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俺は不死身の杉元だ。にシビレた、映画『ゴールデンカムイ』

映画 『ゴールデンカムイ』を観ました。


 北海道を舞台に、アイヌ民族から奪われた巨大埋蔵金をねらう、主人公の杉元佐一(山﨑賢人さん)と杉元をヒグマから助け、行動をともにするようになったアイヌの民アシリパ(山田杏柰さん)など、その他超個性的な面々がしのぎをけずります。


明治末期 アイヌの金塊を強奪した通称のっぺらぼうが収監され、そこの囚人24人の体に金塊の隠した場所のありかを示した刺青をほり、彼らを脱獄させたことから始まります。

その24人の脱獄犯を杉元&アシリパや、鶴見中尉、土方歳三(舘ひろしさん)らが追います



けっこう出てくる人物たちが、一癖も二癖もある強者ぞろいで、たとえて言うなら灰汁を取り忘れた闇鍋みたいな感覚でした。



そのなかでも印象深かったのが、後藤(マキタスポーツさん)、鶴見中尉(玉木宏さん)、白石脱獄犯(矢本悠馬さん)です。



鶴見中尉は以前戦争で 頭にダメージを負ったせいか 興奮すると髄液みたいなのが頭からタラーッとでてくるし、白石の場面になるとなぜか時折 コメディ調になるし、後藤に関しては冒頭で終わります。



でもなぜかマキタスポーツさんの演技力なのか、冒頭だけですでに引きこまれた自分がいました。(よくも悪くも後藤のおかげで、杉元は埋蔵金に首をつっこむことになります)



ひとつ思ったことがあります。


『ゴールデンカムイ』が『キングダム』よりも、なぜか血生臭さを感じたのです。
人の多さは圧倒的に『キングダム』の方が多いにもかかわらずにです。



なんでだろう?と思いました。



なんとなくですが、舞台が北海道、
そして白銀の地。



白の風景が、モノクロの世界が
血生臭さを浮き彫りにしてるのではないかと
思いました。



この作品は映画館でぜひ観てほしいです。



あなたにも「オソマ」で大笑いしてほしいです😁




ここまでお読みいただきまして ありがとうございました。

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