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小磯の映画レビュー:朝鮮名探偵-トリカブトの秘密-

入院中、暇なときにはアマゾンプライム。今回は、朝鮮歴史物を探していたところ、気軽に見れそうだったのでこちらを。

これ、探偵モノと割り切ってみたら娯楽映画として面白い。ただ、韓国の歴史は用語を知っていないと難しいかもしれない。

今回は「烈女」というワードを知らないと???となる。「烈女」とは、生涯慕う夫が亡き後も、その後を追う女性のことをさすらしい。

主人公の探偵役はかの有名な「五龍が飛ぶ」の鄭道伝(チョン・ドジョン 別名 三峰サムボン)役のキム・ミョンミン。烈女役にドラマ「イ・サン」にも出演しているハン・ジミン。どぎついコリアンメイクに妖艶な役でとまどってしまうが美しい。

内容については、少し複雑で途中混乱するかもしれない。暗いシーンが多いので少し疲れるのもあった。とはいえ、気軽に痛快探偵モノとしては、よくできていると思った。


韓国は、俳優によって悪人役か善人役か分かってしまうので筋が見えてしまうのがアレですが、自分はコロンボタイプ(結末は先に知ってもよい)なので、それは平気である。

今回も、イ・ジェヨンが出たことでまぁそうなるよね、という筋。
痛快娯楽モノと思えば、ぜひ、シリーズ化してほしい内容であった。

と思ったら、第3部まですでにシリーズ化されておりました。暇を見て、残りもみてみよう。

最後にイ・サン(正祖)がやたらとウィンクするのには、違和感を覚えた。演出上なのだけども、当時はウィンクなんてものはおそらく存在しないだろうからね。時代考証ってやつですね。

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