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【YouTube初心者ガイド #10】 ニッチなカテゴリーを狙え!VSEOとは?

YouTubeのビジネスにおける戦略的な運用、絶賛勉強中ですが、引き続きYouTubeをこれから始めたいと思っている方に、こんなテーマでご紹介していきたいと思います!

✅ 「ニッチなカテゴリーを狙え!VSEOとは?」

前回は視聴維持率をいかに上げるか、という話をしました。
今回は少し引いた視点で、カテゴリーの話をしようと思います。

なぜこれが重要かというと、カテゴリーによっては得られる旨味が変わってくる為です。

旨味とは具体的には、上位表示のされやすさ、です。

そして、この上位表示のされやすさの事をYouTubeの場合はVSEO(Video Search Engine Optimization)と言ったりします。
※Websiteの場合はSEOです。

では、なぜこのVSEOがカテゴリーによって変わってくるのか。

つまり、例えば、
・エンタメ系
・投資系
この2つで同じ時間の同じくらいの質の動画でも、実は上位表示される確率が大きく違ってくるのです。

今日はそういったカテゴリーによるVSEOの違いが起こる仕組み、それを理解した上でどのようにカテゴリーを選ぶべきなのか、を説明していきます。

これが理解できれば、あなたの動画は少ない努力で効率的に上位表示されるようになるでしょう。

🔍 VSEOの重要ポイントおさらい


今までの動画で上位表示されやすくするためのテクニックを色々とお伝えしましたが、ここで一旦おさらいしてみます。

✊VSEO重要ポイント纏め

1. エンゲージメントを高める
2. タイトルを工夫する
3. タグ付けを工夫する
4. 視聴維持率を高める
5. カテゴリーを見極める(今回)

1〜4は以前の記事でお伝えしたので、もしご興味がある方はご参照ください。今回は最後の"カテゴリーを見極める"です。

🔍 ニッチなカテゴリーを狙え!


まず、カテゴリーでVSEOの違いが出る仕組みを説明していきます。

VSEOで上位になるとは、言い換えるとGoogleが観てほしいと思っている動画であるということ

Googleが観てほしい動画、それはどうやって決まるかというと、やはり広告収益の最大化、なわけです。

どうやって広告収益を最大化するかというと、、

宣伝したい企業が多い業界・カテゴリーについては、Googleはどんどん広告を出したいわけです。その分広告収入が見込めるわけなので。つまり、広告をきっちり視聴してもらうために、その業界に関連する動画をどんどんオススメします。動画のアップ自体も促進させるために、広告単価、というのも高い水準に設定され、発信者を刺激します。

これはどういうことか?

もう少しシンプルにいうと、需要に対して供給が少ない動画は貴重な為、Googleが積極的にオススメしてくれる、というわけです。

"あなたの動画は載せたい広告がたくさんあるので、しっかりオススメしてあげますね"

という具合です。

しかし、です。

先ほどの需要と供給のバランスが重要。どれだけ需要が大きくても、同じカテゴリーでアップする人が増えすぎると、一人の動画に対するGoogleの熱意もどんどん下がります。

"どうせ同じような動画たくさんあるから、別に放置しててもそれなりに広告打てるからいいや"

こうなってしまいます。

数字にも如実に現れてきます。
・エンタメ系:16分で広告2回
・投資系:17分で広告6回

となると、気になるのは、どういうカテゴリーが良いのか、という話ですよね。

それはなかなか難しいですが、一言でいうと適度にニッチなカテゴリー、これに尽きます。

自分の考えているテーマをいくつか考えた後は、徹底的にリサーチしましょう。主なポイントは下記でしょうか。

・どれくらいの競合がいるか(供給)
・どれくらいの広告が挟まっているか(需要)


競合がほとんどいないニッチなところでも、そもそも需要もないような領域に動画を投稿しても、単に誰も観ない、という事になり兼ねません。もしこれでも判断がつかないような場合は、個人的には競合の多さとそれらの再生回数で判断するのが良いかなと思います。リサーチしたライバルに対して自分がそれなりのコンテンツを作れるようであれば、ライバルの最大再生回数くらいがざっくりとした需要と考えられるので、そこを目指す、という感じです。


🔍 カテゴリーはこのように分類される


先ほどからカテゴリー、という言葉を多く使っていますが、じゃあこのカテゴリーはGoogleのアルゴリズム上でどのように分類されていくのか、これについて最後にお伝えします。

結論からいうと、音声から分類されます。
つまり、あなたが発する言葉が全て分析される、という事です。

CLOUD-STT(Speech To Text)というものがあり、これによって、発信音声が全て言語化され、この中で頻度の高い言葉の組み合わせなどからカテゴリー分けされます。

ですので、例えば人を集めるためにバズった言葉をタイトルに入れ込んでも、実際に喋っている内容が全く違うものであれば、その内容に応じて分類されるので、バズったどうこうの恩恵は受けられません。

ですので、しっかりと狙いを定めたカテゴリーに対して、キーワードをしっかり動画の中で散りばめていく事も重要となってきます。

さて、今日ご紹介した内容を箇条書きでまとめます。

✅ 「ニッチなカテゴリーを狙え!VSEOとは?」

 1. VSEOの重要ポイントおさらい
 2. ニッチなカテゴリーを狙え!
 3. カテゴリーはこのように分類される

VSEOをあげていくための重要ポイントは今までの記事でほぼ全て網羅しました。これを着実に実行すれば、あなたの動画を通して、少しずつファンも生まれてくるはず。今までの記事も参考にしながら、是非実践してみてください!

次回は、YouTube初心者ガイドの最終週、✅ YouTube集客の出口戦略を思い出そう、と題してご紹介する予定です!

もし参考になった方、次回も読んでみようかな、と思って頂いた方、
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※本内容はMUPカレッジでの学びのアウトプットも兼ねております。

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