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万能、ヨモギクリーム(yomogi)

私の地元は広島県の山奥で、標高も高く、寒暖差の激しい地域なのでハーブや野菜の栽培に適している。米作りも盛んで水もきれい。もちろん野草も元気よくのびのびと育っている。
そんな地元広島の山奥で育ったよもぎで、今回は万能クリームを作ってみた。


きっかけは、


息子は少しアトピー肌で四肢に湿疹ができやすく、年中搔きむしっている。皮膚科に行くとヒルドイドソフト軟膏にリンデロンを混ぜたクリームを処方され、お風呂上りに塗る生活。確かにとてもよく効く。でも治らない。
根本的な治療ではなく、対処療法なのだ。

夫は生まれてこの方皮膚トラブルに悩まされたことなどなかったのに、コロナ禍に入り謎の湿疹で皮膚科を3軒はしごしても治らない。
ストレス、疲れ、リュックや衣類の摩擦、乾燥…複合して起きている湿疹だと医師は言う。(現在はステロイドを塗るといった対処療法でやり過ごす)
私は背中の吹き出物や肌のシミ・しわに年相応に悩まされている。
そんな肌トラブル持ち家族全員が、薬草の力を借りて、自然治癒力が高まっていくかどうかをnoteでお届けしていきたいと思ったのがきっかけである。

ヨモギの効能

抗炎症、デトックス、抗酸化など多くの効果があり、アトピー性皮膚炎の改善から、内部浄血効果、ダイエット、美容効果(老化防止、シミしわ改善)等、様々な症状に効果があるため「ハーブの女王」とも呼ばれる。

ヨモギオイルの作り方

<材料>
・乾燥ヨモギ(今回は乾燥ヨモギを使用)10g
(生ヨモギの場合は50g)
・白ゴマ油 80mL

乾燥ヨモギ10gと白ゴマ油80mL 
乾燥ヨモギを使用する場合はすり鉢やミキサーなどで細かくするとよい。

<作り方>
①乾燥ヨモギを細かく砕いて鍋に入れゴマ油を注ぐ。
(本来土鍋を使用した方がよいのだが、今回はルクルーゼの小鍋で…)
 弱火で30分ほど煮出してエキスを抽出する。

最初は薄い緑ですが30分弱火で煮出すと濃い緑色に。


②粗熱を取ったら、だしパックやガーゼ等でこして、ヨモギを取り除く。
③オイルを容器に移し替る。

深緑のヨモギオイル完成。

ヨモギクリームの作り方

<材料>
・先ほど作ったヨモギオイル 10mL
・ミツロウ 2g

<作り方>
①ミツロウ2gを湯煎にかけ、ミツロウが溶けたら素早くヨモギオイルを混ぜる。
今回は西洋ミツバチではなく、日本ミツバチを養蜂をされている方からミツロウを譲っていただいたのでこちらで作っていきたいと思う。

今回は貴重な日本ミツバチのミツロウを使用。


②湯煎から外すとすぐに固まるため、素早く蓋付きの容器に移し替える。

10gの容器と3gの容器に移し替え

きれいな緑色。
ヨモギとゴマ油の香りがちょっと独特な、ヨモギクリームの完成。
今回はちょっとテクスチャ固めのクリームが出来上がった。
ミツロウの量をもう少し減らしてみてもよかったかも。
(容器は10gの容器+無印の3g用Sサイズの容器)

夏はあせも、虫刺され、冬は乾燥によるかゆみ等にも効果があるので年中使える。

入浴剤と薬草茶

薬草入浴剤や薬草茶も作っているのでまたの機会に作り方や効能など、upして行きたいと思う。


枇杷の葉、ヨモギ、陳皮、桂皮などを入れた入浴剤。

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