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「残業は悪」という人が悪

 一般的には管理職には残業手当はつきませんが、一般社員に残業手当が付きます。どの程度付くかは会社によって違いますが、世間的には平均して1時間あたり3〜4000円ほど手当てが付くと言われています。魅力的な金額ですよね。本日は、そんな残業に関する内容です。

 2時間残業する日が月に20日間有ったら、合計40時間残業することになるので、仮に1時間あたり3000円支給される会社だとしたら12万円も残業代を貰える事になります。凄い金額ですよね。収入を増やすためにアルバイトや副業をする人が増えていますが、残業をした方がよほどコスパが良いです。

 ですが、残業することを悪く思う人がいます。以前、こんなツイートをしました。

 管理職という立場は部下の力を使って組織の生産性を最大限に引き上げるのがミッションです。ですが、多くの管理職は未熟なので己のミッションを達成することができません。その為、プラスを生めないならマイナスを生むという考え方でコストを下げようと安直に考えます。そこで真っ先に目をつけるのが残業代です。残業代が負担になるという事実が気になるということもあるでしょうし、自分がもらえない残業代をもらえている人がいるという事実を羨ましがる気持ちもあります。無能な管理職こそ残業代抑制の為に残業をさせないようにします。

 冷静に考えてください。仕事なんてコスパが良ければなんでも許されるべきなのです。1時間4000円の残業をさせたとして、組織にとって4000円以上のリターンがあれば、それは許されるべき残業なのです。

 以前、この様なツイートもしました。

 全ての残業が良いとは言いません。お小遣い稼ぎの為になんとなく会社い続ける人がいるのも事実です。ですが、会社へ貢献する事に繋がる事をやる為の残業は率先してやってもらうべきだと思います。そんな残業をする本音が”お金稼ぎ”でも構わないと思います。残業する理由はどうであれ、その残業が会社の発展に繋がり、支払われる残業代よりも価値が大きいと思われるのであれば、その残業は堂々と認められるべきだと思います。

 小賢い会社は「従業員の心身の健康の為に残業を禁止します」と言います。それを私は馬鹿馬鹿しい言い方だと思います。本当に心身の健康を心配するなら、労働時間を指標にするのではなく、ヘルスチェックの結果を指標にするべきです。「残業代がかさむから残業しないでくれ」と本音で言えない経営陣や管理職は非常に情けないと思います。

 残業をすること自体を問答無用で悪者扱いするのは間違っています。残業してまでやろうといていること一つ一つを理解して、価値あることは認めるのが、会社の未来に繋がります。

 ちなみに、残業代が支払われなかったり、残業した事実が有耶無耶にされる会社はブラック確定ですが、管理職が部下の残業申請を受け付ける画面にて【却下】ボタンがある時点で、そこそこブラック気質があると思っておいた方が良いです。ホワイト企業は部下の残業申請は無条件で【承認】です。

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