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ここまで来た道は険しかったけど、何一つ悔いはない

2年ぶりのライブ、LiSAのLiVE。声は出せないしひたすら僕たちは手を叩いて、手を振って、地を鳴らし、たくさん飛んで、LiSAに心の声を届けた。

心で、Coreを捧げて、今日もいい日だって叫んで、新曲たちの色や振り付けをみんなで試行錯誤して、あー帰ってきたと思った。

あとは

LiSAにとって、今回は10周年を記念したLiVEだったこともあって、歌の途中でLiSAも涙を流してた。歌詞を読めないくらいに。

たくさん泣いて泣いて泣いて、気づけばここに辿り着いた。

僕もそうだと思った。

本当に2年間、悔いなく過ごしてたんだ、苦しかった時もあったけど、ただ一つ、変わりたいって気持ちだけ持ってここにきた。

あの子に嫌われた現実を受け止めて噛み締めて、捨てることなくちゃんと抱えてここまで歩いてきた。

途中死に場所を探しては、本気で消えたくなったのを、LiSAのハウルという曲が私を救った。

ちなみに、ハウルをLiVEで聞いた時、もう、涙が止まらなかった。
越えてきた多くのものをちょっと振り返って見て、こんなに自分は歩いてきたんだと思ったら涙が溢れてきた。

そこにいる、昔の自分がこっちを見たと思うし、まだ彼女の幻影は残ってた。ただ、僕はその2人に笑顔でありがとうと伝えて前を向いた。前を向く時、彼らはスーッと消えてった気がする。

うん。今いるところ、立ってるところは決して間違ってない。

来年どうなってるんだろう、再来年は?

果ては、10年後は?

越えていけ越えていけ。諦め悪く、今日も明日も

超えて、いけ。

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