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研究はオリジナリティが大事だけど、「伝える力」ももちろん大事

皆さんこんにちは!今日は↓についてです。

専門が違う人に自分の研究をプレゼンして評価してもらう機会だったのですが、うまくいかなかったというか、勉強になることが多くありました。

研究はやっぱり「オリジナリティ」が大事だけど、それと同じくらい、「伝える力」が大事だと気付きました。

※ボコボコにされたとか書いていますが、指導いただいた先生はとても良い方で、勉強になることがたくさんありました。その先生を批判しているわけではありません。

1年に一度の面談

自分が所属している大学院では、自分の指導教員以外で、同じ専攻に所属している教員に自分の修士研究についてプレゼンし、修士研究の進捗について評価いただく面談があります。

1年に1度あり、修士1年時の年末付近と、修士2年時の夏の終わり付近に実施されます。毎年時期はふんわりしていますが、研究の進捗からか、修士1年時の方が時期が遅いです。修士2年時には夏終わりくらいには面談を行わないとそこでうけたフィードバックを修士論文に取り組むことはできないですね。

研究のオリジナリティ

研究で大事なことと言えばオリジナリティだと思います。卒業研究は1年間という短い期間で行うのでもしかしたら完全にオリジナリティを出すことは難しいかもしれませんが、修士研究は2年間時間を使えるのでオリジナリティを求められます。

ただ、修士課程の学生は指導教員から研究テーマを与えられることも多いので、自分で0から考えて研究をしている人は多くはないのかもしれません。自分が所属している研究室はそんな感じです。


研究についての資料作成

何回か研究についてのnoteも書いているのですが、学会発表をかなりさせてもらっていたり、指導教員とも進捗報告などで修士研究の進捗をまとめたりしていたので発表資料などを作成するのはそこまで大変ではありませんでした。

結果として、それが落とし穴になっていたかもしれません。

資料の内容をざっくり言うと、研究の背景、目的、研究内容、今後の予定、といった感じです。

学会発表と異なる部分

これは、面談の担当教員の専門がまったく異なる、という部分でした。学会発表だと、僕が参加する学会で質疑応答などディスカッションを行う場合は大体ロボットに関わっている方々で、研究背景など共通の認識を持っていることが多いです。

その中で、「こういう現状がありますよね、それを踏まえて僕の研究はここが新しいんです。」みたいな話をしたりすることができます。


伝える力

専門が違う先生に対しては、研究背景から丁寧に説明し、背景・目的・オリジナリティなどはそのプレゼン内で共通認識を作らなければなりません。

研究内容に関しては、オリジナリティの先に、こういうところをこういう部分までできました。という進捗を報告する形だったのでなおさらそうだと思いました。(学会発表だと1つのトピックに関してプレゼンするイメージ、進捗報告は大きい枠組みでここまでできました、とするイメージ)

また、そこで共通認識を作れなかった場合、というより作れない場合が多いと思いますが、質疑応答でもオリジナリティ含む背景部分などに集中します。研究内容の詳細の部分はわからないことが多いというのもあると思います。

今回、自分の場合は研究内容についての報告がメインの形になってしまい、背景やオリジナリティの部分が疎かになってしまいました。また、質疑応答でもうまく対応することができなかったです。

一様に「伝える力」と言っていますが、シチュエーション、プレゼン相手などによって適切なプレゼンを行い、伝えることが大事だと感じました。

就職活動でもいえること

大学院生の就職活動は、その過程で研究についてプレゼンをすることもあるかと思います。その際も、面接官は自分と専門が一緒とは限りません。

実際に僕もそのような機会があって、研究内容についても低レイヤーというか、研究内容の前提の質疑応答になったりしました。

ということで、これから修論をまとめる際や、仕事に就いた以降も、内容に加えて、伝え方についても頑張っていこうと思います!



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