📕種は誰のものなのか?
種は誰のものなのか?
この本で知れること
種苗法改正のことはもちろん、種の不思議な力や
固定種の種取りをし続けることの大切さを知ることができます。
野菜を育てない人は、スーパーに並んでいる野菜がその野菜の全てになります。
野菜を育てている人でも、苗から育てている人は種の形や意味を知らないですし、種から育てていてもその種になる前の形は自家採取をしない限り知り得ないことだと思います。
そういったなかなか知る機会のない種の事
野菜の一生を知りたいという人は読む価値ありの本です。
なぜ、エダマメ は3粒一緒に種をまくのか?
野菜の種を学べばその理由が分かり、野菜作りとぐっと仲良くなれますよ。
種の魅力に気づくはず!
自家採取する側からみた種苗法
種苗法改正は、本当に様々な意見があり議論されていますが
自家採取し生計を立てる方と品種改良し生計をたてる方
とは意見が違います。
自家採取したい方は、交雑するのが心配です。
※ちなみに、家庭菜園(販売・譲渡を行わない)場合は影響はないとのことです。 農林水産省のページより
海外では、企業から裁判にかけられて負けた事例もあります。(意図的、意図的でない関係なく)
品種改良している方は、お金と時間を使って改良した品種を
守りたいと思いますので、種苗法はなくてはならないものです。
ここでは、自家採取しながら自然農業ををしている岡本よりたかさんから見た
種苗法になぜ異議を唱えているかが書かれています。
種を知ることは植物をしることに繋がり
種苗法をはじめとする、今の農について考えるきっかけになると思います。
一緒に読んで欲しい記事
育苗法改正が必要な方の意見
どちらも、不利になることなく納得できる形で法改正が行われることを望みます。
岡本さんのフェイスブックページより
ディスカッションは相手への尊敬と思いやりをもって行うことが大前提です。ご自身とは違う意見を、非難するのではなく理解した上で意見を述べる岡本さんは、素敵だと思いました。
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