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効率的な歴史の暗記方法

こんにちは。

歴史を学ぶ意味、歴史の学び方という2つの投稿をしてきましたが、ここであえて 暗記方法 について触れたいと思います。


自分は 試験があるから社会科という科目が
暗記科目というイメージを持ってしまうのだと考えています。
社会=暗記科目=勉強することが苦痛=嫌い

そういった悪循環になってしまってるのだと思います。

また、

試験で点数が取れない=社会は苦手=嫌い

ということになっているのだと思います。

なのでここでは、あえてテストや試験で点数取るために歴史の人物名や出来事を暗記するにはどうしたら良いか説明したいと思います。


では、ここでみなさんに質問です。


暗記したということは、どういう状態でしょうか?


ここで、大切なことはインプット アウトプットという考えたです。

インプットとは、文字通り頭の中に、データを入れるということです。

では、頭の中にデータを入れればそれで良いのでしょうか?

試験で点数を取るためには、入れたデータを外に出すアウトプットが大切です。

よくあるのが、

あー、これたしか昨日覚えたはずなのに、思い出せない。たしか、こんなかんじだったけど、うるおぼえだな〜

そして、テストで不正解

大切なのは、データをしっかりとだす訓練をすることです。


それでは、インプット、アウトプット二つに分けて説明していきます。


効率的なインプット方法

人間とは忘れる生き物です。

昨日食べた夕飯をあなたは覚えていますか?

2日前は?

3日前は?

1週間前は?

人間は忘れる生き物です。昨日のことですら、7割以上わすれています。

でも、試験に出ることは忘れたくありませんよね?

どうすればよいか

人は、昔のことでも覚えていることがあります。

楽しかった思い出、逆に嫌な思い出

どうしても忘れられない記憶というものはあると思います。

忘れないためにはどうすればよいか?

それは、刺激を強くするということです。

人間の脳は、刺激の強いものはなかなか忘れません。


あなたが覚えていることはそれほど、あなたにとって刺激の強かったことです。


では、単純な暗記作業を刺激的にするにはどうすれば良いのでしょうか?



その答えは五感を使うことです。

人には5つ刺激を受け取る器官があります。

目(視覚) 鼻(嗅覚)口(味覚)耳(聴覚)手や体(触覚)

これらを最大限活用することで、より記憶に残りやすくなります。

具体的に暗記に使えるものは何でしょうか?

それは、視覚、聴覚、触覚です。


では、これらを使った具体的な勉強方法をお伝えします。

単純に人物名や出来事を覚えたい場合

すこし時間はかかりますがおすすめの方法は



書いて、音読するということです

ノートでもいらない紙でもなんでも良いですので、ひたすら人物名や出来事を書きながら音読してください。書くことで触覚、聞くことで聴覚、書いているものを見ることで、視覚をフルに活用することができます。

ぜひ、騙されたと思って、最低でも10回、書いて音読してみてください。


また、ストーリーを覚えるということでは、最初は教科書をひたすら音読してみてください。
最低でも10回音読することで頭にストーリーがはいってきます。


効率的なアウトプット方法


では、アウトプットするにはどうしたら良いか?

1番単純なのは、問題集や1問1答を行うことです。友達がいる場合は、友達同士で問題を出し合うのもおすすめです。

そして、問題集や1問1答をやる際に大切なことがあります。

それは、必ず問題を解いたらアウトプット出来たかどうかチェックをすることです。


1+1は?               答え2


これは算数ですが、即答で答えることの出来るものは既に覚えているものです。

アウトプットで、大切なことは何を覚えていて何を覚えていないか整理することです。

問題集を解いていたら、その問題番号の横でもいいので〇  △  ×をつけていきましょう。


〇  すぐに答えられて覚えているもの

△ 覚えていたが、思い出すのに時間がかかった。まだ、曖昧なもの

× 全く覚えていないもの

このようにわけてくださいり

そして、問題集は最低でも3週してください。

1周目は、〇 △ × の確認

2週目は  △ ×の問題のみ行う(2週目で覚えたものは〇をつける)

3週目は 2週目で〇にならなかった△ ×をおこなう

これを行うことで自分が覚えたもの、覚えていないものが明確になります。

そして、テスト直前は×のものが自分の苦手なものなのでそれを中心に復習します。

しっかりとアウトプットの練習を行えば、テストの点数も上がってくると思います。


以上長くなりましたが、暗記のコツをまとめます。

暗記はインプット、アウトプット2つの練習を行う
インプットに大切なのは刺激
書いて音読して、覚える
アウトプットは、覚えているもの覚えていないの整理が大切。
問題集は、最低でも3週繰り返し自分の苦手を見つける


テストは暗記が全てではありませんが、少しでも点数が上がり、歴史を好きになってくれる人が増えたら幸いです。

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