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4つの「ワーク」のバランス。

石山先生と伊達さんの本『越境学習入門』(解説noteはこちら)に学びました、チャールズ・ハンディの4種のワーク。

有給ワーク(お金のため)
趣味や学習のワーク(自分のため)
家庭ワーク(暮らしのため)
ギフトワーク(利益度外視で、誰かのため)

チャールズ・ハンディの「4種のワーク」

この4つのバランスが、私たちの「働く」を幸せにするという考え方です。

これはいい考え方だなと思って、ちょっと前から、毎日の生活を変えてみることにしました。

というのも、会社設立以来、いかなる「働く」でも、つい利益と損で考えるようになってるなあと思いまして…

家の掃除しなくても損にならないよなとか笑、
この人に会って利益になるかなあとか、
楽器演奏してる時間があれば稼いだほうがいいよなとか…

まあスタートアップというのは頭から損益が離れないものらしいのですが、「有給のワーク」の思考が、気が付けば確かに生活の隅々まで沁み込んでしまっていることに気づきます。

これはいかん、と反省しまして、1日の中に必ず他の3種のワークの時間を取るようにしたんです。

「趣味のワーク」も必ずやる。
「生活ワーク(掃除やアイロンなど)」の時間をしっかり取る。
「ギフトワーク」も毎日必ず最低数十分はやる。

で、実践結果。

これは、確かに、いいです。人生が輝く感じ!
自分の身の回りのことにちゃんと意識が行き届く。
社会との関わり合いも、良くなった感じがします。
自分のこともちゃんとケア出来ているとも感じられる。

そして、それらに時間を割いたところで、結局仕事の生産性も下がらなかった。気分転換とか、仕事の切り替えとか、心の持ちようとか、そういうのが大切よね、ということかと。

稼ぐための仕事一辺倒になりがちで、かつそうなるとストレスや焦りも高まっていき、いっそう仕事一辺倒になっていく…という悪循環を止められる。

そんなわけで、石山先生たちに感謝をするとともに、この考え方、皆さんにも知ってもらいたいなと思ったわけでした。

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