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再びニーノに会いに行く

メストレの駅からインターシティに乗車
レストランの仕事もすっかり落ち着き、余裕が出てきた
今日は久しぶりにレッジョ=エミリアのニーノじいさんに会いに行く

メストレからパドバ、ロビーゴ、フェラーラ、ボローニャ乗り換えの、
モデナ、レッジョ=エミリア… 途中、すごい量のひまわり…
列車の線路の両側が、本当に全て地平線までひまわりって!!

レッジョ=エミリアに到着する 久しぶりのニーノじいさん元気かな?
自然と歩き方も早くなってしまう
ガラス越しに見えてくる 積み込んだ本・ほん・ホン…

お客さんが何人も来て、あんな本、こんなホン、どんなほんもこの積み込まれた本の中から一発で引っ張り出してくるニーノは、世界遺産級の記憶力
ただ、ただ、脱帽であった

にーの

チャオ!オーニー!コメスタイ?

僕もだいぶイタリア語が話せるようになってきたので、ニーノと話すのが本当に楽しくて楽しくて…
ニーノが僕に「日本では、どんなところに住んでいたの?」という質問

東京は空中に高速道路が走っていて、その高速道路は海の上も走っていて
縦横無尽に交差して、電車は2分に一回は駅に到着して、その到着時間はきっちり寸分の狂いもなく…
「あー、オーニー、私はその街に住みたくない」
衝撃的な一言だった…

イタリア、ヴェネツィアは高速道路も通っていない、車すら通っていない、電車はいつもぴったりにくることは無い、でもなんの問題もなく住める

そこには素敵な時間が流れている、考えを改めないといけないのは自分だった
便利とはなんだろう? 生きるってなんだろう? 急ぐことは必要なのか?

ニーノ、僕は東京は住みにくいのでは?と思い始めてきた、と話すと
「そうだろう?イタリアの方がいいだろう?」と笑っていた

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