ラインをむすぶということ。
古代において隠され消された神がいる――
その神にスポットを当てて天岩戸のようにおもてに引き出そうとするうごきがみられます。
隠れるべくして隠れているこのくにの古層において〈ゆらぎ〉であり〈あそび〉であった古代の神々をもういちどおおやけのもとにライトアップすることで原始のエネルギーの胎動をふたたびとりもどしたいというおもいもよくわかります。
しかし、隠されたとされる神を追ってしらみつぶしにその関連の神社を追いかけることは、かえって隠そうと意図したものの術中にはまるのではな