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アエロフロート、機内の思い出5選

8名を乗せた小型ジェット機内で思い出に残っていること5選!

1、飛び立って間もなく、キャビンアテンダントが回ってきたが、ロシア人の女性が背が大きく、がっしりしていたので機体中央の通路が狭く感じた

2、小型ジェットでは映画などのサービスがなく、かなり退屈だった
小窓からのぞく外の風景を楽しみにしていたが、雲の切れ間から見える風景は永遠と続くのではないかと思うような広大な森だけだった

3、ここまで空席があるのが最初は不安だったが、3席続きの肘掛けを全て上げるとそこそこ横になれるベットに早変わり!かなりの時間横になっていた
最初の長旅はそこまで窮屈ではなく、むしろ快適だった

4、機内にはキャビンアテンダントの休憩する場所はなく、サービスが終わると後部座席でゆったりと読書をして休憩する様子を見て「ああ、仕事ってもっとゆっくりでいいんだ」と感じた

5、日差しが出てきた時に小窓から外を覗くと、雲の上に機体の影ができており、ブロッケン現象を初めて体感した!「これは運が向いてきている」と、ひとりで喜んでいた

シェレメーチェボ空港

長い飛行を終え、いよいよ初の大陸への着陸
巨大国家、ロシアの空港へ足を踏み入れるなんて、今まで考えもしなかった
着陸をしてターミナルビルの近くまでくると、小さなタラップカーが到着
なんと!地元のおばちゃんが防寒服を着て運転してきました
うん、しかもタラップは手動でハンドルを右に回転してタラップが上がってきた、巨大国家 ロシアのタラップは結構アナログなんだなと感じた
階段を降りてターミナルビルに入るが、訳のわからぬまま道なりに進み
トランジット手続きを済ませると、そこから約4時間の時間調整
空港内は薄暗く、行き交う旅行者の中に軍人さんも警戒中で回っていた
向こうから歩いてくる軍服を着た女性がめちゃくちゃ綺麗だったのを覚えている

いちばん人だかりがあった時刻表パネル(まだパタパタと回転するもので、調べてみると”反転フラップ式案内表示機”と呼ぶらしい)を使用していたが、このような巨大国家 ロシアも結構アナログなんだと感じたのを覚えている

4時間のトランジットは1万円をアメリカ$に両替をして、確かアイリッシュパブだと思うが、ビールを飲んで時間を潰した

モスクワからローマまではジャンボジェット

ローマまでの飛行はかなり快適なジャンボジェットだった
旅客もかなりの人数搭乗していたのを覚えている
隣のイタリア人は、離陸の際に胸のあたりで十字を切り、首から下げたネックレスにキスをしてお祈りを捧げた
約4時間のフライトも終わりに近づき、小窓の外にはすっかり暗くなった風景が見えてきた、高速道路のあかりはオレンジ色の照明が点々と灯っており、日本のそれとは異なる高速道路や街並みが近づいてきた
その後まもなく滑走路に進入、無事着陸した瞬間に隣のイタリア人は、拍手をしながら「ブラボー」と叫ぶ姿は、なぜか人間味があってクスッと笑ってしまった

明らかに違う文化の人間を感じた瞬間だった

空港へ迎えにきてくれたデボラ

到着が夜になったが、バイト先の地元のイタリア料理店で一緒に働いていたデボラが友達とふたりで僕を迎えにきてくれた
入国を済ませて、ゲートを通り抜けるとふたりが待っていた
「チャオー!おつかれさまー!!」まず感じた安堵感…長い道のりだった
駐車場に停めていたフィアットウーノに3人で乗って、夜の高速道路を突っ走った
まあ、とにかく話す・笑う(言葉がわからなかったが…)高速道路はガラガラ
車線など気にせずに時速120kmで突っ走っていたのが楽しく、衝撃的だった

これがイタリア人なのか…そして、この日からイタリアに7年居るとは予想もできなかった

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