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父との時間

父の容態がよくない

斜眠が強く血圧が下がっていると
施設から連絡があった

土曜に1度面会に行った時は
声を掛けたら目を開けてくれて
お昼を少し食べるところに同席できた

でもその後も反応が悪く、
食事も食べられてない日が続いている

今日先生から連絡があり
このままだと透析も出来ないし
抗生物質は、点滴で様子をみることに

父は、一昨年施設に入ってから
そんなにたくさん会えたり
色々相談できたりということでも
なかったのに、
いざいなくなるかもしれないと思うと
すごく不安になって

父ともっと話すことがあったんじゃないか
父にもっと出来ることはあったんじゃないか

そんなことを考えて過ごしている

家族が誰もいなくなって
ひとりぼっちになってしまう感覚

息子はいるけど
やっぱり、息子は、息子だから


この先、劇的に良くなるということは
もう難しいので

頑張っては、酷かもしれない

この先、ベットで寝たままの毎日を
父が望んでいるかは、わからないし

かと言って、ここで生涯を閉じてしまうのは
いやだと思っているかもしれないし

病気があって高齢で
状態がよくないと
なにもできることがないのがせつない

せめて、父が痛いとか苦しいとかの
思いをしないで、
最後の時間を穏やかに過ごせるといいなと思う




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