイメージですが。

そんな危ないかもしれない世界ですが、純粋に素直に頑張っているアイドルが大半だろうし、応援する側だってそうでしょう。変な勘違いをせず、変態的な目線でアイドルを見ないで、純粋にただただ応援しているオジサンも沢山いるはずです。

場合によってはストーカーなど危ないファンもいるかもしれませんが、99％が純粋に応援している人だと思います。思いたい。

そう思うと…

アイドルを応援する30代～50代のオジサンだが、不倫するよりはマシ！と思えます。

アイドルを応援するオジサンたちが、既婚者か未婚者かは分かりませんが…自分の妻も「アイドルを応援する行為は、不倫とか浮気よりは全然マシ」と言っていました。そりゃそうかもしれない。なんなら、女性目線だと、旦那がガールズバーとかキャバクラ行くほうが許せないかもしれません。まあ、それは人によるだろうが。

むしろ、とても健全な話かもしれません。

前にTV東京の番組「家、ついて行ってイイですが？」で、きゃりーぱみゅぱみゅを応援するオジサンが出ていたことがありました。そのオジサンはネズミが出るような家に住み、とても裕福とは言えなさそうでしたが、きゃりーさんのライブのことなど嬉しそうにイキイキと話していました。

きゃりーさんが、性的なイメージが薄いキャラだからか、余計に純粋にきゃりーさんのライブとかファッションとか、偶像としてのアイドルを楽しんでいる感じがして、オジサンに対し好感を持ちました。

きゃりーさんに対しても、そのオジサンを元気にしたり、生きる希望を与えたり、きゃりーさんをアイドルと言っていいものか分かりませんが、アイドルなりミュージシャンは、とんでもなく素晴らしい職業なんだな、と思ったことを思い出しました。

勿論、セクシーを売りにするアイドルもいるかもしれませんが、きちんと線引きをし、アイドルとの距離感を理解したうえで、アイドルを応援する行為であれば、不倫よりはマシであり、むしろ生きる喜びがあり、推しがいる生活はとても健全なことなのかもしれません。

そんなことを考えた最近でございます。
では、また。