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スタートアップで育休とるならこれくらいはやっておくこと3選

ダイニーのプロダクトマネージャーの武本です。
こんにちは。こんばんわ。
プロダクトマネージャーとは、製品の企画から開発、販売までを総合的に管理し、製品の成功に導く役割を担う職種です。
私はいま新規プロダクトの立ち上げから、PMFに向けて現在邁進中です!!!

私は昨年の10月に第一子が誕生し、同11月から翌年1月まで3ヶ月間育児休業を頂いておりました。

うまれたて!!

私が育児休業を取ろうとしたときにダイニーのPdMの正社員は、僕含めて2名しかいませんでした。
それなのに、育児休業取得を快く認めていただけて、ほんとに恵まれていたな。と振り返っても思います。
長い子育てのうち最初の数ヶ月はとても大事な時間かと思いますので、是非PdM、スタートアップ問わず育児休業を取得することを検討してほしいです。

実際にどのように良かったかはゆーたろーさんの記事がとってもわかりやすく、具体的にまとめてあり、とても共感できました!

https://note.com/shimotaroo/n/n1cf285fe9181

そんな中、私が今回言いたいことは

そりゃ育休をとるのはいいけど、スタートアップでPdMが育休をとるってことはちゃんとやることはやっといたほうがいいよ


ということを改めて、自戒を含めてまとめておきたいと思います。

やっておいた方がいいこと

コミュニケーションはいつでも取れる様にしておく

どこまで準備しても、問題は起きるときには起きますし、想定できないことは発生するかと思います。
そのうえで、なにか発生したときには電話でも個人LINEでも、Slackでもなんでもいいので通知ください!すぐに見られます!という状態を、育休に入るまえから何度もしつこく社内に周知しておきました。

すぐに連絡を受けられる様にしておくことは、社内の他の方に安心を与えるのもそうなのですが、自身に対しても「最悪連絡を貰えばなんとかなるか」と割り切って、育児に集中できました。
実際に私には連絡はほぼありませんでしたし、これが良い悪いはあるかと思いますが、保険的にポーズとしてやっておくと安心できました。

これはまじでやっておくべきだったこと

進行しておいてほしい案件なのか、停止すべき案件なのかをちゃんと明示しておく

当たり前ですね。ごめんなさい。
この案件は自分がいなくても進められる、進めたいものなのか、
それとも戻ってきてから、改めて進行し直すものなのか、タスクの棚卸しと同時に判断して、誰もが分かる形でおいておくべきでした。
案件によっては事業に大きな影響がない場合や、自分が進めたほうがプロジェクトの成功確率が高い、という理由で進めなくて戻ってきてから進めた方が良い場合が多分にあるかと思います。

そして育休は復帰日がしっかり決まっているので、一度停止させてもそこからのスケジュールは立てやすいので、もういっそ一度止めると判断をしても良かったな。と反省しております。

進行してほしい案件は、そりゃもう必要な情報以上に全部書ききる

これも、そりゃそうですよね。本当にすみませんでした。
進めたい案件については、自分が知っている情報は当たり前にドキュメント化しておくべきですが、それよりも更に、

  • つっかかりそうな場所

  • 過去いろいろな場所で話していたSlackのスレッド

  • 知見になりそうな記事

等、引き継いだら自分以上に詳しい人になれるように、情報をこれでもかと準備しておくべきだったなと、反省しております。
思っている以上に気を配って、配り過ぎなくらいに引き継ぎを行ったほうがいいです。本当に。
そして、その引き継いだタスクを代行者にちゃんと明示しておくことも、チーム全体でみたら重要です。

育休取った前後の違い

業務の面で、メリハリがつけられる様になった

正直こどもが生まれるまえは、片付かなかった業務を家に持って帰ってしまって、家で寝る前になんとか終わらせるみたいな仕事の仕方をすることが何度かありました。
ですが、こどもが家にいてお世話をさせていただく様になって、アウトプット系の仕事を家ですることが中々困難どころではなく不可能になったので、割り切らざる終えなくなりました。
結果として

  • アウトプット、納期がある系のタスクは絶対に会社でやりきる

  • インプットとして、勉強をする系の業務は家でもできる

メリハリがついて、家でも仕事のことをそこまで考えずに、育児に集中できて、会社では仕事に一生懸命できる様になりました!

まとめ

PdMでなくても、スタートアップでなくても、すべての社員に言えることだとは思いますが、
当たり前に当たり前のことをやっていないで育休を取ると、チームへ迷惑をかけてしまいます。
またその、リカバリーも大変で、普段の失敗よりも期間が空いてしまっている分取り戻すのに、自分とチームの工数を使ってしまいます。

育休の取得の前にはいつも以上に気をつけた方がいいです。本当に。

とはいえ、育児休業期間は赤ちゃんと思う存分触れ合えて、家族に集中しきれる本当に幸せな時間なので、是非是非みなさんも育休の取得を考えてみてください。
この記事が、これから育休をとるすべての方々の参考になれば幸いです。

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