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メール配信担当が見た、年末年始メール

皆さんは、1日どれくらいのメルマガを目にしていますか?
一説には1日3,000件以上の広告を目にするともいわれています。
マーケティングを担当している方は実際には勉強も兼ねてもっと多くの広告を目にしているのではないでしょうか?

年末年始は特に登録した覚えがなくても、多くのメールマガジンが届く時期ではないでしょうか?特に、年末年始の挨拶メール。あまり狙いがわからないものから様々なメールが届きます。

そこでどんなメールが多いか分類し、またどのようなメールだと効果的なのかを考えてみたいと思います。

【どんなメールが多いか?】
私が受け取ったメールは下記のようなレパートリーで構成されていました。
①シンプルなTEXTで作成された、年末年始の挨拶メール
②HTML作成された、写真だらけのメール
③顧客のアクションに応じて、プレゼントやお年玉を送る旨を訴求するメール
④CM、広告で出ている芸能人の方を全面に出したメール
⑤挨拶に見せかけたセミナー集客メール
⑥挨拶に見せかけた資料DL訴求メール
⑦年末年始+その企業じゃないと許されないようなちょっとふざけたメール

【まず感じたこと】
①年末年始メールの狙いがわかりにくい
実際に受け取って覚えているメールはありますか?
私は、過去超大手企業がタレントさんの年始挨拶動画を貼り付けたメールと、web制作会社がふざけて作成したメール以外覚えていません。

そして、そこからアクションをした記憶もほとんどありません。送信する狙い自体、クライアント以外に送る狙いがわかりにくく、また、年末年始挨拶で資料DLを狙ったり、セミナーやアポを狙うのは難しそうだと感じました

②既読率が手紙に劣りそう
まず思ったのは、年末年始メールの既読率です。
おそらく、手紙の年末年始はクリックや問い合わせのアクション率はかなり低くても、既読率はかなり高いのではないでしょうか?
(誰かが捨てない限り、社長や担当者の手元に届くはずです)

そしてメールはマスで送る場合は、良くても30%~程度の開封率になるのではないでしょうか?

【効果的な年末年始メールの送り方を考えてみたい】
効果、をどこに置くのかにもよりますがどうしたら良いのか考えてみたいと思います。

①クリック率をゴールにする
例えばMAを使っている会社やCookieを使ってなにかをしたい会社は、クリックだけをゴールにしてもよいのではないでしょうか?
普段送れない・送れない企業を対象に送るので効果的な気がします。

②全然自社を覚えていないような会社に対して、名前を知ってもらう
過去に名刺交換していても名前を覚えてもらえていないことはあると思います。年末年始のメールで他社がやらないようなことをやってあえて覚えてもらうのはどうでしょうか?

トライバルの池田さんが紹介していたとおり、第一想起になるまでに
知名⇒処理(よく知る)⇒想起⇒第一想起となるそうです。
まずは名前を覚えてもらいましょう!

https://note.com/ikedanoriyuki/n/n36cf5cb14fc3

③送らない
会社名義で送ることが多いと思います。会社名義なのでチェックが多い割に開封はそこまで伸びない。顧客のアクションも無い。営業からのFBも無いのであれば送らないのも良いと思います。
営業が直接担当者に送るほうが喜ばれる気もしましたがどうでしょうか?


うーん、効果的な年末年始メールの使い方を考えましたが、あまり出てきませんでした。皆さんの会社は配信しましたか?どんなメールを送って、結果はどうだったのかぜひ教えて下さい。

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