中川 泰郎 / Nakgawa Tairo

|ライター & 実務翻訳| [lifework] 温泉と喫茶店と神社巡り …

中川 泰郎 / Nakgawa Tairo

|ライター & 実務翻訳| [lifework] 温泉と喫茶店と神社巡り [major] 『赤毛のアン』好きが高じてカナダ人教授のいた立命館大学英米文学専攻へ 専門はジェンダー論と文芸批評 [professional] ライター(介護・福祉・医療など専門記事) & 英語翻訳

最近の記事

「オーラが見える」霊感よりも大切な、幸せになるための霊能者による癒やしの方法

世の中、大なり小なり霊感のある人は多いものの、霊能力を持つ者は少ない。 霊感と霊能者。 似て非なる見えない世界における才能であり、そこを混同するとなかなか生きづらいことになる。 霊感にも種類がある『見える』霊感の力はほんの一部 いろいろな角度から見ることができるが、霊感は受け身であって霊能力は能動性が強いということができる。 一般に霊感というと「オーラが見える」「幽霊が見える」「未来をイメージできる」といったように、視覚的な感覚と思われていることが多い。 しかし、

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    • 前世や過去世がわかっても人生にはほぼ役に立たないという話。

      この世には前世が織田信長だったりマリー・アントワネットだったと言う人がごまんと存在します。 真偽のほどは別として前世が偉人や有名人だったりするとなんだか嬉しくなるのも人の心というものかもしれません。 あなたの前世は戦国武将!?ただ奇跡的にここ数十年、戦争や飢餓や貧困が少ない時代になっているのは現代人の幸せだといえるでしょう。 人類の歴史を振り返ると大半が貧しさに喘いだり、戦争で殺されたりという期間のほうが長いからです。 そう考えると本来前世や過去世のほとんどは苦しく嫌

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      • 聖地に一生行かなくてもご利益をいただく方法

        「あんたが高野山行ってきてから、元気になった」 と母に言われた。 なぜか高野山だけが気になるようで7月下旬に紀伊半島を縦断したうち、高野山の奥之院にも巡拝した。 旅から帰ってから、何カ所も廻ったものの、母は高野山の話だけ聞きたがるので不思議な感じがしていた。 もともと母はカンの鋭い人で、3年ほど前、熊野本宮に行ったときもいただいて帰った熊野牛王符を玄関に貼ってしばらくしてから同じようなことを話していたので印象に残っている。 奥之院では授与所の前を通りかかって気になっ

        • あなたの人生も〈生霊〉によってやさしさを広げてみませんか?

          スピリチュアルの本質をざっくりというと〈愛〉と〈気づき〉に尽きると思う。 ただ、愛することってみんな常識や理性が邪魔をして素直に表現ができない。 気づきも同じで、気づいていても知らない間に習慣や思い込みで気づいていないふりをしたりする。 〈愛〉とかという言葉を持ち出すとスピリチュアルバンザイの人たちは途端にうさんくささを感じるかもしれないけれど、話は簡単で身近な人からやさしくしていこうとか思いを捧げていこうとかいうことだと思う。 黙祷は愛を広げるシンプルな方法日本に限

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          ヒーラーや占い師に”小物感”な人たちが増えた3つの理由

          いわゆる秘儀や霊的修行がどんどん身近なものになっている現代、ヒーラーや占い師を量産しようという動きも続いている。 ネットの世界でもある程度のところでセミナー講師をしようというのはありがちだが、やはりセミナーというのは集客と収入、自身のコミュニティを作るのに適しているからだろうか。 秘密が開かれたのは正解か かつて、スピリチュアルな世界に近づこうとすれば宗教のなかで修行をしたり、霊能者のもとで教えを乞うというのが通例だった。 一般社会とは離れた世界がヒーラーであり祈祷師

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          心霊スポットとパワースポットは分けられるのか。

          神社巡りをしているうちに心霊スポットにも興味を抱くようになった。 といっても、肝試しのように心霊スポットに出かける訳ではなく、明るい昼間に行くのである。 心霊スポットにわざわざ行くという人たちがあるようだが、どうしてなのかよくわからない。 しかも、暗くなるのを待って出かけるのも、蛮勇なのか見えないものへの感性のネジが外れているのか、わからない。 ただ、怖いもの見たさというのは誰にせよ多少は持ち合わせているだろうから、怖いと言いながら指の隙間から対象を見つめてしまう心理

          心霊スポットとパワースポットは分けられるのか。

          ラインをむすぶということ。

          古代において隠され消された神がいる―― その神にスポットを当てて天岩戸のようにおもてに引き出そうとするうごきがみられます。 隠れるべくして隠れているこのくにの古層において〈ゆらぎ〉であり〈あそび〉であった古代の神々をもういちどおおやけのもとにライトアップすることで原始のエネルギーの胎動をふたたびとりもどしたいというおもいもよくわかります。 しかし、隠されたとされる神を追ってしらみつぶしにその関連の神社を追いかけることは、かえって隠そうと意図したものの術中にはまるのではな

          ラインをむすぶということ。

          「二十歳まで生きられない」と言われた親友が逝った話[1]

          「二十歳まで生きられない」と言われた親友が逝った話[1] #親友 #病気 #医学 #文通 #趣味 #ジェンダー #フェミニズム #文学 #中山可穂  #たいろーぐ #エッセイ #ブログ

          「二十歳まで生きられない」と言われた親友が逝った話[1]

          40代と「中年の危機」あるいは幼稚園児の心で描く未来

          40代になって、色々と自分の人生を振り返ることが多くなった。 これまでの生き方に後悔はないのだが、人生の折り返し地点に来ていると感じて残りの人生を考えたり、これまで培ってきた知識やスキル、経験などが古くなっているのではないか、今後の人生を生き切るにはマッチしないのではないかなど、ついあれこれと立ち止まることが増えた。 親のライフステージは人生の教科書子どもの頃から「人生は70歳まで」という目標で生きると決めていた。 祖父母と同居していたこともあって、人が年を重ねていくこ

          40代と「中年の危機」あるいは幼稚園児の心で描く未来

          岡本太郎の大きさを感じる一瞬の出来事|岡本敏子さんの思い出

          岡本太郎の養女だった最晩年の岡本敏子さんと、忘れられない思い出がある。 人生に迷う時代に熱中した岡本太郎大学生の頃、たまたま書店で出会った岡本太郎の本。 みすず書房『岡本太郎の本』シリーズの「呪術誕生」や、青春文庫「自分の中に毒を持て」などは何度読み返しただろうか。 自分というものがまだ確立せず、何者かもわからない20代前半にあって、「危険なことにこそ飛び込んでいくべき」と繰り返し訴えかける岡本太郎の言葉は、とても鮮烈だった。 青山のアトリエを利用した岡本太郎記念館や

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          アフターコロナのためのエチュード#06

          申の刻下がりからふり出した雨は、いまだに上るけしきがない。 そこで、下人は、何をおいても差当り明日の暮しをどうにかしようとして――云わばどうにもならない事を、どうにかしようとして、とりとめもない考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。 芥川龍之介「羅生門」

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          アフターコロナのためのエチュード#05

          ”いや、どこにも行きたくないと同じ場所に留まっている自分の一部があるのかもしれないし、すでに別の一部はすっかり未来に飛んでいってしまっているのかもしれない。”

          アフターコロナのためのエチュード#05

          アフターコロナのためのエチュード #04

          ”県外への移動は自粛、県外からの移動は歓迎”

          アフターコロナのためのエチュード #04

          アフターコロナのためのエチュード #03

          「変」っていうのは、 「おかしい」つまり「ズレてる」 ということと 逆に 「合う」ということも 変なんです。 大自然界というものは 「合う」ものなんかないわけです。 みんな平行してある種流れているんです。 それが「合った」ということは 「おかしい」んです。 やっぱり、 「変」なんです。 #桂枝雀 #緊張の緩和理論 #笑い #落語

          アフターコロナのためのエチュード #03

          アフターコロナのためのエチュード #02

          「狂人走不狂人走」 - 狂人走れば不狂人も走る - 清巌宗渭禅師 (一人の狂人が走り出せば、狂人でない人々も釣られて走り出す)

          アフターコロナのためのエチュード #02

          アフターコロナのためのエチュード 200928 #01

          「インフルエンザをとめたければ、文明が組織する戦争をやめるしかない。 科学にたいする信仰のもとで、そのうち薬ができるだろうと希望をもつこともできるでしょう。 でも、それは薬物を投与しながら戦争への動員をつづけるということにすぎない。 もともと近代医学は、軍隊のための医学という面があります。」 (『思想としての〈新型コロナウイルス禍〉』(河出書房新社編集部 著)より)

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