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kei3zuku
落語から学ぶ-あかね噺-
あかね噺という落語を題材とした漫画がある。
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仕事人の作法が学べるマンガとして実に面白い。入門してからの成長譚として、また、弟子を受け容れる側の作法として、さまざまな示唆がある。
仕事で採用を繰り返して思うことは、メールにしても話にしても、何にしても相手目線が重要ということだ。また、それが欠けている人が多く、それが標準値だということだ。
これは多くの場合、経験不足にほかならない。簡単にいうと、自分だけが世界であった赤ちゃんのころから成熟した大人に育つ過程には段階的発達がある。
ところが、自我が自分から拡張されておらず、他者や社会の目でものを見ることが難しいことがある。
これをどのように拡張するかが書いてあるのがあかね噺の1巻だ。本書では主人公のあかねは飲食店や雑用に見えることもしっかり取り組むことで気働きができるようになる。
これは、熟達(mastery)の話としても捉えられる。人の育成に関わる人には是非読んでほしい。
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23年7月、新入社員を迎えて3週間目に書いたものです。
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