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リストカット少女と私(2022/06/03)

昨日床で寝てしまったため全身が満遍なく痛い。我、ベッドの偉大さを知るなり。

なぜ床で寝てしまったのか、という謎を解くことなどできない。なぜか床で寝ていたのだ。ベッドの真横の床で寝ていたのだ。いわゆる雑魚寝である。まさか自室で雑魚寝を体験することになるとは思っていなかった。雑魚寝なんて友達の家でするものとばかり思っていた。固定概念は日々覆されていく。

全身が痛いまま一日を過ごした。動く度に身体のどこかしらが痛いので、生きる活力がみるみる減少していった。が、それと反比例するように、全身の痛みによって生きている実感を得るという、手首のリストカットで生の実感を得る少女のような気持ちがみるみる沸いて出てきた。

一緒にすんな、という手首に傷がある少女の声が聞こえたような気がした。

この現実はフィクションです日記

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