人生と会計簿帳簿の収支決算は同じ。大逆転はない。
人生と会計簿の収支決算は同じで、締める時に大逆転はない。
と言ったのは誰だったか忘れてしまいました。
ただふとある時に思い出す言葉だったりします。
この言葉には、色んな意味が含まれています。
例えば、大逆転はないということ。
事業をしていて、傾いた時にどう思うか。
それがもう結構危ないとなると、一発逆転で狙うこともあるのかもしれません。
その時に出てくる策は往々にして失敗を辿ることになります。
追い詰められた時に出てくるもののほとんどは博打であって、そこに逆転なんてものはない。
本当に追い詰められた時に出る策は、99%愚策です。
誰も救えないと思います。
なので前提として、大事なことは経営者の見切りなのだと思います。
1つものごとを、しかも、色んな人を巻き込んでやったことに関しては、判断も、動くことも感じ取らないといけません。
大きい船は、操舵を握る時に、タイムラグがあります。
本当にあります。
経営も一緒なのですが、感じてから動くようなことがあります。
その時にはタイタニックこんばんわ、遅すぎるのです。
これが経営ということであって、
目に見えているものだけを信じて動いてはいけない。
見えないものをどう捉えるか、というスピリチュアルなことを考えないといけない。
そして他には、経営というのは、全て小さいことの積み重ねだと思うのです。
何か1つ大きいことを起こすなんて奇跡が起こらない限り、起こらない。
3000円のお客さんをいかに尽くして、ファンにして、何かあった時に想起させるか。
ここに尽きる気がします。
それをすっ飛ばして、大逆転なんて100%起こりません。
宝くじ当てるより難しいことなんだと思うのです。
竹槍で、戦闘ヘリに戦いを挑むような比喩がピッタリ。
そうやって考えていくと、結局大事なのは、日々の心がけであって、
インスタで、ホームページで、食べログで、と考えていることはことごとく敗退していくと思うのです。
目の前のお客さんをいかにファンにしていくか。
もっというと、そのような考えなく、
目の前のお客さんにいかに喜んでもらえるか。
主従関係を逆転させてはいけない。
こういうことが隠れているような気がします。
つまり事前準備に集約されていると思うのです。
提供価値の本質は、楽しませるだったり色んなことがありますが、そこから乖離していくと人は離れていくと思います。
なので、イデアとも言ったり、会社のフィロソフィーというのは本当に馬鹿にできないのだなと感じました。
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