私には時間がない、という意識。
この間、創作仲間と会話していた時、私は参加するコンテストを絞ったという話の中で「ものすごい量の倍率の中選ばれたとしてもメリットが少ない」と言った。
ほんとお前何様だと思う。
でも、短編のコンテストってすごい量が集まってて、特に賞金が出るわけでも、本になるわけでもなくても倍率が凄いんです。
勝てる気がしない。
もちろん、長編公募だってそう、勝てる気は全然しない。
でも、同じくらいの倍率だと考えたとき、メリットが大きい方に時間をかけたい。
この「メリット」は賞金ではない。
本になるかどうかだ。
私の目下の夢は「本を出すこと」なのです。
要するに私には「そんな時間はない」、という意識が強いのだ。
それなら少しでも公募のネタを考える。プロットを詳細にする。本文を数百字でも描く時間に当てる。1年で少しでも多く送る公募を多くしたいし、その作品のクォリティを上げたい。
私がまだ20代だったら、そんなことはないのだろう。
私は始めるのが人より遅かった。だから作家になることを「夢」と掲げるなら、本当に少しでも時間が惜しい。
仕事と並行してるので尚更だ。仕事を捨てるわけにはいかない。仕事も大好きだし。
ほんと、「実力もわからない無鉄砲な人間」だと思われてるのではないかと思うけれど、私にはこういうやり方しかできない。
ちなみに、本業(WEB制作)のように少しでも結果を出して、それを糧に営業するというような業種であるならそっちを選んでいたと思う。
そう考えても本当に計算ずくな自分にうんざりもする。
短編のコンテストなどに参加している方々は、見ているとメリットなど考えず「書きたいから書いている」ことがよくわかるので。
私より無茶苦茶上手い人が「趣味なんで、公募なんてとんでもない!」というのを聞くと「!?」ってなって自分を顧みて「おまえ(私)は無謀すぎるんじゃーーー!自分のレベルが分かってなさすぎるーーーー!」って内心のた打ち回るのですが。笑
だけど、今やらないと絶対に後悔するので、「そんな大きな賞に!?」と思われても無謀に参加し続けたいし、それを隠す気もないのです。
笑ってもらって構わない、後悔するよりずっとマシだなと。
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