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人間はカモを見習うべきである(2022/02/10)

雪が降っていて非常に寒い。誰ですかこんなに寒くしたの。怒らないから手を上げて名乗り出なさい。

近所の川沿いを歩いていると、一匹のカモが泳いでいた。見ているだけで寒くなってくるが、カモは全く寒がっている様子もなく、頭を水中に潜らせて餌を探しているようだった。

なぜカモはあんな冷たい水の中で生活することが出来るのだろう。ネットで調べてみると、カモは足に送る動脈の熱を、心臓に送る静脈に移すことが可能であり、足は冷たいが胴体は暖かい状態を保つことが出来るのだという。つまり身体の熱を熱交換することでコントロールしているのだ。ほえー、すごい身体の仕組みがあったものだ。

人間も身体の熱をコントロールすることができないのだろうか。思えば人間の防寒対策は、外部の寒さを拒絶するか、暖かい物体を近くにおいて暖をとるといった方法しかないような気がする。寒さも暑さも感じないような快適な身体の状態を維持するといった身体の内部に工夫を凝らすといった手段はそろそろ具体的に進めていってもいいような気がする。

カモのように身体の熱交換によって身体の体温を保つという方法は我々人類も見習うべきである。特に人類は、部屋の温度を一定にするという技術は既に持っているのだから、それを人類の身体に応用するような方法は実現可能なはずだ。たとえば、スマホのモバイルバッテリーのようなものがあって、それを身体のどこかしらに装着しておけば、勝手に身体の全ての部位の温度を管理し、適切な温度に制御してくれるみたいな。そんなような夏にも冬にも使える機械が今後出てきてもおかしくはない。というか誰か作ってくださいお願いします。

そうすれば冬に厚着をする必要も無くなり、冬服とか夏服という概念がなくなる。私のような服に無頓着な人間にとっては一年中同じ格好をしていても何の問題も無いという素晴らしい世界がやってくるのだ。

この現実はフィクションです日記

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