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志望動機の本質はそれを「志す理由」

企業への志望動機を考える際に、皆さんは何を考えるでしょうか?

多くは企業のどこに興味、関心を持ったのかを考えるのではないでしょうか?

実際に多くの志望動機では、そんな「御社(貴社)の〇〇に興味を持ちました」という志望動機が大半を占めています。

しかし一方で、少数派ですが、興味や関心の理由以上に、そこで働く目的や目標を取り上げた志望動機もあり、企業側の感心はそちらの方に向いているといえます。

志望動機とは何かを志し未来を望む動機だということ

本来の志望動機とは文字通りそれを志す理由であり、どこに興味を持ったのかではなく、何のためにその企業への就職を望むのかというものになります。

それは言い換えれば入社の「目的」や、入社してからの「目標」を問うというものです。

もちろんきっかけはその企業を知ったうえでの興味や関心から始まることが多いと思います。

しかしその時点で安易に「だから入社したい」という志望動機が目立っているのが最近の就職活動です。

きっと短期戦の就職活動といわれるなかで、興味・関心の先に、十分に目的・目標を持つところまで考え至らないまま応募した結果ではないでしょうか?

そういった意味では、決して企業に対して興味・関心を持った点は意味がないということではなく、就職先として志望すると決めたからには、それを発展させてその企業で働く目的や目標をしっかり考えて志望動機にしていくことが大切だといえます。

そこまで展開できる学生が近年は極めて少数派だからこそ、これから新たに志望動機を考える際には差がつくポイントとしてぜひ活かしてほしいと思っています。

その会社のその事業で社会の何を実現(解決)するために志望するのか?
そしてそれはなぜ(自分の経緯・背景)なのか?

これが強い志望動機のカタチだと思います。

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