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【エッセイ】電子ペーパーは疲れない

 みんなが知ってることを言います。液晶画面って疲れますよね。スマホもパソコンも。ピカピカ光る光沢仕様の画面は疲れるのが当然だけど、マット仕様だって、どんだけ画面の明るさを落としても、結局はすんごい目が疲れます。
 僕もそうで、作業をしたあと頭がめっちゃ痛くなったりして、それで昔から悩んできました。できるだけ目の疲れの少ない液晶モニターを買おうと思って、ペーパーライクっていうモードがある、目が疲れにくいEIZOの液晶モニターを、わりと高いにも関わらず購入したりしました。でもやっぱり液晶は液晶なんだよね。
 それでたどり着いたのが電子ペーパーのモニターです。なんだそれ、という声が聞こえてきそうですが。はい、僕も知りませんでした。いろいろ調べていたらBOOXというメーカーから、電子ペーパーのモニターが発売されていました。持ってる人なんて見たことないけど。そこそこ小さくても高いからね。
 でも一念発起して使ってみると、やっぱりこれは疲れませんね。電子ペーパーっていうのは何かと言うと、まあ何だかわかんないんですけれども、白黒の Kindle の画面といったらいちばん分かるかな。
 なんでも信号をキャッチすると、画面の中で黒インクの粒が上に上がったり下に下がったりして文字を画面上に書き出すらしいです。あやふやな説明ですいません。
 というわけで、目の疲れは実際に紙の程度しか疲れません。これだけで革命的です。まあ紙の本だって、一日に500ページ読めば目が疲れるんだけど。
 今はこの電子ペーパーのモニターに、エルゴトロンのアームをつけてメインのモニタとして使っています。文章を書くときもいつもこれで、おかげでものすごく体が楽になりました。お勧め。
(ちなみに、このモニタはAMDのグラフィックスは接続できません。ご参考まで。)

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