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コロナによる働き方の激変は悪ではない

 いつになったら終わるかわからないコロナによるパニック。一刻も早く収束して欲しいと願います。コロナは人々に病気のリスクの意識を植え付けるだけでなく、様々な変革をもたらしました。本日はそのような内容です。

 コロナによる日常の確信は沢山あります。一番わかり易いのは通勤の必要性でしょうか。サービス業などにはあまり影響はありませんが、基本的にパソコンさえあれば仕事が成立する職業には在宅勤務が急速に広がりました。コミュニケーションという側面では、これまで対面式での会話によるコミュニケーションが得意だった人は、テキストで的確に意思表示をすることに苦戦する傾向が強く、コミュニケーションに求められるスキルも確実に変わってきました。会議も対面式からリモートに変わる事で、リモートでも表情やリアクションがわかり易い言動をすることが求められるようになってきました。

 今の時代に現役で働いている人は「こんなに唐突に働き方が変わるなんて予想もしなかった」「時代の変革にについていけない、大変だ」という人も少なくありません。そう思う気持ちは理解できなくもありません。ですが、そんな事実を目の当たりにして被害者のように立ち振る舞う事は違うと思います。

 以前、このようなツイートをしました。

 当たり前ですが、これまでも働き方の革新というのは何度も発生していました。松下電器の松下さんが導入した週休二日制は人々に休息を学びを与え、日本人を内面から豊かにしました。私が新入社員だった十数年前は居酒屋タクシーが流行った時代で、皆が深夜まで当たり前のように残業をしていましたが、今は残業制限の傾向が強いです。

 このように、これまでも沢山の働き方の革新はありました。今回はコロナという存在がきっかけになっただけで、いづれくる変革が少し早まったに過ぎません。現に、少し先の未来で求められるであろう新しい働き方に活かせるサービスを提供している会社の業績が爆上がりしています。その筆頭がマイクロソフトでしょうか。

 今、我々が直面している働き方の変革を受け入れられない人は、遅かれ早かれ時代に取り残されるタイプの人だと自覚する必要があります。ビジネスとはコミュニケーションの集合体なので、自分一人が過去の働き方を貫き通すという事は通用しません。コロナによってワークスタイルが変わった事を悲観せず、良い方向に進んでいると認識して、自ら変革の波に乗っていく姿勢が大切かとおもます。

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